お知らせ
第28回日本心血管内分泌代謝学会学術総会が開催され、当教室からは3演題の発表があるとともに、田村功一主任教授が高峰譲吉賞を受賞されました!
2024.12.10
第28回日本心血管内分泌代謝学会学術総会(福岡)が12月7日に開催されました。
当教室からは、一般口演1演題とポスター2演題の発表があるとともに、田村功一主任教授が高峰譲吉賞を受賞されました。
高峰譲吉賞は1997年より開始された日本心血管内分泌代謝学会の最高褒章であり、「心血管内分泌代謝学の分野において卓越した業績を有する指導的研究者」が毎年1名表彰されています。
田村功一主任教授はこれまでの研究業績と当該分野に対する貢献が認められ、今回、第28回高峰譲吉賞の受賞者となられました。
誠におめでとうございます!
高峰譲吉賞:
心腎代謝連関病の統合的理解と包括的治療戦略探求
田村 功一
一般口演:
高コレステロール血症を合併しない治療抵抗性末梢動脈疾患に対する LDL アフェレシス療法はABI と QOL を改善させる
石賀 浩平
ポスター:
カプトプリル負荷試験後のアルドステロン・レニン比と臓器障害リスクとの関連性の検討
藤原 直樹
糖尿病関連腎臓病における組織レニン・アンジオテンシン系とエネルギー代謝障害の関連性
小豆島 健護
第28回日本心血管内分泌代謝学会学術総会 WEBサイト: https://cvem2024.com/
高峰譲吉賞受賞講演を行う田村功一主任教授
高峰譲吉賞を受賞される田村功一主任教授
一般口演を行う石賀浩平大学院生
ポスター発表を行う藤原直樹大学院生
ポスター発表を行う小豆島健護助教
また来年、第29回日本心血管内分泌代謝学会学術総会(2025年9月27日-28日、横浜)は、当教室の田村 功一 主任教授が大会長となり開催されます(副大会長:石上 友章 診療教授(循環器内科)、事務局長:小豆島 健護 助教)!
皆様、積極的な演題応募を含めまして奮ってご参加いただけますよう、よろしくお願いいたします!
当教室からは、一般口演1演題とポスター2演題の発表があるとともに、田村功一主任教授が高峰譲吉賞を受賞されました。
高峰譲吉賞は1997年より開始された日本心血管内分泌代謝学会の最高褒章であり、「心血管内分泌代謝学の分野において卓越した業績を有する指導的研究者」が毎年1名表彰されています。
田村功一主任教授はこれまでの研究業績と当該分野に対する貢献が認められ、今回、第28回高峰譲吉賞の受賞者となられました。
誠におめでとうございます!
高峰譲吉賞:
心腎代謝連関病の統合的理解と包括的治療戦略探求
田村 功一
一般口演:
高コレステロール血症を合併しない治療抵抗性末梢動脈疾患に対する LDL アフェレシス療法はABI と QOL を改善させる
石賀 浩平
ポスター:
カプトプリル負荷試験後のアルドステロン・レニン比と臓器障害リスクとの関連性の検討
藤原 直樹
糖尿病関連腎臓病における組織レニン・アンジオテンシン系とエネルギー代謝障害の関連性
小豆島 健護
第28回日本心血管内分泌代謝学会学術総会 WEBサイト: https://cvem2024.com/
高峰譲吉賞受賞講演を行う田村功一主任教授
高峰譲吉賞を受賞される田村功一主任教授
一般口演を行う石賀浩平大学院生
ポスター発表を行う藤原直樹大学院生
ポスター発表を行う小豆島健護助教
また来年、第29回日本心血管内分泌代謝学会学術総会(2025年9月27日-28日、横浜)は、当教室の田村 功一 主任教授が大会長となり開催されます(副大会長:石上 友章 診療教授(循環器内科)、事務局長:小豆島 健護 助教)!
皆様、積極的な演題応募を含めまして奮ってご参加いただけますよう、よろしくお願いいたします!
藤原直樹医師、土師達也助教らの原発性アルドステロン症の大規模レジストリを用いた報告がHypertensionResearch誌に掲載されました
2024.11.30
2021年に血清アルドステロン濃度、血漿レニン活性の測定方法がRIA法からCLEIA法に変わったことから2021年に改訂された原発性アルドステロン症診療ガイドライン2021(日本内分泌学会監修、日本高血圧学会連携)では機能確認検査であるカプトプリル試験において境界域(暫定陽性群)が設定されました。
しかし、境界域における患者の臓器障害の程度の検討はなされておりませんでした。
循環器・腎臓・高血圧内科学 / 病態制御内科学教室 の藤原直樹医師(博士課程3年)、土師達也助教、涌井広道准教授、田村功一主任教授らは、横浜市立大学附属病院・横浜市立大学附属市民総合医療センターも参加している原発性アルドステロン症の大規模レジストリであるJPAS-II(Japan Primary Aldosteronism in Study-II)を用いて、境界域群の臓器障害の程度を確定陽性群、陰性群と比較検討しました。
境界域群における臓器障害は確定陽性群より陰性群に近い結果となり確定陽性群は境界域群と比較し有意に高い臓器障害リスクを認めました。
血圧のコントロールに要する薬剤数も確定陽性群、境界域群、陰性群の順に多い結果となり確定陽性群と境界域群を区別することは理に適った結果となりました。
また、血清アルドステロン濃度/血漿レニン活性比(ARR)の値によって患者を四分位に分け検討したところ、ARRの値が増すほど臓器障害リスクは有意差を持って増大することがわかりました。
本研究の結果から、境界域群を確定陽性群と区別することは必要でありながら、境界域群の性質は陰性群とも必ずしも一致するわけではなくARR値の上昇が臓器障害リスクの増大と関連することが示唆されました。
本研究成果は「HypertensionResearch」誌に発表されました(2024年9月29日電子掲載)。
論文情報
タイトル: Differences in target organ damage between captopril challenge test-defined definitive-positive and borderline-range groups among patients with primary aldosteronism
著者: Naoki Fujiwara, Tatsuya Haze, Hiromichi Wakui, Kouichi Tamura, Mika Tsuiki, Kohei Kamemura, Daisuke Taura, Takamasa Ichijo, Yutaka Takahashi, Minemori Watanabe, Hiroki Kobayashi, Kenichi Yokota, Toshifumi Nakamura, Shoichiro Izawa, Norio Wada, Tetsuya Yamada, Mitsuhide Naruse, Masakatsu Sone, JPAS II study group
DOI: https://doi.org/10.1038/s41440-024-01943-w
しかし、境界域における患者の臓器障害の程度の検討はなされておりませんでした。
循環器・腎臓・高血圧内科学 / 病態制御内科学教室 の藤原直樹医師(博士課程3年)、土師達也助教、涌井広道准教授、田村功一主任教授らは、横浜市立大学附属病院・横浜市立大学附属市民総合医療センターも参加している原発性アルドステロン症の大規模レジストリであるJPAS-II(Japan Primary Aldosteronism in Study-II)を用いて、境界域群の臓器障害の程度を確定陽性群、陰性群と比較検討しました。
境界域群における臓器障害は確定陽性群より陰性群に近い結果となり確定陽性群は境界域群と比較し有意に高い臓器障害リスクを認めました。
血圧のコントロールに要する薬剤数も確定陽性群、境界域群、陰性群の順に多い結果となり確定陽性群と境界域群を区別することは理に適った結果となりました。
また、血清アルドステロン濃度/血漿レニン活性比(ARR)の値によって患者を四分位に分け検討したところ、ARRの値が増すほど臓器障害リスクは有意差を持って増大することがわかりました。
本研究の結果から、境界域群を確定陽性群と区別することは必要でありながら、境界域群の性質は陰性群とも必ずしも一致するわけではなくARR値の上昇が臓器障害リスクの増大と関連することが示唆されました。
本研究成果は「HypertensionResearch」誌に発表されました(2024年9月29日電子掲載)。
論文情報
タイトル: Differences in target organ damage between captopril challenge test-defined definitive-positive and borderline-range groups among patients with primary aldosteronism
著者: Naoki Fujiwara, Tatsuya Haze, Hiromichi Wakui, Kouichi Tamura, Mika Tsuiki, Kohei Kamemura, Daisuke Taura, Takamasa Ichijo, Yutaka Takahashi, Minemori Watanabe, Hiroki Kobayashi, Kenichi Yokota, Toshifumi Nakamura, Shoichiro Izawa, Norio Wada, Tetsuya Yamada, Mitsuhide Naruse, Masakatsu Sone, JPAS II study group
DOI: https://doi.org/10.1038/s41440-024-01943-w
第30回日本腹膜透析医学会 学術集会・総会が2024年11月16日(土)・17日(日)に福岡国際会議場にて開催され、浦手進吾先生が優秀演題賞を受賞しました!
2024.11.18
第30回日本腹膜透析医学会 学術集会・総会(大会長:小倉記念病院副院長 腎臓内科主任部長 金井 英俊先生)が2024年11月16日(土)・17日(日)に福岡国際会議場にて開催され、当教室からも多くの発表がありました。
本会の主題は「情熱Passion&多様性Diversity」ということで、医師・看護師・臨床工学技士・栄養士・薬剤師・介護士・ ソーシャルワーカー・理学療法士・行政など腹膜透析医療に関連する全ての職種の方々が参加し、活発な討論がなされる情熱的な学会でした。
また、日本赤十字社医療センター腎臓内科の浦手進吾先生が優秀演題賞を受賞されました。
おめでとうございます!
《優秀演題》
浦手進吾「当院10年間の非結核性抗酸菌による腹膜透析関連感染症の検討」
《口演》
小林 竜 「横浜市立大学における腎代替療法選択外来の変革が腹膜透析選択に与える影響についての検討」
小林 竜 「介護者の急逝に伴う治療プラン見直しを余儀なくされたアシストPDの一例」
《ポスター》
安部えりこ「フレイルPD患者に呈した難治性腹膜炎に対して医療連携を行い奏功した一例」
池上 充「当院における腹圧上昇に起因するPDトラブル5例の検討」
中山 泉「当院で腹膜透析離脱後に再導入した7症例の検討」
牧内 睦美「Mycobacterium fortuitumによる腹膜透析関連腹膜炎を発症し、早期のカテーテル抜去を行なった 1例」
写真:口演を行う浦手進吾先生(日本赤十字社医療センター 腎臓内科)
写真:ポスター発表を行う安部えりこ先生
(横浜市立大学附属病院 腎臓・高血圧内科、※現所属は済生会横浜市南部病院 腎臓高血圧内科)
本会の主題は「情熱Passion&多様性Diversity」ということで、医師・看護師・臨床工学技士・栄養士・薬剤師・介護士・ ソーシャルワーカー・理学療法士・行政など腹膜透析医療に関連する全ての職種の方々が参加し、活発な討論がなされる情熱的な学会でした。
また、日本赤十字社医療センター腎臓内科の浦手進吾先生が優秀演題賞を受賞されました。
おめでとうございます!
《優秀演題》
浦手進吾「当院10年間の非結核性抗酸菌による腹膜透析関連感染症の検討」
《口演》
小林 竜 「横浜市立大学における腎代替療法選択外来の変革が腹膜透析選択に与える影響についての検討」
小林 竜 「介護者の急逝に伴う治療プラン見直しを余儀なくされたアシストPDの一例」
《ポスター》
安部えりこ「フレイルPD患者に呈した難治性腹膜炎に対して医療連携を行い奏功した一例」
池上 充「当院における腹圧上昇に起因するPDトラブル5例の検討」
中山 泉「当院で腹膜透析離脱後に再導入した7症例の検討」
牧内 睦美「Mycobacterium fortuitumによる腹膜透析関連腹膜炎を発症し、早期のカテーテル抜去を行なった 1例」
写真:口演を行う浦手進吾先生(日本赤十字社医療センター 腎臓内科)
写真:ポスター発表を行う安部えりこ先生
(横浜市立大学附属病院 腎臓・高血圧内科、※現所属は済生会横浜市南部病院 腎臓高血圧内科)
第46回日本高血圧学会総会にて、塚本俊一郎助教がYoung Investigator’s Award(YIA)最優秀賞、石賀浩平大学院生(博士課程3年)がYoung Investigator’s Award(YIA)優秀賞をそれぞれ受賞しました
2024.11.15
10月12-14日に福岡国際会議場で開催されました第46回日本高血圧学会学術総会において、塚本俊一郎助教がYoung Investigator’s Award(YIA)最優秀賞、石賀浩平大学院生(博士課程3年)がYoung Investigator’s Award(YIA)優秀賞をそれぞれ受賞しました。
YIAは、独創的な研究の奨励と若手研究者の育成を目的に、国内外の雑誌で査読を経て掲載された論文の著者で、将来さらに発展が期待される40歳未満の研究者に対し与えられる賞です。
今回、当教室が最優秀賞、優秀賞を独占するという史上初の快挙となりました。
第46回日本高血圧学会学術総会での授賞式
(中央左:石賀先生、中央右:塚本先生)
YIAは、独創的な研究の奨励と若手研究者の育成を目的に、国内外の雑誌で査読を経て掲載された論文の著者で、将来さらに発展が期待される40歳未満の研究者に対し与えられる賞です。
今回、当教室が最優秀賞、優秀賞を独占するという史上初の快挙となりました。
第46回日本高血圧学会学術総会での授賞式
(中央左:石賀先生、中央右:塚本先生)
小豆島健護助教が公益財団法人「武田科学振興財団」の2024年度医学系研究助成の交付対象者に選出されました!
2024.11.14
小豆島健護助教が公益財団法人「武田科学振興財団」の2024年度医学系研究助成の交付対象者に選出されました。
武田科学振興財団は、「科学技術の研究を助成振興し、科学技術思想の普及を図り、もって我が国の科学技術および文化の向上発展に寄与する」ことを目的とし、武田薬品工業株式会社からの寄付を基金として昭和38年(1963年)に財団法人として設立されました。
そして、これまでに累計11,289件、計413億円の研究助成を行ってきた伝統のある公益財団法人です。
11月12日に2024年度研究助成金贈呈式が開催されました。
今年度の選考では、全26領域に渡って専門の審査員が厳正なる審査を行い、採択率は27%と狭き門の中、小豆島健護助教の研究課題は「医学系研究助成(基礎)」の領域において採択されました。
おめでとうございます!
武田科学振興財団 WEBサイト: https://www.takeda-sci.or.jp/
武田科学振興財団は、「科学技術の研究を助成振興し、科学技術思想の普及を図り、もって我が国の科学技術および文化の向上発展に寄与する」ことを目的とし、武田薬品工業株式会社からの寄付を基金として昭和38年(1963年)に財団法人として設立されました。
そして、これまでに累計11,289件、計413億円の研究助成を行ってきた伝統のある公益財団法人です。
11月12日に2024年度研究助成金贈呈式が開催されました。
今年度の選考では、全26領域に渡って専門の審査員が厳正なる審査を行い、採択率は27%と狭き門の中、小豆島健護助教の研究課題は「医学系研究助成(基礎)」の領域において採択されました。
おめでとうございます!
武田科学振興財団 WEBサイト: https://www.takeda-sci.or.jp/
ASN Kidney Week2024 (2024年10月23日~27日、アメリカ合衆国 サンディエゴ)が開催され、当教室から多数の発表が行われました。
2024.11.12
2024年10月23日から27日にかけてアメリカ合衆国のカルフォルニア州サンディエゴにて米国腎臓学会(ASN)が主催する「ASN Kidney Week 2024」が開催され、当教室からは5演題の発表がありました。
会場では各国からの参加者が活発な議論を行い、とても盛況でした。
(口演発表)
Activation of the Skin Renin-Angiotensin System Exacerbates Angiotensin II-Induced Hypertension via Skin Vasoconstriction
田口慎也
(ポスター発表)
Effects of Sodium Zirconium Cyclosilicate on Quality of Life in Patients Undergoing Hemodialysis with Hyperkalemia: Design and Rationale of the Y-QOL study
涌井広道
Associations between Renin-Angiotensin System and Abnormal Renal Energy Metabolism in a Mouse Model of Diabetes Kidney Disease
小豆島健護
Comparison between Sacubitril-Valsartan and Thiazide Diuretics among Patients with Uncontrolled Hypertension in Japan
小林一雄
Leucine-Rich Alpha-2-Glycoprotein 1 Deficiency Suppresses Ischemia-Reperfusion Injury-Induced Renal Fibrosis
大上尚仁
会場では各国からの参加者が活発な議論を行い、とても盛況でした。
(口演発表)
Activation of the Skin Renin-Angiotensin System Exacerbates Angiotensin II-Induced Hypertension via Skin Vasoconstriction
田口慎也
(ポスター発表)
Effects of Sodium Zirconium Cyclosilicate on Quality of Life in Patients Undergoing Hemodialysis with Hyperkalemia: Design and Rationale of the Y-QOL study
涌井広道
Associations between Renin-Angiotensin System and Abnormal Renal Energy Metabolism in a Mouse Model of Diabetes Kidney Disease
小豆島健護
Comparison between Sacubitril-Valsartan and Thiazide Diuretics among Patients with Uncontrolled Hypertension in Japan
小林一雄
Leucine-Rich Alpha-2-Glycoprotein 1 Deficiency Suppresses Ischemia-Reperfusion Injury-Induced Renal Fibrosis
大上尚仁
第107回神奈川腎研究会(大会長:田村功一主任教授)が2024年11月10日(日)に神奈川県総合医療会館7階ホールにて開催され、医学部5年生の佐藤 理紀さんが優秀演題賞を受賞しました!
2024.11.12
2024年11月10日(日)神奈川県総合医療会館7階ホールにおきまして、第107回神奈川腎研究会・第40回神奈川県透析施設連絡協議会 合同研究会が開催され、参加者は90名(会場参加 73名)と大変盛況で、活発な討論がなされました。
当教室からは、横浜市立大学医学部医学科 5年の佐藤 理紀さん(指導教員:小林 竜助教)が学生実習中に自身が受け持った症例を発表し、唯一の学生発表ながら優秀演題賞を受賞しました。
優秀演題賞は、世話人・顧問・会長の皆様が自施設以外の採点を行い、17演題のうち5人が受賞されました。
佐藤 理紀
演題名「薬剤誘発性リンパ球刺激試験が有用であった急性尿細管間質性腎炎の二例」
おめでとうございます!
写真1:演題発表する佐藤理紀さん
写真2.優秀演題賞授賞式
写真3.指導医 小林助教(写真左)、佐藤理紀さん(写真中央)、田村会長(写真右)
当教室からは、横浜市立大学医学部医学科 5年の佐藤 理紀さん(指導教員:小林 竜助教)が学生実習中に自身が受け持った症例を発表し、唯一の学生発表ながら優秀演題賞を受賞しました。
優秀演題賞は、世話人・顧問・会長の皆様が自施設以外の採点を行い、17演題のうち5人が受賞されました。
佐藤 理紀
演題名「薬剤誘発性リンパ球刺激試験が有用であった急性尿細管間質性腎炎の二例」
おめでとうございます!
写真1:演題発表する佐藤理紀さん
写真2.優秀演題賞授賞式
写真3.指導医 小林助教(写真左)、佐藤理紀さん(写真中央)、田村会長(写真右)
米国医学アカデミー会長Victor J. Dzau教授を招聘して2024年11月7日(木)-8日(金)の2日間にわたって開催される国際シンポジウム「ME-BYOサミット神奈川2024」において田村功一センター病院長が講演を行います
2024.10.29
2024年11月7日から8日にかけて『誰もが、その人らしく「いのち輝く」社会の実現に向けて」をテーマとして、国際シンポジウム「ME-BYOサミット神奈川2024」が開催されます。
国際シンポジウムでは、米国医学アカデミー会長Victor J. Dzau教授による講演をはじめとして未病対策からの健康長寿向上へ向けての盛り沢山の企画が予定されており、国際シンポジウムの様子はWEB配信されます。
そして、国際シンポジウム1日目(11/7木)の「セッション③未病改善を支える、科学技術と専門家のちから」では、未病・医療・介護の連携で、生活習慣から糖尿病、そしてフレイルから認知症をターゲットとする重要性と、科学技術の活用について議論します。
そして、田村功一センター病院長も登壇して、今は国内で2000万人(成人5人に一人)に増加して大きな脅威となっている慢性腎臓病対策の重要性を念頭においての「腎臓を起点とした心腎代謝連関制御」について講演する予定です。
(国際シンポジウム「ME-BYOサミット神奈川2024」WEBサイトから)
横浜市立大学附属市民総合医療センター田村功一病院長について:超高齢化社会への進展により増加しつつある心腎代謝連関病領域の専門医として、心腎代謝連関病の病態機序の解明、包括的治療戦略の研究に従事。
日本腎臓学会、日本高血圧学会、日本心血管内分泌代謝学会などの役員・委員、診療ガイドライン作成委員を担当。
日本心血管内分泌代謝学会高峰譲吉研究奨励賞、神奈川県医師会・医学会 川口賞など受賞。
神奈川県透析コロナ患者入院調整システム(透析版KINTONE)の立ち上げからの構築・運用にも協力。
慢性腎臓病(CKD)対策においては、神奈川県慢性腎臓病(CKD)診療連携構築協議会会長、神奈川県透析施設連絡協議会理事、神奈川県慢性腎臓病(CKD)対策連絡協議会構成員、神奈川腎研究会第8代会長、横浜慢性腎臓病(CKD)対策協議会会長、横浜CKD連携協議会(代表世話人)として活動。
横浜国立大学客員教授としてJST共創の場形成支援プログラム(COI-NEXT)「健歩快働”をまちごと科学するイノベーティブ新湘南共創拠点」に副プロジェクトリーダーとして参画中。
国際シンポジウム「ME-BYOサミット神奈川2024」WEBサイト(WEB参加受付中): https://me-byo-summit2024-kanagawa.jp/
国際シンポジウム「ME-BYOサミット神奈川2024」後援団体:内閣府、文部科学省、厚生労働省、農林水産省、経済産業省、公益社団法人日本医師会、公益社団法人神奈川県医師会、公益社団法人神奈川県歯科医師会、一般財団法人バイオインダストリー協会、健康長寿産業連合会、健康経営会議実行委員会、神奈川新聞社、読売新聞横浜支局、tvk
国際シンポジウムでは、米国医学アカデミー会長Victor J. Dzau教授による講演をはじめとして未病対策からの健康長寿向上へ向けての盛り沢山の企画が予定されており、国際シンポジウムの様子はWEB配信されます。
そして、国際シンポジウム1日目(11/7木)の「セッション③未病改善を支える、科学技術と専門家のちから」では、未病・医療・介護の連携で、生活習慣から糖尿病、そしてフレイルから認知症をターゲットとする重要性と、科学技術の活用について議論します。
そして、田村功一センター病院長も登壇して、今は国内で2000万人(成人5人に一人)に増加して大きな脅威となっている慢性腎臓病対策の重要性を念頭においての「腎臓を起点とした心腎代謝連関制御」について講演する予定です。
(国際シンポジウム「ME-BYOサミット神奈川2024」WEBサイトから)
横浜市立大学附属市民総合医療センター田村功一病院長について:超高齢化社会への進展により増加しつつある心腎代謝連関病領域の専門医として、心腎代謝連関病の病態機序の解明、包括的治療戦略の研究に従事。
日本腎臓学会、日本高血圧学会、日本心血管内分泌代謝学会などの役員・委員、診療ガイドライン作成委員を担当。
日本心血管内分泌代謝学会高峰譲吉研究奨励賞、神奈川県医師会・医学会 川口賞など受賞。
神奈川県透析コロナ患者入院調整システム(透析版KINTONE)の立ち上げからの構築・運用にも協力。
慢性腎臓病(CKD)対策においては、神奈川県慢性腎臓病(CKD)診療連携構築協議会会長、神奈川県透析施設連絡協議会理事、神奈川県慢性腎臓病(CKD)対策連絡協議会構成員、神奈川腎研究会第8代会長、横浜慢性腎臓病(CKD)対策協議会会長、横浜CKD連携協議会(代表世話人)として活動。
横浜国立大学客員教授としてJST共創の場形成支援プログラム(COI-NEXT)「健歩快働”をまちごと科学するイノベーティブ新湘南共創拠点」に副プロジェクトリーダーとして参画中。
国際シンポジウム「ME-BYOサミット神奈川2024」WEBサイト(WEB参加受付中): https://me-byo-summit2024-kanagawa.jp/
国際シンポジウム「ME-BYOサミット神奈川2024」後援団体:内閣府、文部科学省、厚生労働省、農林水産省、経済産業省、公益社団法人日本医師会、公益社団法人神奈川県医師会、公益社団法人神奈川県歯科医師会、一般財団法人バイオインダストリー協会、健康長寿産業連合会、健康経営会議実行委員会、神奈川新聞社、読売新聞横浜支局、tvk
第46回日本高血圧学会総会が、2024年10月12日~14日に福岡国際会議場にて開催され、当教室からも多くの発表が行われました。
2024.10.22
第46回日本高血圧学会総会(大会長:佐賀大学 医学部長 野出 孝一 教授)が、2024年10月12日・13日・14日に福岡国際会議場にて開催され、当教室からも多くの発表が行われました。
会場では非常に活発な議論が行われ、大変盛況でした。
1)司会
・シンポジウム1
「高血圧成因に関する多臓器連関」 涌井広道
・シンポジウム14
「細胞から個体へ〜恒常性維持における浸透圧調整機構のレジリエンス」 涌井広道
・シンポジウム16
「CKD(Cardio-Kidney-Diabetes)重症化予防への取り組みの現況と課題」 田村功一
・シンポジウム22
「知っていただきたい!実地医家はここまで活動している」 小林一雄
・シンポジウム28
「高血圧治療ガイドライン」 平和伸仁
・AMED・JSH合同シンポジウム 2
「通信デバイスを用いた高血圧・生活習慣病評価」 田村功一
・ディベート 5
「24 時間にわたる血圧管理を目指す」 田村功一
・スポンサードシンポジウム1
「カリウム管理の実践!〜心腎専門医と実地医家の共同戦略〜」 田村功一
・SHR賞最終選考 涌井広道
2)シンポジウム・企画セッション講演
・シンポジウム16:CKD(Cardio-Kidney-Diabetes)重症化予防への取り組みの現況と課題
小林一雄 「医師会での学術活動から高血圧重症化予防対策の取り組みの現状と課題」
・シンポジウム19:高血圧成因のUPDATE~基礎的研究の新展開
小豆島健護 「高血圧の新規成因としての皮膚組織レニン・アンジオテンシン系」
・シンポジウム20:これからの社会が求める医療ニーズに応えるための新しい高血圧専門医とは?
平和伸仁:高血圧専門医試験受験資格の変更について考える
・シンポジウム21:高血圧研究レジェンドと若手研究者の融合 (前半)
田口慎也 「皮膚組織レニン・アンジオテンシン系による新たな血圧制御機構の解明」
・シンポジウム25:J-DOME事業タスクフォース
小林一雄 「J-DOMEから、その先へ 神奈川県の挑戦」
・シンポジウム28:高血圧治療ガイドライン
平和伸仁 「JSH2019アンケート報告」
・シンポジウム30:大規模臨床試験をどのように個別化医療に応用するか?
涌井広道 「COVID-19パンデミック下での神奈川県内医療データ活用の実際」
・ランチョンセミナー
田村功一 「心腎代謝連関制御のための費用対効果を踏まえたフォシーガへの期待」
・公開抄読会 ディスカッサント 小豆島健護
・症例道場バトルDr. G 安倍大晴、藤村実穂、多々納拓弥
3)Late-breaking
石賀浩平 「サクビトリルバルサルタンの慢性腎臓病G4-5患者における診察室外血圧への有効性と安全性」
花岡正哲 「高血圧合併多発性嚢胞腎において、トルバプタン導入が24時間自由行動下血圧指標に与える影響の検討」
佐藤正平 「イヤフォン型デバイスによるカフレス血圧推定の臨床評価」
大上尚仁 「残腎慢性腎臓病モデルマウスにおける近位尿細管特異的ATRAP高発現の高血圧に対する効果」
4)Young Investigator’s Award (YIA)・Young Investigator's Promotion (YIP)
・YIA
最優秀賞 塚本俊一郎 「免疫細胞ATRAPの発現制御は血圧に影響せずに肥満病態を改善する」
優秀賞 石賀浩平 「高コレステロール血症を合併しない治療抵抗性末梢動脈疾患に対するLDLアフェレシス療法、ABIとQOLを改善させる(LETS-PAD study)」
・YIP
野村健太 「糖尿病関連腎臓病におけるレニン・アンジオテンシン系と腎エネルギー代謝障害の関連についての検討」
5)一般演題
・口演
福井宏和 「アデニン腎症CKDモデルラットにおける天然繊維由来抽出液Xの腎機能改善効果の検討」
小林一雄 「血圧管理不良高血圧患者におけるサクビトリルバルサルタン併用療法の安全性と有効性の検討」
渡邊佑樹 「サクビトリル・バルサルタン治療を行った加速型‐悪性高血圧8症例の検討」
・ポスター
古田里華 「AT1受容体結合因子の発現増強はアリストロキア酸腎症モデルマウスにおける腎臓の炎症を抑制する」
久保英佑 「遠位尿細管特異的ATRAP高発現マウスの作製とアンジオテンシン依存性高血圧への影響の検討」
大上尚仁 「ロイシンリッチα2-糖タンパク質1次欠損は虚血再灌流障害誘発腎線維症を抑制する」
藤原直樹 「原発性アルドステロン症患者のカプトプリル試験における確定陽性群と境界域群の標的臓器障害リスクの比較」
参考サイト 第46回日本高血圧学会総会: https://www.46jsh2024.org/
会場では非常に活発な議論が行われ、大変盛況でした。
1)司会
・シンポジウム1
「高血圧成因に関する多臓器連関」 涌井広道
・シンポジウム14
「細胞から個体へ〜恒常性維持における浸透圧調整機構のレジリエンス」 涌井広道
・シンポジウム16
「CKD(Cardio-Kidney-Diabetes)重症化予防への取り組みの現況と課題」 田村功一
・シンポジウム22
「知っていただきたい!実地医家はここまで活動している」 小林一雄
・シンポジウム28
「高血圧治療ガイドライン」 平和伸仁
・AMED・JSH合同シンポジウム 2
「通信デバイスを用いた高血圧・生活習慣病評価」 田村功一
・ディベート 5
「24 時間にわたる血圧管理を目指す」 田村功一
・スポンサードシンポジウム1
「カリウム管理の実践!〜心腎専門医と実地医家の共同戦略〜」 田村功一
・SHR賞最終選考 涌井広道
2)シンポジウム・企画セッション講演
・シンポジウム16:CKD(Cardio-Kidney-Diabetes)重症化予防への取り組みの現況と課題
小林一雄 「医師会での学術活動から高血圧重症化予防対策の取り組みの現状と課題」
・シンポジウム19:高血圧成因のUPDATE~基礎的研究の新展開
小豆島健護 「高血圧の新規成因としての皮膚組織レニン・アンジオテンシン系」
・シンポジウム20:これからの社会が求める医療ニーズに応えるための新しい高血圧専門医とは?
平和伸仁:高血圧専門医試験受験資格の変更について考える
・シンポジウム21:高血圧研究レジェンドと若手研究者の融合 (前半)
田口慎也 「皮膚組織レニン・アンジオテンシン系による新たな血圧制御機構の解明」
・シンポジウム25:J-DOME事業タスクフォース
小林一雄 「J-DOMEから、その先へ 神奈川県の挑戦」
・シンポジウム28:高血圧治療ガイドライン
平和伸仁 「JSH2019アンケート報告」
・シンポジウム30:大規模臨床試験をどのように個別化医療に応用するか?
涌井広道 「COVID-19パンデミック下での神奈川県内医療データ活用の実際」
・ランチョンセミナー
田村功一 「心腎代謝連関制御のための費用対効果を踏まえたフォシーガへの期待」
・公開抄読会 ディスカッサント 小豆島健護
・症例道場バトルDr. G 安倍大晴、藤村実穂、多々納拓弥
3)Late-breaking
石賀浩平 「サクビトリルバルサルタンの慢性腎臓病G4-5患者における診察室外血圧への有効性と安全性」
花岡正哲 「高血圧合併多発性嚢胞腎において、トルバプタン導入が24時間自由行動下血圧指標に与える影響の検討」
佐藤正平 「イヤフォン型デバイスによるカフレス血圧推定の臨床評価」
大上尚仁 「残腎慢性腎臓病モデルマウスにおける近位尿細管特異的ATRAP高発現の高血圧に対する効果」
4)Young Investigator’s Award (YIA)・Young Investigator's Promotion (YIP)
・YIA
最優秀賞 塚本俊一郎 「免疫細胞ATRAPの発現制御は血圧に影響せずに肥満病態を改善する」
優秀賞 石賀浩平 「高コレステロール血症を合併しない治療抵抗性末梢動脈疾患に対するLDLアフェレシス療法、ABIとQOLを改善させる(LETS-PAD study)」
・YIP
野村健太 「糖尿病関連腎臓病におけるレニン・アンジオテンシン系と腎エネルギー代謝障害の関連についての検討」
5)一般演題
・口演
福井宏和 「アデニン腎症CKDモデルラットにおける天然繊維由来抽出液Xの腎機能改善効果の検討」
小林一雄 「血圧管理不良高血圧患者におけるサクビトリルバルサルタン併用療法の安全性と有効性の検討」
渡邊佑樹 「サクビトリル・バルサルタン治療を行った加速型‐悪性高血圧8症例の検討」
・ポスター
古田里華 「AT1受容体結合因子の発現増強はアリストロキア酸腎症モデルマウスにおける腎臓の炎症を抑制する」
久保英佑 「遠位尿細管特異的ATRAP高発現マウスの作製とアンジオテンシン依存性高血圧への影響の検討」
大上尚仁 「ロイシンリッチα2-糖タンパク質1次欠損は虚血再灌流障害誘発腎線維症を抑制する」
藤原直樹 「原発性アルドステロン症患者のカプトプリル試験における確定陽性群と境界域群の標的臓器障害リスクの比較」
参考サイト 第46回日本高血圧学会総会: https://www.46jsh2024.org/
2024年10月19日(土)に海の公園で開催された第50回金沢まつりいきいきフェスタに横浜慢性腎臓病(CKD)対策協議会会長の田村功一主任教授・市民総合医療センター病院長、附属病院腎臓・高血圧内科 小林竜医師らが参加し、山中竹春横浜市長も激励訪問されました
2024.10.21
厚生労働省令和5年度「慢性腎臓病(CKD)重症化予防のための診療体制構築及び多職種連携モデル事業」として横浜市立大学が採択されて発足した横浜慢性腎臓病(CKD)対策協議会では、同協議会の田村功一会長を中心に新たな国民病のひとつとも言われる「慢性腎臓病(CKD)」の啓発活動に取り組んでおり、慢性腎臓病(CKD)で重要な指標とされている「GFR(糸球体濾過量)」の値への注意喚起・呼びかけをしております。
「GFR値59以下の方は、お医者さんにご相談を」というメッセージを広めることで、「早期発見し、早期に治療をはじめることで、慢性腎臓病(CKD)の進行を防ぐことが期待されます。
まずは自分の腎機能が正常なのかどうかを知ることが第一歩ですので、2024年10月19日(土)に海の公園で開催された第50回金沢まつりいきいきフェスタでは、その場では簡単な血液検査をして、「血清クレアチニン値」・「eGFR値」を測定し、その結果をもとに日本腎臓学会専門医の附属病院腎臓・高血圧内科 小林竜医師らが医療相談を行うという啓発活動を展開しました。
そして、当日は山中竹春横浜市長も横浜慢性腎臓病(CKD)対策協議会による啓発活動の会場を激励訪問されました(写真)。
写真:山中竹春横浜市長(右)と田村功一会長・センター病院長(左)
第50回金沢まつりいきいきフェスタ:
https://www.city.yokohama.lg.jp/kanazawa/kurashi/kyodo_manabi/kyodo_shien/chiiki/kanazawamaturi/50matsuri/ikiikikaisai50.html
「GFR値59以下の方は、お医者さんにご相談を」というメッセージを広めることで、「早期発見し、早期に治療をはじめることで、慢性腎臓病(CKD)の進行を防ぐことが期待されます。
まずは自分の腎機能が正常なのかどうかを知ることが第一歩ですので、2024年10月19日(土)に海の公園で開催された第50回金沢まつりいきいきフェスタでは、その場では簡単な血液検査をして、「血清クレアチニン値」・「eGFR値」を測定し、その結果をもとに日本腎臓学会専門医の附属病院腎臓・高血圧内科 小林竜医師らが医療相談を行うという啓発活動を展開しました。
そして、当日は山中竹春横浜市長も横浜慢性腎臓病(CKD)対策協議会による啓発活動の会場を激励訪問されました(写真)。
写真:山中竹春横浜市長(右)と田村功一会長・センター病院長(左)
第50回金沢まつりいきいきフェスタ:
https://www.city.yokohama.lg.jp/kanazawa/kurashi/kyodo_manabi/kyodo_shien/chiiki/kanazawamaturi/50matsuri/ikiikikaisai50.html
第45回日本アフェレシス学会学術大会が開催され、金岡知彦診療講師が発表しました
2024.10.15
第45回日本アフェレシス学会学術大会(大会長:大阪医科薬科大学循環器センター 斯波真理子先生)が、2024年10月12日~14日にグランキューブ大阪(大阪府立国際会議場)で開催され、当教室からも発表が行われました。
会場では活発な議論が行われました。
口演
金岡 知彦 「抗GBM抗体型急速進行性糸球体腎炎に対して血漿交換を施行した3症例」
(参考サイト)
第45回日本アフェレシス学会学術大会 https://conf-lab.com/jsfa2024/
会場では活発な議論が行われました。
口演
金岡 知彦 「抗GBM抗体型急速進行性糸球体腎炎に対して血漿交換を施行した3症例」
(参考サイト)
第45回日本アフェレシス学会学術大会 https://conf-lab.com/jsfa2024/
第50回金沢まつりいきいきフェスタ に出展します
2024.10.14
2024年10月19日(土)に海の公園で開催されます第50回金沢まつりいきいきフェスタに横浜慢性腎臓病(CKD)対策協議会、横浜市立大学附属病院として出展します。
当日は、その場で簡単な血液検査をして、「血清クレアチニン値」・「eGFR値」を測定します。
測定後に、日本腎臓学会専門医が医療相談を行います(午前中は小林竜医師、午後は塚本俊一郎医師)
血液検査受付:(1)10:00~12:00 (2)13:00~15:00 (各回先着20名)
金沢まつりいきいきフェスタ 2024/10/19|横浜市金沢区 横浜金沢観光協会 (yokohama-kanazawakanko.com)
横浜慢性腎臓病(CKD)対策協議会では、田村功一会長を中心に新たな国民病のひとつとも言われる「慢性腎臓病(CKD)」の啓発活動に取り組んでおり、慢性腎臓病(CKD)で重要な指標とされている「GFR(糸球体濾過量)」の値への注意喚起・呼びかけをしております。
「GFR値59以下の方は、お医者さんにご相談を」というメッセージを広めることで、「早期発見し、早期に治療をはじめることで、慢性腎臓病(CKD)の進行を防ぐことが期待されます。
まずはご自身の腎機能が正常なのかどうかを知ることが第一歩ですので、その機会になればと思っています。
~お問い合わせ~
横浜市立大学附属病院 医学・病院企画課 医学・病院企画担当
TEL:045-787-2807
当日は、その場で簡単な血液検査をして、「血清クレアチニン値」・「eGFR値」を測定します。
測定後に、日本腎臓学会専門医が医療相談を行います(午前中は小林竜医師、午後は塚本俊一郎医師)
血液検査受付:(1)10:00~12:00 (2)13:00~15:00 (各回先着20名)
金沢まつりいきいきフェスタ 2024/10/19|横浜市金沢区 横浜金沢観光協会 (yokohama-kanazawakanko.com)
横浜慢性腎臓病(CKD)対策協議会では、田村功一会長を中心に新たな国民病のひとつとも言われる「慢性腎臓病(CKD)」の啓発活動に取り組んでおり、慢性腎臓病(CKD)で重要な指標とされている「GFR(糸球体濾過量)」の値への注意喚起・呼びかけをしております。
「GFR値59以下の方は、お医者さんにご相談を」というメッセージを広めることで、「早期発見し、早期に治療をはじめることで、慢性腎臓病(CKD)の進行を防ぐことが期待されます。
まずはご自身の腎機能が正常なのかどうかを知ることが第一歩ですので、その機会になればと思っています。
~お問い合わせ~
横浜市立大学附属病院 医学・病院企画課 医学・病院企画担当
TEL:045-787-2807
小豆島健護助教の留学先のMentorであるProf. Thomas Coffmanが来日され、第54回日本腎臓学会西部学術大会にて招聘講演を行いました。
2024.10.10
2024年10月5日~10月6日に、アクリエ姫路(姫路市文化コンベンションセンター)にて第54回日本腎臓学会西部学術大会(大会長:清元 秀康 姫路市長)が開催され、小豆島健護助教がDuke-NUS Medical School(米国デューク大学-シンガポール国立大学共同医学大学院)に留学されていた際のMentorであるProf. Thomas Coffmanが招聘講演を行いました。
招聘講演2
司会:南学 正臣 先生(一般社団法人 日本腎臓学会/東京大学大学院医学系研究科 腎臓・内分泌内科学)
演題名:Role of Altered Metabolism in Diabetic Kidney Disease
演者:Prof. Thomas M. Coffman(Dean of Duke-NUS Medical School, and the James R. Clapp Professor of Medicine at Duke University Medical Center)
大会期間中はCoffman先生の教え子である、小豆島健護先生、北田研人先生(香川大学薬理学教室)、奥田拓史先生(日本体育大学体育学部健康学科スポーツ医学(内科))がCoffman先生にアテンドし、講演内容や今後の共同研究の可能性につき熱い議論が交わされました。
写真1:講演されるProf. Thomas Coffman(左:Coffman先生、右:南学先生)
写真2:大会会場入り口での集合写真(左から奥田先生、北田先生、Coffman先生、小豆島先生)
関連リンク
第54回日本腎臓学会西部学術大会
WEB: https://www.kwcs.jp/jsnseibu54/index.html
招聘講演2
司会:南学 正臣 先生(一般社団法人 日本腎臓学会/東京大学大学院医学系研究科 腎臓・内分泌内科学)
演題名:Role of Altered Metabolism in Diabetic Kidney Disease
演者:Prof. Thomas M. Coffman(Dean of Duke-NUS Medical School, and the James R. Clapp Professor of Medicine at Duke University Medical Center)
大会期間中はCoffman先生の教え子である、小豆島健護先生、北田研人先生(香川大学薬理学教室)、奥田拓史先生(日本体育大学体育学部健康学科スポーツ医学(内科))がCoffman先生にアテンドし、講演内容や今後の共同研究の可能性につき熱い議論が交わされました。
写真1:講演されるProf. Thomas Coffman(左:Coffman先生、右:南学先生)
写真2:大会会場入り口での集合写真(左から奥田先生、北田先生、Coffman先生、小豆島先生)
関連リンク
第54回日本腎臓学会西部学術大会
WEB: https://www.kwcs.jp/jsnseibu54/index.html
第39回糖尿病合併症学会にて小豆島健護助教が招請講演を行いました!
2024.10.09
2024年10月4日~10月5日に、つくば国際会議場にて第39回糖尿病合併症学会が開催され、小豆島健護助教が招請講演を行いました。
シンポジウム6:糖尿病性腎症の基礎と臨床
座長:和 田 淳 先生(岡山大学 腎・免疫・内分泌代謝内科学)
金 﨑 啓 造 先生(島根大学医学部 内科学講座内科学第一)
演題名:糖尿病性腎症と腎エネルギー代謝~腎乳酸代謝の意義~
本講演の内容は、小豆島健護助教が所属する研究グループとDuke-NUS Medical School(米国デューク大学-シンガポール国立大学共同医学大学院)のThomas Coffman教授らおよびKhoo Teck Puat HospitalのLim Su Chi准教授らとの国際共同研究に関するものです。
糖尿病性腎症における新規メカニズムとしての腎乳酸代謝の可能性につき、その新規性・重要性が高く評価され、会場では白熱した議論が交わされました。
関連リンク
第39回糖尿病合併症学会
WEB: https://site.convention.co.jp/39jsdc/
シンポジウム6:糖尿病性腎症の基礎と臨床
座長:和 田 淳 先生(岡山大学 腎・免疫・内分泌代謝内科学)
金 﨑 啓 造 先生(島根大学医学部 内科学講座内科学第一)
演題名:糖尿病性腎症と腎エネルギー代謝~腎乳酸代謝の意義~
本講演の内容は、小豆島健護助教が所属する研究グループとDuke-NUS Medical School(米国デューク大学-シンガポール国立大学共同医学大学院)のThomas Coffman教授らおよびKhoo Teck Puat HospitalのLim Su Chi准教授らとの国際共同研究に関するものです。
糖尿病性腎症における新規メカニズムとしての腎乳酸代謝の可能性につき、その新規性・重要性が高く評価され、会場では白熱した議論が交わされました。
関連リンク
第39回糖尿病合併症学会
WEB: https://site.convention.co.jp/39jsdc/
第54回日本腎臓学会東部学術大会が、2024年9月28日・29日にライトキューブ宇都宮にて開催され、当教室からも多くの発表が行われました。
2024.10.08
第54回日本腎臓学会東部学術大会(大会長:自治医科大学 内科学講座腎臓内科部門 長田太助 教授、副大会長・プログラム委員長:獨協医科大学 腎臓・高血圧内科 賴 建光 主任教授)が、2024年9月28日・29日にライトキューブ宇都宮にて開催され、当教室からも多くの発表が行われました。
会場では活発な議論が行われ、非常に盛況でした。
今回、附属病院腎臓・高血圧内科の齊藤孝宏先生が「急性腎障害を呈し薬剤性間質性腎炎との鑑別に苦慮した顕微鏡的多発血管炎の一症例」の演題で、大会長賞を受賞しました(写真1)。
また、横浜栄共済病院腎臓内科の國井綾奈先生が「HPVワクチン接種後に尿細管間質性腎炎を来した1例」の演題で副大会長・プログラム委員長賞に選出されました(写真2)。
写真1:左、齊藤孝宏先生 写真2:左から二人目、國井綾奈先生
なお、来年2025年9月27日(土)・28日(日)には、第55回日本腎臓学会東部学術大会が、大会⻑ 田村功一主任教授、副大会⻑ 昭和医科大学横浜市北部病院 医学教育学・内科腎臓 緒方浩顕 教授のもと『新時代の腎臓病・高血圧研究と診療の高みをめざす』をテーマとして開催されますので、どうぞ宜しくお願いします。
写真3:左から、長田太助大会長、田村功一次回大会長、賴 建光副大会長
次回第55回日本腎臓学会東部学術大会ポスター
1)座⻑ ・シンポジウム3 地域におけるCKD連携 田村功一
・企業共催セミナー MR過剰活性化へのアプローチ〜炎症・線維化への治療戦略〜 田村功一
・教育講演6 糖尿病関連腎臓病の最新治療 涌井広道
・ポスター発表 高血圧・凝固異常2 金岡知彦
2)シンポジウム・企画セッション講演、口演
・シンポジウム1 SGLT2阻害薬の次の一手を考える
「Fantastic fourの心・腎における作用機序の比較」 涌井広道、田村功一
・学生・研修医のための教育セミナー
「発熱と腎機能障害を呈した37歳男性」 渡邊祐樹、小林竜
・高血圧・腎硬化症・腎動脈狭窄
「腎血管性高血圧(RVHT)による悪性高血圧をきたした血管型ベーチェット病の一例」 金口翔
・ANCA関連腎炎・血管炎1
「急性腎障害を呈し薬剤性間質性腎炎との鑑別に苦慮した顕微鏡的多発血管炎の一症例」 齊藤孝宏
・ANCA関連腎炎・血管炎5
「肺結核による2次性IgA血管炎の一例」 安部えりこ
3)ポスター発表
・TMA
「当院で経験した血栓性血小板減少性紫斑病の2症例の検討」 中山泉
・サルコイドーシス
「高カルシウム血症を契機に腎サルコイドーシスの診断に至った一例」 星野薫
・高血圧・凝固異常1
「加速型―悪性高血圧の8症例に対するサクビトリル・バルサルタン治療の検討」 福本奈央
・尿細管間質性腎炎(紅麹サプリメント)1
「紅麹サプリメント摂取後にFanconi症候群を発症した1例」 小澤萌枝
・尿細管・間質性腎炎2
「低カリウム血症がGitelman症候群と判明した一例」 高野珠衣
・尿細管・間質性腎炎2
「HPVワクチン接種後に尿細管間質性腎炎を来した1例」 國井綾奈
・M蛋白関連・糸球体沈着症
「ネフローゼ症候群と急性腎障害を呈した多発性骨髄腫由来のIgAκ型軽鎖沈着症の1例」 安藤匡人
・M蛋白関連・糸球体沈着症
「腹膜透析・血液透析併用患者に発症した多発性骨髄腫の一例」 塩田紘子
・ANCA関連血管炎1
「食道癌を合併した腎限局型ANCA関連血管炎にアバコパン−プレドニゾロン併用療法が有効であった一例」 真野有揮
・腹膜透析1
「腹膜透析(PD)患者の感染性腹膜炎後に好酸球性腹膜炎を発症した一例」 神尾彩花
・急性腎障害2
「Nivo・IPI療法中に腎障害と副腎クリーゼを発症したが、ヒドロコルチゾンが著効した免疫関連有害事象の一例」 飯田雅史
・感染症2
「顕微鏡的多発血管炎(MPA)の治療中に感染性心内膜炎(IE)を発症した1例」 上江洌佑樹
・GBM腎炎
「泌尿器疾患の治療経過中に抗糸球体基底膜腎炎を新規発症した二例」 角杏也奈
・腹膜透析2
「Corynebacterium striatumによるPD関連腹膜炎とシャント閉塞を同時に来したPD+週1回HD併用患者の一例」 鈴木拓也
(参考サイト1)
第54回日本腎臓学会東部学術大会
https://www.m-toyou.com/jsneast54/
(参考サイト2)
国家公務員組合共済組合連合会 横浜栄共済病院
https://yokohamasakae.kkr.or.jp/department/nephrology/
(参考サイト3)
日本腎臓学会 今後の学術大会
https://jsn.or.jp/medic/congress/meeting/2020/future.php
会場では活発な議論が行われ、非常に盛況でした。
今回、附属病院腎臓・高血圧内科の齊藤孝宏先生が「急性腎障害を呈し薬剤性間質性腎炎との鑑別に苦慮した顕微鏡的多発血管炎の一症例」の演題で、大会長賞を受賞しました(写真1)。
また、横浜栄共済病院腎臓内科の國井綾奈先生が「HPVワクチン接種後に尿細管間質性腎炎を来した1例」の演題で副大会長・プログラム委員長賞に選出されました(写真2)。
写真1:左、齊藤孝宏先生 写真2:左から二人目、國井綾奈先生
なお、来年2025年9月27日(土)・28日(日)には、第55回日本腎臓学会東部学術大会が、大会⻑ 田村功一主任教授、副大会⻑ 昭和医科大学横浜市北部病院 医学教育学・内科腎臓 緒方浩顕 教授のもと『新時代の腎臓病・高血圧研究と診療の高みをめざす』をテーマとして開催されますので、どうぞ宜しくお願いします。
写真3:左から、長田太助大会長、田村功一次回大会長、賴 建光副大会長
次回第55回日本腎臓学会東部学術大会ポスター
1)座⻑ ・シンポジウム3 地域におけるCKD連携 田村功一
・企業共催セミナー MR過剰活性化へのアプローチ〜炎症・線維化への治療戦略〜 田村功一
・教育講演6 糖尿病関連腎臓病の最新治療 涌井広道
・ポスター発表 高血圧・凝固異常2 金岡知彦
2)シンポジウム・企画セッション講演、口演
・シンポジウム1 SGLT2阻害薬の次の一手を考える
「Fantastic fourの心・腎における作用機序の比較」 涌井広道、田村功一
・学生・研修医のための教育セミナー
「発熱と腎機能障害を呈した37歳男性」 渡邊祐樹、小林竜
・高血圧・腎硬化症・腎動脈狭窄
「腎血管性高血圧(RVHT)による悪性高血圧をきたした血管型ベーチェット病の一例」 金口翔
・ANCA関連腎炎・血管炎1
「急性腎障害を呈し薬剤性間質性腎炎との鑑別に苦慮した顕微鏡的多発血管炎の一症例」 齊藤孝宏
・ANCA関連腎炎・血管炎5
「肺結核による2次性IgA血管炎の一例」 安部えりこ
3)ポスター発表
・TMA
「当院で経験した血栓性血小板減少性紫斑病の2症例の検討」 中山泉
・サルコイドーシス
「高カルシウム血症を契機に腎サルコイドーシスの診断に至った一例」 星野薫
・高血圧・凝固異常1
「加速型―悪性高血圧の8症例に対するサクビトリル・バルサルタン治療の検討」 福本奈央
・尿細管間質性腎炎(紅麹サプリメント)1
「紅麹サプリメント摂取後にFanconi症候群を発症した1例」 小澤萌枝
・尿細管・間質性腎炎2
「低カリウム血症がGitelman症候群と判明した一例」 高野珠衣
・尿細管・間質性腎炎2
「HPVワクチン接種後に尿細管間質性腎炎を来した1例」 國井綾奈
・M蛋白関連・糸球体沈着症
「ネフローゼ症候群と急性腎障害を呈した多発性骨髄腫由来のIgAκ型軽鎖沈着症の1例」 安藤匡人
・M蛋白関連・糸球体沈着症
「腹膜透析・血液透析併用患者に発症した多発性骨髄腫の一例」 塩田紘子
・ANCA関連血管炎1
「食道癌を合併した腎限局型ANCA関連血管炎にアバコパン−プレドニゾロン併用療法が有効であった一例」 真野有揮
・腹膜透析1
「腹膜透析(PD)患者の感染性腹膜炎後に好酸球性腹膜炎を発症した一例」 神尾彩花
・急性腎障害2
「Nivo・IPI療法中に腎障害と副腎クリーゼを発症したが、ヒドロコルチゾンが著効した免疫関連有害事象の一例」 飯田雅史
・感染症2
「顕微鏡的多発血管炎(MPA)の治療中に感染性心内膜炎(IE)を発症した1例」 上江洌佑樹
・GBM腎炎
「泌尿器疾患の治療経過中に抗糸球体基底膜腎炎を新規発症した二例」 角杏也奈
・腹膜透析2
「Corynebacterium striatumによるPD関連腹膜炎とシャント閉塞を同時に来したPD+週1回HD併用患者の一例」 鈴木拓也
(参考サイト1)
第54回日本腎臓学会東部学術大会
https://www.m-toyou.com/jsneast54/
(参考サイト2)
国家公務員組合共済組合連合会 横浜栄共済病院
https://yokohamasakae.kkr.or.jp/department/nephrology/
(参考サイト3)
日本腎臓学会 今後の学術大会
https://jsn.or.jp/medic/congress/meeting/2020/future.php
石賀浩平医師らが、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)を発症した維持透析患者の重症化予防にワクチン接種歴が関連することを『Internal Medicine』に発表しました
2024.10.05
維持透析患者では新型コロナウイルス感染症(COVID-19)を発症したときの予後が一般人口よりも悪いことが知られており、2023年5月8日にCOVID-19が5類感染症に指定されるまで、COVID-19を発症した維持透析患者は原則として入院の対象でした。
循環器・腎臓・高血圧内科学 / 病態制御内科学教室 の石賀浩平医師(博士課程3年)、涌井広道准教授、金岡知彦診療講師、小豆島健護助教、土師達也助教、田村功一主任教授らは、ダイヤモンドプリンセス号が横浜港に寄港した2020年2月から2023年4月までの3年間にわたって、COVID-19を発症して神奈川県内の4病院に入院した中等症までの維持透析患者を対象に臨床経過の検討を行いました。
患者背景因子及び入院時の所見と入院後のCOVID-19重症化または死亡の関連を調査したところ、ワクチン接種歴のある患者では接種歴のない患者と比べて重症COVID-19・死亡のリスクが77%低下することを明らかにしました。
また、入院前のワクチン接種回数が多いほど、重症・死亡リスクが低下することを明らかにしました。
本研究の結果より、透析患者において定期的なワクチン接種がCOVID-19の重症化・死亡リスクを下げることが改めて示唆されました。
本研究成果は「Internal Medicine」誌に発表されました(2024年9月27日電子掲載)。
論文情報
タイトル: Clinical course and factors correlated with severe morbidity and mortality in patients with Coronavirus disease 2019 undergoing maintenance dialysis in Kanagawa, Japan.
著者: Kohei Ishiga, Hiromichi Wakui, Kengo Azushima, Tomohiko Kanaoka, Daisuke Kanai1 , Ryu Kobayashi, Sho Kinguchi, Naohito Okami, Tatsuya Haze, Takehisa Iwano, Masashi Sakai, Kohji Ohki, Jin Oshikawa, Toshiharu Kokuho, Masaaki Hanaoka, Hiroshi Mitsuhashi, Yukiko Yamada, Machiko Yabana, Yoshiyuki Toya, Kouichi Tamura
掲載雑誌: Internal Medicine
DOI: https://doi.org/10.2169/internalmedicine.4199-24
循環器・腎臓・高血圧内科学 / 病態制御内科学教室 の石賀浩平医師(博士課程3年)、涌井広道准教授、金岡知彦診療講師、小豆島健護助教、土師達也助教、田村功一主任教授らは、ダイヤモンドプリンセス号が横浜港に寄港した2020年2月から2023年4月までの3年間にわたって、COVID-19を発症して神奈川県内の4病院に入院した中等症までの維持透析患者を対象に臨床経過の検討を行いました。
患者背景因子及び入院時の所見と入院後のCOVID-19重症化または死亡の関連を調査したところ、ワクチン接種歴のある患者では接種歴のない患者と比べて重症COVID-19・死亡のリスクが77%低下することを明らかにしました。
また、入院前のワクチン接種回数が多いほど、重症・死亡リスクが低下することを明らかにしました。
本研究の結果より、透析患者において定期的なワクチン接種がCOVID-19の重症化・死亡リスクを下げることが改めて示唆されました。
本研究成果は「Internal Medicine」誌に発表されました(2024年9月27日電子掲載)。
論文情報
タイトル: Clinical course and factors correlated with severe morbidity and mortality in patients with Coronavirus disease 2019 undergoing maintenance dialysis in Kanagawa, Japan.
著者: Kohei Ishiga, Hiromichi Wakui, Kengo Azushima, Tomohiko Kanaoka, Daisuke Kanai1 , Ryu Kobayashi, Sho Kinguchi, Naohito Okami, Tatsuya Haze, Takehisa Iwano, Masashi Sakai, Kohji Ohki, Jin Oshikawa, Toshiharu Kokuho, Masaaki Hanaoka, Hiroshi Mitsuhashi, Yukiko Yamada, Machiko Yabana, Yoshiyuki Toya, Kouichi Tamura
掲載雑誌: Internal Medicine
DOI: https://doi.org/10.2169/internalmedicine.4199-24
日本腎臓病協会(JKA)とグラクソ・スミスクラインは、慢性腎臓病患者に対する適切な予防接種等の啓発活動に関する包括連携協定を締結し、田村功一病院長も参加しました
2024.10.03
NPO法人日本腎臓病協会(JKA)(日本腎臓病協会 理事長 柏原直樹先生)とグラクソ・スミスクライン株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:ポール・リレット、以下 GSK)は、2024 年 9月 26日、国内で2000万人に増加していると推定される慢性腎臓病患者に対する適切な予防接種等の啓発活動等を通じた慢性腎臓病患者の感染症の予防、適切な管理を全国で展開し、国民の健康寿命延伸に寄与することを目的に包括連携協定を締結しました。
今回のGSKとの包括連携協定の締結式には、日本腎臓病協会(JKA)からは、柏原理事長の他、日本腎臓学会理事長/東京大学腎臓・内分泌内科学 南学正臣教授、東京慈恵会医科大学腎臓・高血圧内科 横尾 隆教授、埼玉医科大学腎臓内科 岡田浩一教授、旭川医科大学循環器・腎臓内科学 中川直樹教授、そして横浜市立大学附属市民総合医療センター 田村功一病院長・主任教授が出席しました。
写真:包括連携協定の締結式の様子
日本腎臓病協会プレスリリース: https://j-ka.or.jp/krij/event/project.php
グラクソ・スミスクラインプレスリリース: https://jp.gsk.com/ja-jp/news/press-releases/20240926-ckd/
毎日新聞報道記事『日本腎臓病協会とGSK、感染症予防に関する包括連携協定を締結』: https://mainichi.jp/articles/20240926/pr2/00m/020/824000c
慢性腎臓病(CKD)について:
慢性腎臓病(Chronic Kidney Disease:CKD)は、腎臓の働きが慢性的に低下していく疾患です。
現在、日本ではCKD 患者さん約2,000 万人(成人の約5 人に1 人)いると推計されており、特に高齢者ではCKD 有病率が高いといわれています。
また、CKD 患者さんは腎機能障害の進行に伴い免疫機能が低下し、感染症関連の入院リスクや死亡リスクが上昇します。
末期腎不全患者さんの死因の第2 位は感染症です。
特定非営利活動法人日本腎臓病協会(JKA)について :
日本腎臓病協会は、医療者、市民、関連企業、行政等が連携し腎臓病を克服するために、立ち上げた組織です。
腎臓病の普及啓発、診療連携体制の構築、腎臓病療養指導士制度の運営、患者会との連携、アカデミアと関連企業・行政等が連携するプラットフォームである「Kidney Research Initiative-Japan(KRI-J)」の運営などの事業を積極的に展開しています。
腎臓分野において、日本全国どこにいても、良質な医療の恩恵を享受できる環境の実現に尽力しています。
横浜市立大学附属市民総合医療センター 田村功一病院長・主任教授は日本腎臓学会理事、日本腎臓病協会理事として、横浜市・神奈川県における慢性腎臓病対策の推進にも深くかかわっています。
詳細情報は https://j-ka.or.jp/ をご参照ください。
横浜市立大学リリース: https://www.yokohama-cu.ac.jp/news/2024/20240925ishii.html
今回のGSKとの包括連携協定の締結式には、日本腎臓病協会(JKA)からは、柏原理事長の他、日本腎臓学会理事長/東京大学腎臓・内分泌内科学 南学正臣教授、東京慈恵会医科大学腎臓・高血圧内科 横尾 隆教授、埼玉医科大学腎臓内科 岡田浩一教授、旭川医科大学循環器・腎臓内科学 中川直樹教授、そして横浜市立大学附属市民総合医療センター 田村功一病院長・主任教授が出席しました。
写真:包括連携協定の締結式の様子
日本腎臓病協会プレスリリース: https://j-ka.or.jp/krij/event/project.php
グラクソ・スミスクラインプレスリリース: https://jp.gsk.com/ja-jp/news/press-releases/20240926-ckd/
毎日新聞報道記事『日本腎臓病協会とGSK、感染症予防に関する包括連携協定を締結』: https://mainichi.jp/articles/20240926/pr2/00m/020/824000c
慢性腎臓病(CKD)について:
慢性腎臓病(Chronic Kidney Disease:CKD)は、腎臓の働きが慢性的に低下していく疾患です。
現在、日本ではCKD 患者さん約2,000 万人(成人の約5 人に1 人)いると推計されており、特に高齢者ではCKD 有病率が高いといわれています。
また、CKD 患者さんは腎機能障害の進行に伴い免疫機能が低下し、感染症関連の入院リスクや死亡リスクが上昇します。
末期腎不全患者さんの死因の第2 位は感染症です。
特定非営利活動法人日本腎臓病協会(JKA)について :
日本腎臓病協会は、医療者、市民、関連企業、行政等が連携し腎臓病を克服するために、立ち上げた組織です。
腎臓病の普及啓発、診療連携体制の構築、腎臓病療養指導士制度の運営、患者会との連携、アカデミアと関連企業・行政等が連携するプラットフォームである「Kidney Research Initiative-Japan(KRI-J)」の運営などの事業を積極的に展開しています。
腎臓分野において、日本全国どこにいても、良質な医療の恩恵を享受できる環境の実現に尽力しています。
横浜市立大学附属市民総合医療センター 田村功一病院長・主任教授は日本腎臓学会理事、日本腎臓病協会理事として、横浜市・神奈川県における慢性腎臓病対策の推進にも深くかかわっています。
詳細情報は https://j-ka.or.jp/ をご参照ください。
横浜市立大学リリース: https://www.yokohama-cu.ac.jp/news/2024/20240925ishii.html
石井健夫客員准教授(善仁会横浜第一病院 副院長)が透析患者の生命予後や心血管イベントと尿酸生成抑制薬(XOR阻害薬)による治療との関連性における、尿酸排泄トランスポーター機能保持の重要性について報告しました!
2024.10.02
横浜市立大学医学部 循環器・腎臓・高血圧内科学教室 石井健夫客員准教授(善仁会横浜第一病院 副院長)、涌井広道准教授、田村功一主任教授・市民総合医療センター病院長、善仁会横浜第一病院 吉村吾志夫院長、東京医科大学医療データサイエンス分野 田栗正隆主任教授らの研究グループは、血液透析患者6,791名を対象とした観察研究データに対して、2種の尿酸生成抑制薬(XOR阻害薬:、アロプリノール(ALLO)、フェブキソスタット(FEB))の生命予後や心血管イベントについての効果を、周辺構造モデルを用いた解析により比較しました。
この研究成果は、本研究成果は、米国腎臓財団(National Kidney Foundation)の学術誌「Kidney Medicine」にオンライン掲載されました(2024年8月28日)。
横浜市立大学リリース: https://www.yokohama-cu.ac.jp/news/2024/20240925ishii.html
この研究成果は、本研究成果は、米国腎臓財団(National Kidney Foundation)の学術誌「Kidney Medicine」にオンライン掲載されました(2024年8月28日)。
横浜市立大学リリース: https://www.yokohama-cu.ac.jp/news/2024/20240925ishii.html
日本腎臓病協会(JKA)が研究主体となり田村功一主任教授が研究代表者を務める全国多施設共同の医師主導特別臨床研究(JKAPI-CKD研究)が開始されました!
2024.09.25
日本腎臓病協会(JKA)が研究主体の医師主導特定臨床研究(JKAPI-CKD研究)への参加医療機関募集のお知らせ
慢性腎臓病(CKD)は、進行すると腎不全や心血管疾患(CVD)のリスクが高まる深刻な病態です。
特に、脂質異常症を伴うCKDの患者さんにおいては、治療法の選択が病状の進行や患者さんの生活の質に大きな影響を与えるため、適切な治療戦略が求められます。
日本腎臓病協会(JKA)が研究主体の医師主導特定臨床研究(JKAPI-CKD研究)では、軽度から高度の腎機能障害を有するCKD合併高トリグリセライド(TG)血症の患者さんに対するペマフィブラートの腎機能への影響を検証し、脂質代謝と腎機能の変化の関連性を探索的に検討することで、新たな治療エビデンスを創出することを目指します。
● JKAPI-CKD研究事務局 ●
WDBココ株式会社 臨床研究事業部
〒104-6127 東京都中央区晴海1-8-11
TEL : 03-5144-2270
JKAPI-CKD研究_参加機関募集のお知らせ_2024_0921(pdf)
・JKAPI-CKD研究ホームページ: https://www.jkapi-ckd.com/
・日本腎臓病協会(JKA) ホームページ: https://j-ka.or.jp/
慢性腎臓病(CKD)は、進行すると腎不全や心血管疾患(CVD)のリスクが高まる深刻な病態です。
特に、脂質異常症を伴うCKDの患者さんにおいては、治療法の選択が病状の進行や患者さんの生活の質に大きな影響を与えるため、適切な治療戦略が求められます。
日本腎臓病協会(JKA)が研究主体の医師主導特定臨床研究(JKAPI-CKD研究)では、軽度から高度の腎機能障害を有するCKD合併高トリグリセライド(TG)血症の患者さんに対するペマフィブラートの腎機能への影響を検証し、脂質代謝と腎機能の変化の関連性を探索的に検討することで、新たな治療エビデンスを創出することを目指します。
● JKAPI-CKD研究事務局 ●
WDBココ株式会社 臨床研究事業部
〒104-6127 東京都中央区晴海1-8-11
TEL : 03-5144-2270
JKAPI-CKD研究_参加機関募集のお知らせ_2024_0921(pdf)
・JKAPI-CKD研究ホームページ: https://www.jkapi-ckd.com/
・日本腎臓病協会(JKA) ホームページ: https://j-ka.or.jp/
田村功一主任教授・センター病院長が、10/10(木)NHK総合にて放送の(あしたが変わるトリセツショー:高血圧対策の新常識)の医療監修を担当しました
2024.09.25
台風の影響にて放送が7月から延期されていましたが、福岡にて開催の第46回日本高血圧学会学術集会・総会の直前の2024年10月10日木曜日の19:30~[45分間]にNHK総合にて「あしたが変わるトリセツショー:高血圧対策の新常識(MC石原さとみさん)」が放送されます。
今回のテーマは、「高血圧対策の新常識
★楽しい驚きのお得ワザSP」高血圧対策の柱「減塩」と「運動」の新常識!
▼「減らさずに増やす」楽しい減塩法
▼専門家おすすめ高コスパ血圧降下運動
▼特製カード&石原さとみ流アイスレシピ大公開!」
となっています。
そして、田村功一主任教授・センター病院長が、番組で使用される腎臓の模型の医療監修を担当しました(写真)。
患者さんに対する生活習慣指導等にご活用いただけましたら幸いです。
番組URL: https://www.nhk.jp/p/torisetsu-show/ts/J6MX7VP885/ (状況により、再び放送予定が変更になる可能性があります)
今回のテーマは、「高血圧対策の新常識
★楽しい驚きのお得ワザSP」高血圧対策の柱「減塩」と「運動」の新常識!
▼「減らさずに増やす」楽しい減塩法
▼専門家おすすめ高コスパ血圧降下運動
▼特製カード&石原さとみ流アイスレシピ大公開!」
となっています。
そして、田村功一主任教授・センター病院長が、番組で使用される腎臓の模型の医療監修を担当しました(写真)。
患者さんに対する生活習慣指導等にご活用いただけましたら幸いです。
番組URL: https://www.nhk.jp/p/torisetsu-show/ts/J6MX7VP885/ (状況により、再び放送予定が変更になる可能性があります)
JSN/ERA Symposium Collaboration with JSDT: Kidney Health In Aging and Aged Societies が、2024 年9月14日~15日に国⽴京都国際会にて開催され、当教室からも多くの発表が⾏われました
2024.09.23
JSN/ERA Symposium Collaboration with JSDT: Kidney Health In Aging and Aged Societies(Congress chair,
President of JSN, Prof. Masaomi Nangaku; Congress chair, Immediate Past President of ERA, Prof. Christoph
Wanner; Scientific committee chair, Prof. Motoko Yanagita)が、2024 年 9 ⽉ 14 ⽇〜15 ⽇に国⽴京都国際会にて
開催され、当教室からも多くの発表が⾏われました。
⽇本各地からだけでなく、ヨーロッパ、アジアなど世界各 国からの参加者もあり、会場では活発な議論が⾏われ、⾮常に盛況でした。
なお、来年には、第 55 回⽇本腎臓学会東部学術⼤会が⽥村功⼀主任教授会⻑のもと、2025 年 9 ⽉ 27 ⽇(⼟)・ 28 ⽇(⽇)にパシフィコ横浜 ノースを会場として開催されますので、どうぞ宜しくお願いいたします。
Immediate Past President of ERA, Prof. Christoph Wanner と⽥村功⼀主任教授
1)座⻑
・Session 2 Healthy aging and the kidney
⽥村功⼀
・Cardiovascular Diseases I
涌井広道
・Hypertension & Diabetes II
⼩⾖島健護
・Cell Biology & Genetic Diseases III
⼩林雄祐
2)⼝演
・Session 4 Unique comorbidities and their management in aged CKD patients
「Cognitive dysfunction and psychological disorders in aged CKD patients」
平和伸仁
3)ポスター発表
・Hemodialysis II
「Rationale and design of the effects of sodium zirconium cyclosilicate on quality of life in patients with hyperkalemia undergoing hemodialysis: The Y-QOL study」
涌井広道
・Peritoneal Dialysis
「Less sodium intake before PD start predicts good PD technique survival」
⼩林 ⻯
・Acute Kidney Injury III
「Leucine-rich alpha-2-glycoprotein 1 Deficiency Suppresses IschemiaReperfusion Injury-Induced Renal Fibrosis」
⼤上尚仁
・Hypertension & Diabetes III
「Possible interaction between skin renin-angiotensin system and aging phenotype in C57BL/6J mice」
森⽥隆太郎
・Sarcopenia
「The relationship between the number of medications taken and fatigue in patients with lifestyle-related diseases」
藤原直樹
・Chronic Kidney Disease IV
「Dapagliflozin Treatment Improves eGFR Decline in Elderly Patients」
河野梨奈
・Case Series/Reports -AKI- I
「A case of metformin induced severe lactic acidosis successfully treated with purification therapy」
権代悠⼈
(参考)Web site of JSN/ERA Symposium Collaboration with JSDT: Kidney Health In Aging and Aged Societies: https://www.m-toyou.com/khiaas2024
⽇本各地からだけでなく、ヨーロッパ、アジアなど世界各 国からの参加者もあり、会場では活発な議論が⾏われ、⾮常に盛況でした。
なお、来年には、第 55 回⽇本腎臓学会東部学術⼤会が⽥村功⼀主任教授会⻑のもと、2025 年 9 ⽉ 27 ⽇(⼟)・ 28 ⽇(⽇)にパシフィコ横浜 ノースを会場として開催されますので、どうぞ宜しくお願いいたします。
Immediate Past President of ERA, Prof. Christoph Wanner と⽥村功⼀主任教授
1)座⻑
・Session 2 Healthy aging and the kidney
⽥村功⼀
・Cardiovascular Diseases I
涌井広道
・Hypertension & Diabetes II
⼩⾖島健護
・Cell Biology & Genetic Diseases III
⼩林雄祐
2)⼝演
・Session 4 Unique comorbidities and their management in aged CKD patients
「Cognitive dysfunction and psychological disorders in aged CKD patients」
平和伸仁
3)ポスター発表
・Hemodialysis II
「Rationale and design of the effects of sodium zirconium cyclosilicate on quality of life in patients with hyperkalemia undergoing hemodialysis: The Y-QOL study」
涌井広道
・Peritoneal Dialysis
「Less sodium intake before PD start predicts good PD technique survival」
⼩林 ⻯
・Acute Kidney Injury III
「Leucine-rich alpha-2-glycoprotein 1 Deficiency Suppresses IschemiaReperfusion Injury-Induced Renal Fibrosis」
⼤上尚仁
・Hypertension & Diabetes III
「Possible interaction between skin renin-angiotensin system and aging phenotype in C57BL/6J mice」
森⽥隆太郎
・Sarcopenia
「The relationship between the number of medications taken and fatigue in patients with lifestyle-related diseases」
藤原直樹
・Chronic Kidney Disease IV
「Dapagliflozin Treatment Improves eGFR Decline in Elderly Patients」
河野梨奈
・Case Series/Reports -AKI- I
「A case of metformin induced severe lactic acidosis successfully treated with purification therapy」
権代悠⼈
(参考)Web site of JSN/ERA Symposium Collaboration with JSDT: Kidney Health In Aging and Aged Societies: https://www.m-toyou.com/khiaas2024
田村功一主任教授・センター病院長が市民総合医療センターでの『世界患者安全の日イベント2024あなたの声が鍵を握る!一緒につくろう、安全な医療』に参加しました
2024.09.22
『世界患者安全の日』は、患者安全を促進すべく、WHO(世界保健機関)加盟国による世界的な連携と行動に向けた活動をすることを目的に2019年に制定され、毎年9月17日と定められています。
2024年のテーマは「Improving diagnosis for patient safety(患者の安全のための診断の向上 )」、スローガンは「Get it right, make it safe!(正しく、安全に! )」。
医療を実践する上では、患者さん・ご家族等と医療者が一緒に取り組むことが大切です。
実際に、そのような取り組みにより、医療の安全性、患者さんの満足度、転帰などが大きく向上することが示されています。
より安全な医療を推進するため、世界規模で、患者さん・ご家族などがより医療に関与しやすくなる取り組みが求められています。
そこで今回、横浜市立大学附属病院・横浜市立大学附属市民総合医療センターでは、安全な医療が行われるきっかけとなるよう、『あなたの声が鍵を握る! 一緒につくろう、安全な医療』と題して、イベントを開催しました。
そして、横浜市立大学附属市民総合医療センター病院長を務める田村功一主任教授もイベントに参加しました。
■期間:2024年9月1日(日)~30日(月)
■主催:公立大学法人横浜市立大学 附属病院、市民総合医療センター
後援:横浜市医療局
世界患者安全の日イベント2024 あなたの声が鍵を握る! 一緒につくろう、安全な医療
横浜市立大学リリース:
https://www.yokohama-cu.ac.jp/news/2024/WorldPatientSafetyDay_20240830.html
2024年のテーマは「Improving diagnosis for patient safety(患者の安全のための診断の向上 )」、スローガンは「Get it right, make it safe!(正しく、安全に! )」。
医療を実践する上では、患者さん・ご家族等と医療者が一緒に取り組むことが大切です。
実際に、そのような取り組みにより、医療の安全性、患者さんの満足度、転帰などが大きく向上することが示されています。
より安全な医療を推進するため、世界規模で、患者さん・ご家族などがより医療に関与しやすくなる取り組みが求められています。
そこで今回、横浜市立大学附属病院・横浜市立大学附属市民総合医療センターでは、安全な医療が行われるきっかけとなるよう、『あなたの声が鍵を握る! 一緒につくろう、安全な医療』と題して、イベントを開催しました。
そして、横浜市立大学附属市民総合医療センター病院長を務める田村功一主任教授もイベントに参加しました。
■期間:2024年9月1日(日)~30日(月)
■主催:公立大学法人横浜市立大学 附属病院、市民総合医療センター
後援:横浜市医療局
世界患者安全の日イベント2024 あなたの声が鍵を握る! 一緒につくろう、安全な医療
横浜市立大学リリース:
https://www.yokohama-cu.ac.jp/news/2024/WorldPatientSafetyDay_20240830.html
第83回神奈川腎炎研究会が開催され、齊藤孝宏先生が発表しました
2024.09.15
第83回神奈川腎炎研究会(当番世話人:横浜第一病院 副院長 石井健夫先生)が2024年9月15日に神奈川県総合医療会館で開催され、当教室から齊藤孝宏先生の発表が行われ、活発な議論が行われました。
齊藤 孝宏 「糸球体係蹄壊死や半月体形成を認めず、傍尿細管毛細血管炎と間質性腎炎を呈した顕微鏡的多発血管炎の一例」
齊藤 孝宏 「糸球体係蹄壊死や半月体形成を認めず、傍尿細管毛細血管炎と間質性腎炎を呈した顕微鏡的多発血管炎の一例」
済生会横浜市南部病院 腎臓高血圧内科(岩本彩雄部長)の川井有紀医師、小澤萌枝医師らが、紅麹サプリメント摂取後にファンコニー症候群を呈し症例を日本腎臓学会英文誌CEN Case Reportsに報告
2024.08.14
済生会横浜市南部病院 腎臓高血圧内科(岩本彩雄部長)の川井有紀医師、小澤萌枝医師らは、紅麹サプリメント摂取後にファンコニー症候群を呈し、腎生検による組織診断とともに治療した症例について、日本腎臓学会英文誌であるCEN Case Reportsに報告しました。
紅麹サプリメント摂取後の腎障害が社会問題化している中、腎障害の詳細については未だ不明な点が多いとされています。
本症例の報告は、紅麹サプリメント摂取後の腎障害の診療にかかわる医師にとって非常に有意義であると考えられます。
本研究成果は「日本腎臓学会英文誌CEN Case Reports」誌に掲載されました(2024年7月10日公開)。
論文情報
タイトル:A case of Fanconi syndrome that developed following a year of consumption of a red yeast rice supplement
著者:Yuki Kawai, Moe Ozawa, Aya Isomura, Hiroshi Mitsuhashi, Satoshi Yamaguchi, Shohei Nagayama, Shohei Tanaka, Eriko Abe, Sanae Saka, Kiyotaka Nagahama, Tamio Iwamoto, Kouichi Tamura
掲載雑誌: CEN Case Rep. 2024 Jul 10. doi: 10.1007/s13730-024-00913-y. Online ahead of print
済生会横浜市南部病院 腎臓高血圧内科ホームページ: https://www.nanbu.saiseikai.or.jp/depts/kidney/
紅麹サプリメント摂取後の腎障害が社会問題化している中、腎障害の詳細については未だ不明な点が多いとされています。
本症例の報告は、紅麹サプリメント摂取後の腎障害の診療にかかわる医師にとって非常に有意義であると考えられます。
本研究成果は「日本腎臓学会英文誌CEN Case Reports」誌に掲載されました(2024年7月10日公開)。
論文情報
タイトル:A case of Fanconi syndrome that developed following a year of consumption of a red yeast rice supplement
著者:Yuki Kawai, Moe Ozawa, Aya Isomura, Hiroshi Mitsuhashi, Satoshi Yamaguchi, Shohei Nagayama, Shohei Tanaka, Eriko Abe, Sanae Saka, Kiyotaka Nagahama, Tamio Iwamoto, Kouichi Tamura
掲載雑誌: CEN Case Rep. 2024 Jul 10. doi: 10.1007/s13730-024-00913-y. Online ahead of print
済生会横浜市南部病院 腎臓高血圧内科ホームページ: https://www.nanbu.saiseikai.or.jp/depts/kidney/
田村美澄先生、金口翔先生らの症例報告が、『Cen Case Reports』に掲載されました!
2024.08.13
血管型ベーチェット病による腎血管性高血圧に起因する悪性高血圧の一例について、当教室より症例報告をおこないました。
ベーチェット病は、ぶどう膜炎、再発性口腔内アフタ、皮膚病変などを呈する希少疾患で、稀に血管病変を合併します。
本症例は、血管病変として腎動脈狭窄を合併しており、腎血管性高血圧による悪性高血圧を呈しておりました。
腎血管性高血圧の原因疾患として、ベーチェット病は稀ではありますが、腎血管性高血圧の診療の際にはベーチェット病も鑑別に挙げ、ベーチェット病に焦点をあてた問診・診察が重要であることを報告いたしました。
【論文情報】
タイトル:Behcet's disease presenting as malignant hypertension induced by renovascular hypertension.
著者:Kinguchi S, Tamura M, Furuta R, Toyota K, Ishiga K, Kanaoka T, Azushima K, Wakui H, Hirawa N, Tamura K.
掲載雑誌:CEN Case Rep.
DOI: 10.1007/s13730-024-00918-7.
ベーチェット病は、ぶどう膜炎、再発性口腔内アフタ、皮膚病変などを呈する希少疾患で、稀に血管病変を合併します。
本症例は、血管病変として腎動脈狭窄を合併しており、腎血管性高血圧による悪性高血圧を呈しておりました。
腎血管性高血圧の原因疾患として、ベーチェット病は稀ではありますが、腎血管性高血圧の診療の際にはベーチェット病も鑑別に挙げ、ベーチェット病に焦点をあてた問診・診察が重要であることを報告いたしました。
【論文情報】
タイトル:Behcet's disease presenting as malignant hypertension induced by renovascular hypertension.
著者:Kinguchi S, Tamura M, Furuta R, Toyota K, Ishiga K, Kanaoka T, Azushima K, Wakui H, Hirawa N, Tamura K.
掲載雑誌:CEN Case Rep.
DOI: 10.1007/s13730-024-00918-7.
横浜市立大学大学院病態制御内科学 永廣尚敬医師、循環器内科学 小西正紹准教授、附属市民総合医療センター 田村功一病院長らが、高齢心不全入院患者の体重減少が退院後の死亡のリスクを高めることを報告
2024.08.12
高齢心不全入院患者の体重減少が退院後の死亡のリスクを高める~1年前の体重との比較が患者の経過予測に重要~
横浜市立大学大学院医学研究科病態制御内科学 永廣尚敬医師(大学院博士課程3年)、循環器内科学 小西正紹准教授、循環器内科学 日比 潔主任教授、横浜市立大学附属市民総合医療センター 田村功一病院長、順天堂大学大学院医学研究科循環器内科学の末永祐哉准教授らの共同研究グループは、65歳以上の高齢心不全入院患者で認められる体重減少が、退院後の死亡率と関係することを明らかにしました。
本研究では、国内15施設を含めた 大規模観察研究*1を行った結果、心不全患者の退院前に測定した体重が、1年前の体重と比較して12%を超える減少を認めた患者では、退院後の死亡率のリスクを高めることを発見しました。
本研究は、従来、再入院や死亡を予測することが難しかった高齢心不全患者に対し、1年前の体重を確認しその減少度合いを評価することが患者の経過予測に重要であることを示しました。
本研究成果は「European Heart Journal – Quality of Care and Clinical Outcomes」誌に掲載されました(2024年7月19日公開)。
論文情報
タイトル:Prognostic value of weight loss in hospitalized patients with heart failure(心不全入院患者の予後予測における体重減少の意義)
著者:Takanori Nagahiro, Masaaki Konishi, Nobuyuki Kagiyama, Takatoshi Kasai, Kentaro Kamiya, Hiroshi Saito, Kazuya Saito, Emi Maekawa, Takeshi Kitai , Kentaro Iwata, Kentaro Jujo , Hiroshi Wada , Shin-Ichi Momomura , Kiyoshi Hibi , Kouichi Tamura , and Yuya Matsue
掲載雑誌: European Heart Journal – Quality of Care and Clinical Outcomes
DOI:10.1093/ehjqcco/qcae058 https://doi.org/10.1093/ehjqcco/qcae058 横浜市立大学ホームページ: https://www.yokohama-cu.ac.jp/res-portal/news/2024/20240808konishi.html 横浜市立大学プレスリリース: https://www.yokohama-cu.ac.jp/res-portal/news/2024/au4u3c0000001qb5-att/20240808konishimasaaki.pdf
横浜市立大学大学院医学研究科病態制御内科学 永廣尚敬医師(大学院博士課程3年)、循環器内科学 小西正紹准教授、循環器内科学 日比 潔主任教授、横浜市立大学附属市民総合医療センター 田村功一病院長、順天堂大学大学院医学研究科循環器内科学の末永祐哉准教授らの共同研究グループは、65歳以上の高齢心不全入院患者で認められる体重減少が、退院後の死亡率と関係することを明らかにしました。
本研究では、国内15施設を含めた 大規模観察研究*1を行った結果、心不全患者の退院前に測定した体重が、1年前の体重と比較して12%を超える減少を認めた患者では、退院後の死亡率のリスクを高めることを発見しました。
本研究は、従来、再入院や死亡を予測することが難しかった高齢心不全患者に対し、1年前の体重を確認しその減少度合いを評価することが患者の経過予測に重要であることを示しました。
本研究成果は「European Heart Journal – Quality of Care and Clinical Outcomes」誌に掲載されました(2024年7月19日公開)。
論文情報
タイトル:Prognostic value of weight loss in hospitalized patients with heart failure(心不全入院患者の予後予測における体重減少の意義)
著者:Takanori Nagahiro, Masaaki Konishi, Nobuyuki Kagiyama, Takatoshi Kasai, Kentaro Kamiya, Hiroshi Saito, Kazuya Saito, Emi Maekawa, Takeshi Kitai , Kentaro Iwata, Kentaro Jujo , Hiroshi Wada , Shin-Ichi Momomura , Kiyoshi Hibi , Kouichi Tamura , and Yuya Matsue
掲載雑誌: European Heart Journal – Quality of Care and Clinical Outcomes
DOI:10.1093/ehjqcco/qcae058 https://doi.org/10.1093/ehjqcco/qcae058 横浜市立大学ホームページ: https://www.yokohama-cu.ac.jp/res-portal/news/2024/20240808konishi.html 横浜市立大学プレスリリース: https://www.yokohama-cu.ac.jp/res-portal/news/2024/au4u3c0000001qb5-att/20240808konishimasaaki.pdf
第 107 回神奈川腎研究会/第 40 回神奈川県透析施設連絡協議会 合同研究会開催と一般演題募集のお知らせ
2024.07.27
神奈川腎研究会
会長 田村功一
謹啓 会員の皆様にはますますご清祥のこととお慶び申し上げます。会長 田村功一
さて、第 107 回神奈川腎研究会/第 40 回神奈川県透析施設連絡協議会 合同研究会を横浜市立市民病院 永山嘉恭先生・白楽腎クリニック 岩崎滋樹先生 世話人のもと下記の要領で開催させていただきます。
一般演題のテーマは、腎疾患に関するものであれば限定いたしません。
医師はもちろん看護師・臨床工学士さらには栄養士・薬剤師などご案内いただき多くの皆さまのご来場をお待ちしております。
謹白
記
日 時:2024 年 11 月 10 日(日)午後 12 時 30 分~ 場 所:神奈川県総合医療会館 7階ホール
横浜市中区富士見町 3-1 TEL:045-241-7000
JR 関内駅より徒歩 10 分/地下鉄伊勢佐木長者町より徒歩 3 分
特別講演:「EBM を越える~IgA 腎症を支配する二つの病巣炎症~」
講師:堀田 修クリニック(HOC)院長 堀田 修先生
一般演題募集:テーマは特に限定しません。口演 7 分、討論 3 分とします。
抄録は 400 字以内で、発表者名にはふりがなと○を付けてください。
プログラム作成の迅速化と誤字を防ぐため、抄録をメール添付書類として下記アドレス宛に送信してください。
抄録の作成は Word 形式でお願い致します。
*お願い:電子ファイル(e-mail)送信後、5 日以内に受信確認の返信がない場合はメールの不達も考えられますので、事務局へお問い合わせください。
演題締切:2024 年 9 月 24 日(火)
抄録送付・お問合せ先:神奈川腎研究会事務局(事務局長 小林 竜/担当秘書 上田智子)
Tel:045-787-2635 Fax:045-701-3738
〒236-0004 横浜市金沢区福浦 3-9
横浜市立大学医学部循環器・腎臓・高血圧内科学
田村功一主任教授・センター病院長が、7/25(木)NHK総合にて放送の(あしたが変わるトリセツショー:高血圧対策の新常識)の医療監修を担当しました
2024.07.24
2024年7月25日木曜日の19:30~[45分間]にNHK総合にて「あしたが変わるトリセツショー(MC石原さとみさん)」が放送される予定です。
今回のテーマは、「高血圧対策の新常識」
★楽しい驚きのお得ワザSP」高血圧対策の柱「減塩」と「運動」の新常識!
▼「減らさずに増やす」楽しい減塩法
▼専門家おすすめ高コスパ血圧降下運動
▼特製カード&石原さとみ流アイスレシピ大公開!
となっています。
そして、田村功一主任教授・センター病院長が、番組で使用される腎臓の模型の医療監修を担当しました。
患者さんに対する生活習慣指導等にご活用いただけましたら幸いです。
番組URL: https://www.nhk.jp/p/torisetsu-show/ts/J6MX7VP885/episode/te/N343YW171G/ (状況により、放送予定が変更になる可能性があります)
今回のテーマは、「高血圧対策の新常識」
★楽しい驚きのお得ワザSP」高血圧対策の柱「減塩」と「運動」の新常識!
▼「減らさずに増やす」楽しい減塩法
▼専門家おすすめ高コスパ血圧降下運動
▼特製カード&石原さとみ流アイスレシピ大公開!
となっています。
そして、田村功一主任教授・センター病院長が、番組で使用される腎臓の模型の医療監修を担当しました。
患者さんに対する生活習慣指導等にご活用いただけましたら幸いです。
番組URL: https://www.nhk.jp/p/torisetsu-show/ts/J6MX7VP885/episode/te/N343YW171G/ (状況により、放送予定が変更になる可能性があります)
横浜市立大学附属病院院腎臓・高血圧内科にて実施中の臨床治験の⼀覧を掲載しました
2024.07.23
横浜市立大学附属病院院腎臓・高血圧内科において現在実施中の臨床治験の⼀覧を掲載しました(2024年7月現在)。
臨床治験へのお問い合わせやご参加希望につきましては、
横浜市立大学附属病院患者サポートセンター https://www.yokohama-cu.ac.jp/fukuhp/section/other_sections/support/index.html へお問い合わせいただくか、横浜市立大学附属病院院腎臓・高血圧内科の診療科スタッフ医師に直接お伝えください。
横浜市立大学附属病院院腎臓・高血圧内科において現在実施中の臨床治験の⼀覧(2024年7月現在): https://www.yokohama-medicine.org/information/nephrology.html#p_4m
臨床治験へのお問い合わせやご参加希望につきましては、
横浜市立大学附属病院患者サポートセンター https://www.yokohama-cu.ac.jp/fukuhp/section/other_sections/support/index.html へお問い合わせいただくか、横浜市立大学附属病院院腎臓・高血圧内科の診療科スタッフ医師に直接お伝えください。
横浜市立大学附属病院院腎臓・高血圧内科において現在実施中の臨床治験の⼀覧(2024年7月現在): https://www.yokohama-medicine.org/information/nephrology.html#p_4m
第67回日本腎臓学会学術総会が2024年6月28日~30日にパシフィコ横浜ノースで開催され、当教室から多くの発表が行われました。田口慎也助教が一般演題優秀演題賞を受賞しました。
2024.07.05
第67回日本腎臓学会学術総会(総会長:東京医科歯科大学医歯学総合研究科腎臓内科学 内田信一教授)が、2024年6月28日~30日にパシフィコ横浜ノースで開催され、当教室から多くの発表が行われました。
会場では活発な議論が行われ盛況でした。
今回、田口慎也助教が「皮膚組織レニン・アンジオテンシン系による新たな血圧制御機構の解明」の演題で、一般演題優秀演題賞を受賞しました。
・シンポジウム
「保存期から透析期へ:CKD診療における至適transitionを考える(JSN/JSDT共同事業企画運営委員会企画)」
これからの心腎代謝連関制御治療と"Fantastic Three for CKDs
田村功一
「カリウム喪失と体液保持機構に着目した食塩感受性高血圧症:MR機能の再考」
峯岸慎太郎(循環器内科)
・ランチョンセミナー
「CKD診療における新たなアプローチ:XOR阻害薬の有用性を探る」
塚本俊一郎
・座長
教育講演「医療経済評価の考え方と手法」
田村功一
・座長
ランチョンセミナー「腎臓内科医が臨床現場で迷う血栓症~TMA・DIC・aHUS」
田村功一
・座長
一般口演「心腎連関」
涌井広道
・座長
一般口演「心血管系(基礎)」
小豆島健護
・一般演題優秀演題賞(基礎)1
「皮膚組織レニン・アンジオテンシン系による新たな血圧制御機構の解明」
田口慎也
・一般口演(DKD(臨床))
「Win Ratio法を用いたSGLT2阻害薬とGLP-1受容体アゴニスト併用療法における先行治療薬と腎予後の検討」
小林一雄
・一般口演(高血圧・心血管系(基礎))
「中枢神経PVNにおけるATRAP発現誘導はAng II 依存性高血圧を抑制する」
外澤真李
・ポスター(高血圧・心血管系)
「アフェレシス療法による下肢潰瘍治療:血清蛋白変動解析による作用機序の探求」
石賀浩平
第67回日本腎臓学会学術総会サイト: http://jsn67.umin.jp/index.html
会場では活発な議論が行われ盛況でした。
今回、田口慎也助教が「皮膚組織レニン・アンジオテンシン系による新たな血圧制御機構の解明」の演題で、一般演題優秀演題賞を受賞しました。
・シンポジウム
「保存期から透析期へ:CKD診療における至適transitionを考える(JSN/JSDT共同事業企画運営委員会企画)」
これからの心腎代謝連関制御治療と"Fantastic Three for CKDs
田村功一
「カリウム喪失と体液保持機構に着目した食塩感受性高血圧症:MR機能の再考」
峯岸慎太郎(循環器内科)
・ランチョンセミナー
「CKD診療における新たなアプローチ:XOR阻害薬の有用性を探る」
塚本俊一郎
・座長
教育講演「医療経済評価の考え方と手法」
田村功一
・座長
ランチョンセミナー「腎臓内科医が臨床現場で迷う血栓症~TMA・DIC・aHUS」
田村功一
・座長
一般口演「心腎連関」
涌井広道
・座長
一般口演「心血管系(基礎)」
小豆島健護
・一般演題優秀演題賞(基礎)1
「皮膚組織レニン・アンジオテンシン系による新たな血圧制御機構の解明」
田口慎也
・一般口演(DKD(臨床))
「Win Ratio法を用いたSGLT2阻害薬とGLP-1受容体アゴニスト併用療法における先行治療薬と腎予後の検討」
小林一雄
・一般口演(高血圧・心血管系(基礎))
「中枢神経PVNにおけるATRAP発現誘導はAng II 依存性高血圧を抑制する」
外澤真李
・ポスター(高血圧・心血管系)
「アフェレシス療法による下肢潰瘍治療:血清蛋白変動解析による作用機序の探求」
石賀浩平
第67回日本腎臓学会学術総会サイト: http://jsn67.umin.jp/index.html
慢性腎臓病(CKD)重症化予防のための診療体制構築及び多職種連携モデル事業について、横浜市金沢区医師会との連携のもと2024年6月から金沢区において先行事業として開始
2024.06.19
横浜市立大学附属病院・「横浜慢性腎臓病(CKD)対策協議会」が進めている慢性腎臓病(CKD)重症化予防のための診療体制構築及び多職種連携モデル事業について、横浜市金沢区医師会と連携して2024年6月から金沢区において先行事業として開始しました。
横浜市立大学附属病院 腎臓・高血圧内科公式ホームページ: https://www.yokohama-cu.ac.jp/fukuhp/section/depts/kidney/index.html
横浜市立大学附属病院 腎臓・高血圧内科『慢性腎臓病(CKD)重症化予防のための診療体制構築及び多職種連携モデル事業』: https://yokohama-medicine.org/information/nephrology.html#p_0m
横浜市金沢区医師会ホームページ: https://kanazawaku-med.org/
横浜市における腎疾患・慢性腎臓病対策の推進を目指す 「横浜慢性腎臓病(CKD)対策協議会」を発足: https://www.yokohama-cu.ac.jp/news/2023/20230721CKD.html
横浜市立大学附属病院 腎臓・高血圧内科公式ホームページ: https://www.yokohama-cu.ac.jp/fukuhp/section/depts/kidney/index.html
横浜市立大学附属病院 腎臓・高血圧内科『慢性腎臓病(CKD)重症化予防のための診療体制構築及び多職種連携モデル事業』: https://yokohama-medicine.org/information/nephrology.html#p_0m
横浜市金沢区医師会ホームページ: https://kanazawaku-med.org/
横浜市における腎疾患・慢性腎臓病対策の推進を目指す 「横浜慢性腎臓病(CKD)対策協議会」を発足: https://www.yokohama-cu.ac.jp/news/2023/20230721CKD.html
第69回日本透析医学会学術集会・総会(2024/6/7~9、横浜)が開催され、当教室から多くの発表がありました
2024.06.17
第69回日本透析医学会 学術集会・総会(大会長:東邦大学医学部腎臓学講座 教授 酒井謙先生)が2024年6月7日(金)~9日(日)にパシフィコ横浜にて開催されました。
横浜市立大学医学部/附属病院から5演題の発表があり、また横浜市立大学関連病院からも多くの発表があり、会場では活発な議論が行われ、とても盛況でした。
***横浜市立大学医学部/附属病院***
座長
田村 功一
口演:血液浄化法/至適透析
戸谷 義幸
口演:ステントグラフト
涌井 広道
口演:急性血液浄化療法/薬剤
岩崎 和子
口演:看護/高齢者/地域連携
一般演題(口演)
「透析患者のシャント肢に発症した偽痛風の一例」
安部 えりこ
「生活習慣病患者における内服薬剤数と倦怠感の関連性の検討」
藤原 直樹
一般演題(ポスター)
「抗GBM抗体著明高値の急速進行性糸球体腎炎に血漿交換を施行した1例」
小豆島 健護
「客観的根拠に基づくESA投与アルゴリズムとERI予後予測能」
川田 貴章
「内シャント造設後生じたリンパ漏にドレーン留置が有効であった一例」
古田 里華
***横浜市立大学関連病院(田村功一主任教授共同演者演題)***
一般演題(ポスター)
「ロサルタンの漸減・中止に伴ってHb値が上昇し,再投与後低下した血液透析患者の1例」
矢花 眞知子(花クリニック)
「上大静脈へ一時留置型フィルターを留置しVAIVTを施行した,AVG血栓閉塞の一例」
鈴木 拓也(横須賀市立市民病院)
「単純血漿交換とステロイド療法で救命しえたGoodpasture症候群の1例」
安藤 匡人(横須賀市立うわまち病院)
第69回日本透析医学会学術集会・総会サイト: https://www.congre.co.jp/jsdt2024/
横浜市立大学医学部/附属病院から5演題の発表があり、また横浜市立大学関連病院からも多くの発表があり、会場では活発な議論が行われ、とても盛況でした。
***横浜市立大学医学部/附属病院***
座長
田村 功一
口演:血液浄化法/至適透析
戸谷 義幸
口演:ステントグラフト
涌井 広道
口演:急性血液浄化療法/薬剤
岩崎 和子
口演:看護/高齢者/地域連携
一般演題(口演)
「透析患者のシャント肢に発症した偽痛風の一例」
安部 えりこ
「生活習慣病患者における内服薬剤数と倦怠感の関連性の検討」
藤原 直樹
一般演題(ポスター)
「抗GBM抗体著明高値の急速進行性糸球体腎炎に血漿交換を施行した1例」
小豆島 健護
「客観的根拠に基づくESA投与アルゴリズムとERI予後予測能」
川田 貴章
「内シャント造設後生じたリンパ漏にドレーン留置が有効であった一例」
古田 里華
***横浜市立大学関連病院(田村功一主任教授共同演者演題)***
一般演題(ポスター)
「ロサルタンの漸減・中止に伴ってHb値が上昇し,再投与後低下した血液透析患者の1例」
矢花 眞知子(花クリニック)
「上大静脈へ一時留置型フィルターを留置しVAIVTを施行した,AVG血栓閉塞の一例」
鈴木 拓也(横須賀市立市民病院)
「単純血漿交換とステロイド療法で救命しえたGoodpasture症候群の1例」
安藤 匡人(横須賀市立うわまち病院)
第69回日本透析医学会学術集会・総会サイト: https://www.congre.co.jp/jsdt2024/
田口慎也医師が研究開発分担者として参画する共同研究プロジェクトがAMED事業に採択されました
2024.06.12
東京大学医学部附属病院 腎臓・内分泌内科 平川陽亮助教を研究開発代表者とする共同研究プロジェクトが、日本医療研究開発機構(以下、AMED)による令和6年度 「ゲノム医療実現バイオバンク利活用プログラム」に採択されました。
当教室の田口慎也医師が研究開発分担者として参画いたします。
<事業名>
AMED 令和6年度 ゲノム医療実現バイオバンク利活用プログラム
<研究開発課題名>
トランスオミクス解析による慢性腎臓病診療変革への挑戦
<外部リンク> https://www.amed.go.jp/koubo/14/05/1405C_00046.html
当教室の田口慎也医師が研究開発分担者として参画いたします。
<事業名>
AMED 令和6年度 ゲノム医療実現バイオバンク利活用プログラム
<研究開発課題名>
トランスオミクス解析による慢性腎臓病診療変革への挑戦
<外部リンク> https://www.amed.go.jp/koubo/14/05/1405C_00046.html
2024年6月25日19時より CKD病診連携セミナーを ZOOMで行います。
2024.06.11
2024年6月25日19時より CKD病診連携セミナーを ZOOMで行います。
参加申し込み
https://is.gd/YiZsvw
ミーティングID:912 6324 7064 パスコード:210959 です。
皆様方ご参加をおまちしております。
参加申し込み
https://is.gd/YiZsvw
ミーティングID:912 6324 7064 パスコード:210959 です。
皆様方ご参加をおまちしております。
塚本俊一郎先生、小林一雄先生らの論文が、国際査読付き英文雑誌『Diabetes, Obesity and Metabolism』に掲載されました!
2024.06.10
神奈川県内科医学会高血圧・腎疾患対策委員会 委員/内科クリニックこばやし院長の小林一雄先生と横浜市立大学医学部 腎臓・高血圧内科学の塚本俊一郎助教、田村功一主任教授らの研究グループは、東海大学 腎臓内分泌代謝内科 豊田雅夫准教授、福岡大学 内分泌・糖尿病内科 川浪大治教授らと共同で行っているRECAP研究において、SGLT2阻害薬(SGLT2-I)とGLP1受容体作動薬(GLP1-RA)の併用療法における先行薬剤の違いが慢性腎臓病(CKD)患者の腎アウトカムに与える影響について検討し、同研究成果が国際査読付き英文雑誌『Diabetes, Obesity and Metabolism』に掲載されました。
SGLT2-IとGLP1-RAはどちらも腎臓に保護的に作用することがこれまで報告されている薬剤です。
近年、両者の併用療法は単剤療法と比べてより腎保護的である可能性もわかってきました。
しかしながら、両者の併用療法において使用する薬剤の順番が腎保護に与える影響は不明でした。
そこで、塚本医師、小林医師らの研究グループはSGLT2-IとGLP1-RAを実際に併用した患者のリアルワールドデータを用いて、どちらの薬剤の先行グループが腎アウトカムを改善するかについて、傾向スコアマッチングとWin ratioいう解析手法を用いて検討を行いました。
結果は、腎複合アウトカムの発生率は 2 グループ間で差がありませんでした (GLP-1RA先行グループ 10%、SGLT2-I先行グループ 17%、オッズ比 1.80、95% 信頼区間 [CI] 0.85~4.26、p = 0.12)。
しかしながら、Win ratioを用いた解析ではGLP-1RA 先行グループの勝率は 1.83 (95% CI 1.71~1.95、p < 0.001) とSGLT2-I先行グループよりも有意に高く、GLP1-RAの先行投与のほうがより腎保護的である可能性が示されました。
本研究はSGLT2-IとGLP1-RAの併用療法における先行薬剤の違いがCKD患者の腎アウトカムに与える影響を検討した世界初の研究成果になります。
CKD患者数が世界的に増加している現代において、本研究成果は今後のCKD治療の進歩に大いに貢献することが期待されます。
論文情報
タイトル:Effect of preceding drug therapy on the renal and cardiovascular outcomes of combined sodium-glucose cotransporter-2 inhibitor and glucagon-like peptide-1 receptor agonist treatment in patients with type 2 diabetes and chronic kidney disease.
著者 :RECAP study group, Tsukamoto S., Kobayashi K., Toyoda M., Kawanami D., Wakui H., Tamura K., et al.
掲載雑誌:Diabetes, Obesity and Metabolism
DOI: 10.1111/dom.15652
SGLT2-IとGLP1-RAはどちらも腎臓に保護的に作用することがこれまで報告されている薬剤です。
近年、両者の併用療法は単剤療法と比べてより腎保護的である可能性もわかってきました。
しかしながら、両者の併用療法において使用する薬剤の順番が腎保護に与える影響は不明でした。
そこで、塚本医師、小林医師らの研究グループはSGLT2-IとGLP1-RAを実際に併用した患者のリアルワールドデータを用いて、どちらの薬剤の先行グループが腎アウトカムを改善するかについて、傾向スコアマッチングとWin ratioいう解析手法を用いて検討を行いました。
結果は、腎複合アウトカムの発生率は 2 グループ間で差がありませんでした (GLP-1RA先行グループ 10%、SGLT2-I先行グループ 17%、オッズ比 1.80、95% 信頼区間 [CI] 0.85~4.26、p = 0.12)。
しかしながら、Win ratioを用いた解析ではGLP-1RA 先行グループの勝率は 1.83 (95% CI 1.71~1.95、p < 0.001) とSGLT2-I先行グループよりも有意に高く、GLP1-RAの先行投与のほうがより腎保護的である可能性が示されました。
本研究はSGLT2-IとGLP1-RAの併用療法における先行薬剤の違いがCKD患者の腎アウトカムに与える影響を検討した世界初の研究成果になります。
CKD患者数が世界的に増加している現代において、本研究成果は今後のCKD治療の進歩に大いに貢献することが期待されます。
論文情報
タイトル:Effect of preceding drug therapy on the renal and cardiovascular outcomes of combined sodium-glucose cotransporter-2 inhibitor and glucagon-like peptide-1 receptor agonist treatment in patients with type 2 diabetes and chronic kidney disease.
著者 :RECAP study group, Tsukamoto S., Kobayashi K., Toyoda M., Kawanami D., Wakui H., Tamura K., et al.
掲載雑誌:Diabetes, Obesity and Metabolism
DOI: 10.1111/dom.15652
2024年(令和6年)6月1日付にて横浜市立大学医学部循環器・腎臓・高血圧内科学の田村功一主任教授が、横浜市立大学附属市民総合医療センター(YCU Medical Center)に新病院長として着任しました
2024.06.06
横浜市立大学医学部循環器・腎臓・高血圧内科学の田村功一主任教授が、2024年(令和6年)6月1日付にて横浜市立大学附属市民総合医療センター(YCU Medical Center)に新病院長として着任しました。
田村功一新病院長の挨拶「YCU Medical Center: 先端医療の、その先へ」はこちらです。
Web site: https://www.yokohama-cu.ac.jp/urahp/summary/greeting.html
田村功一新病院長の挨拶「YCU Medical Center: 先端医療の、その先へ」はこちらです。
Web site: https://www.yokohama-cu.ac.jp/urahp/summary/greeting.html
横浜市立大学医学部循環器・腎臓・高血圧内科学の田村功一主任教授は、第61回欧州腎臓学会議・総会のシンポジウムにおいて当教室の研究グループGR(代表 涌井広道准教授)の研究成果を中心に招待講演を行いました
2024.05.31
横浜市立大学医学部循環器・腎臓・高血圧内科学の田村功一主任教授は、欧州腎臓学会会長[European Renal Association (ERA) President]のChristoph Wanner教授からの要請に基づく日本腎臓学会からのAmbassador speakerとして、2024年5月23日-26日にストックホルム国際会議場(Stockholmsmässan)にて開催された第61回欧州腎臓学会議・総会のシンポジウム(The kidney and blood pressure)において当教室の研究グループGR(代表 涌井広道准教授)の研究成果を中心に、講演会場に多数お集まりいただきました学会参加者の前で招待講演を行いました。
Session ID S 6.3: The kidney and blood pressure
Topic: Hypertension & Diabetes
Session-Type: Symposium
Title of invited presentation: Potential approach for treatment of hypertension-cardiovascular-kidney comorbidity by receptor-binding molecule ATRAP.
第61回欧州腎臓学会議・総会(the 61st ERA Congress 2024 in Stockholm, Sweden):
https://www.era-online.org/events/stockholm-2024/
Session ID S 6.3: The kidney and blood pressure
Topic: Hypertension & Diabetes
Session-Type: Symposium
Title of invited presentation: Potential approach for treatment of hypertension-cardiovascular-kidney comorbidity by receptor-binding molecule ATRAP.
第61回欧州腎臓学会議・総会(the 61st ERA Congress 2024 in Stockholm, Sweden):
https://www.era-online.org/events/stockholm-2024/
国内で初めて承認された慢性腎臓病(CKD)治療薬(SGLT2阻害薬ダパグリフロジン)の費用対効果について、田村功一主任教授らが産学連携国際共同研究により報告 ~医療経営・政策の質向上に貢献する実務型研究プログラムの成果~
2024.05.30
横浜市立大学医学部循環器・腎臓・高血圧内科学の田村功一主任教授らが産学連携国際共同研究により、慢性腎臓病(CKD)治療薬として国内初承認されたSGLT2阻害薬ダパグリフロジンの費用対効果が高いことを報告しました。
本研究は、田村功一主任教授が同学のYCU病院経営プログラム(現在のYCU医療経営・政策プログラム)および同大学院国際マネジメント研究科SIMBA(Social Innovation MBA)プログラムを修了し、それらの研究成果をもとに進められました。
本研究成果は、欧州腎臓学会誌「Clinical Kidney Journal」に掲載されました。
(2024年2月9日公開)。
詳細は本学ホームページでのトピックスをご覧ください。
横浜市立大学トピックス:
https://www.yokohama-cu.ac.jp/res-portal/news/2024/20240523tamurakoichi.html
掲載論文:
タイトル:Dapagliflozin in chronic kidney disease: cost-effectiveness beyond the DAPA-CKD trial
著者:Phil McEwan, Jason A Davis, Peter D Gabb, David C Wheeler, Peter Rossing, Glenn M Chertow, Ricardo Correa-Rotter, Kouichi Tamura, Salvatore Barone, Juan Jose Garcia Sanchez.
掲載雑誌:Clinical Kidney Journal. 2024 Feb 9;17(2):sfae025.
DOI : 10.1093/ckj/sfae025 https://doi.org/10.1093/ckj/sfae025
本研究は、田村功一主任教授が同学のYCU病院経営プログラム(現在のYCU医療経営・政策プログラム)および同大学院国際マネジメント研究科SIMBA(Social Innovation MBA)プログラムを修了し、それらの研究成果をもとに進められました。
本研究成果は、欧州腎臓学会誌「Clinical Kidney Journal」に掲載されました。
(2024年2月9日公開)。
詳細は本学ホームページでのトピックスをご覧ください。
横浜市立大学トピックス:
https://www.yokohama-cu.ac.jp/res-portal/news/2024/20240523tamurakoichi.html
掲載論文:
タイトル:Dapagliflozin in chronic kidney disease: cost-effectiveness beyond the DAPA-CKD trial
著者:Phil McEwan, Jason A Davis, Peter D Gabb, David C Wheeler, Peter Rossing, Glenn M Chertow, Ricardo Correa-Rotter, Kouichi Tamura, Salvatore Barone, Juan Jose Garcia Sanchez.
掲載雑誌:Clinical Kidney Journal. 2024 Feb 9;17(2):sfae025.
DOI : 10.1093/ckj/sfae025 https://doi.org/10.1093/ckj/sfae025
保存期腎不全教育としての減塩が腹膜透析継続率に寄与することを発表
2024.05.29
横浜市立大学医学部循環器・腎臓・高血圧内科学の小林竜助教、田村功一主任教授、日本赤十字社医療センター腎臓内科 衣笠哲史先生、石橋由孝部長らは、日本赤十字社医療センターでの腹膜透析導入患者を対象に、保存期腎不全教育としての「減塩」がPD technique survivalに寄与するかを保存期の推定食塩摂取量を指標とし過去起点コホート研究で評価を行いました。
減塩遵守群(保存期の推定食塩摂取量<6g/日)では、過剰食塩摂取群(保存期の推定食塩摂取群≧6.0g)と比較して、PD継続率が有意に高いことが示されました(p=0.019)。
本研究で、保存期腎不全教育及び減塩の意義が再認識され、新たなエビデンスが創出されました。
本研究成果は、「Therapeutic Apheresis and Dialysis」誌に掲載されました(日本時間2024年5月23日)
論文情報
タイトル:Impact of compliance with salt management guidelines before dialysis introduction on peritoneal dialysis technique survival: The importance of pre-dialysis care and education
著者:Ryu Kobayashi, Satoshi Kinugasa, Daisuke Kamano, Rena Sumura, Hirotoshi Kakiwaki, Tatsuya Haze, Keisuke Ono, Mai Yanagi, Kouichi Tamura, Yoshitaka Ishibashi
減塩遵守群(保存期の推定食塩摂取量<6g/日)では、過剰食塩摂取群(保存期の推定食塩摂取群≧6.0g)と比較して、PD継続率が有意に高いことが示されました(p=0.019)。
本研究で、保存期腎不全教育及び減塩の意義が再認識され、新たなエビデンスが創出されました。
本研究成果は、「Therapeutic Apheresis and Dialysis」誌に掲載されました(日本時間2024年5月23日)
論文情報
タイトル:Impact of compliance with salt management guidelines before dialysis introduction on peritoneal dialysis technique survival: The importance of pre-dialysis care and education
著者:Ryu Kobayashi, Satoshi Kinugasa, Daisuke Kamano, Rena Sumura, Hirotoshi Kakiwaki, Tatsuya Haze, Keisuke Ono, Mai Yanagi, Kouichi Tamura, Yoshitaka Ishibashi
SGLT2阻害薬治療早期の一時的な腎機能低下に影響を与える因子と腎予後との関連性を発表―日本腎臓学会の大規模データベースJ-CKD-DB-Exにより新たなエビデンスを創出―
2024.05.22
横浜市立大学医学部循環器・腎臓・高血圧内科学の金岡知彦診療講師、涌井広道准教授、田村功一主任教授、川崎医科大学高齢者医療センター 柏原直樹病院長、同学腎臓・高血圧内科学教室 長洲一准教授、順天堂大学大学院医学研究科総合診療科学 矢野裕一朗教授らの国内の複数の大学病院からなる研究グループは、慢性腎臓病患者包括的縦断データベース(Japan Chronic Kidney Disease Database: J-CKD-DB-Ex)を活用して、SGLT2阻害薬投与開始後の腎機能(GFR、糸球体濾過量)の初期低下(イニシャルドロップ/イニシャルディップ)に影響を与える因子を明らかにし、その腎予後との関連性を調べました。
この大規模データベース研究により、腎臓病のリアルワールドデータ(医療現場の臨床情報)における新たなエビデンスが創出されました。
本研究成果は、「Diabetes, Obesity and Metabolism」誌に掲載されました(日本時間2024年5月9日)
プレスリリース:https://www.yokohama-cu.ac.jp/res-portal/news/2024/20240522wakuihiromichi.html
記者発表資料:20240522wakuihiromichi.pdf (yokohama-cu.ac.jp)
論文情報
タイトル: Factors affecting the sodium-glucose cotransporter 2 inhibitors-related initial decline in glomerular filtration rate and its possible effect on kidney outcome in chronic kidney disease with type 2 diabetes: the Japan Chronic Kidney Disease Database
著者:Tomohiko Kanaoka, Hiromichi Wakui, Yuichiro Yano, Hajime Nagasu ,Hiroshi Kanegae, Masaomi Nangaku, Yosuke Hirakawa, Naoki Nakagawa, Jun Wada, Kazuhiko Tsuruya, Toshiaki Nakano, Shoichi Maruyama, Takashi Wada, Masaaki Konishi, Takanori Nagahiro, Kunihiro Yamagata, Ichiei Narita, Motoko Yanagita, Yoshio Terada, Shinichi Araki, Masanori Emoto, Hirokazu Okada, Yoshitaka Isaka, Yusuke Suzuki, Takashi Yokoo, Hiromi Kataoka, Eiichiro Kanda, Naoki Kashihara, Kouichi Tamura
掲載雑誌: Diabetes, Obesity and Metabolism
DOI:10.1111/dom.15611
この大規模データベース研究により、腎臓病のリアルワールドデータ(医療現場の臨床情報)における新たなエビデンスが創出されました。
本研究成果は、「Diabetes, Obesity and Metabolism」誌に掲載されました(日本時間2024年5月9日)
プレスリリース:https://www.yokohama-cu.ac.jp/res-portal/news/2024/20240522wakuihiromichi.html
記者発表資料:20240522wakuihiromichi.pdf (yokohama-cu.ac.jp)
論文情報
タイトル: Factors affecting the sodium-glucose cotransporter 2 inhibitors-related initial decline in glomerular filtration rate and its possible effect on kidney outcome in chronic kidney disease with type 2 diabetes: the Japan Chronic Kidney Disease Database
著者:Tomohiko Kanaoka, Hiromichi Wakui, Yuichiro Yano, Hajime Nagasu ,Hiroshi Kanegae, Masaomi Nangaku, Yosuke Hirakawa, Naoki Nakagawa, Jun Wada, Kazuhiko Tsuruya, Toshiaki Nakano, Shoichi Maruyama, Takashi Wada, Masaaki Konishi, Takanori Nagahiro, Kunihiro Yamagata, Ichiei Narita, Motoko Yanagita, Yoshio Terada, Shinichi Araki, Masanori Emoto, Hirokazu Okada, Yoshitaka Isaka, Yusuke Suzuki, Takashi Yokoo, Hiromi Kataoka, Eiichiro Kanda, Naoki Kashihara, Kouichi Tamura
掲載雑誌: Diabetes, Obesity and Metabolism
DOI:10.1111/dom.15611
第106回神奈川腎研究会総会・研究集会(大会長:田村功一主任教授)が2024年5月18日(日)に神奈川県総合医療会館7階ホールにて開催されました。
2024.05.21
2024年5月18日(日)神奈川県総合医療会館7階ホールにおきまして、第106回神奈川腎研究会総会・研究集会が開催されました。
藤沢市民病院腎臓内科 酒井政司先生、望星関内クリニック常田康夫先生世話人のもと盛会のうちに無事終了致しました。
参加者は117名(会場参加 86名)と過去最大の参加人人数となりました。
当教室からは、藤沢市民病院腎臓内科 赤星志織医師が優秀演題賞を受賞しました。
赤星 志織
演題名「微小変化型ネフローゼ症候群(MCNS)に内臓播種性水痘を発症した一剖検例」
おめでとうございます!
優秀演題賞受賞者を囲んで
田村会長(一番左)、酒井先生(左から2番目)、常田先生(左から3番目)、赤星先生(左から6番目)、乳原先生(一番右)
藤沢市民病院腎臓内科 酒井政司先生、望星関内クリニック常田康夫先生世話人のもと盛会のうちに無事終了致しました。
参加者は117名(会場参加 86名)と過去最大の参加人人数となりました。
当教室からは、藤沢市民病院腎臓内科 赤星志織医師が優秀演題賞を受賞しました。
赤星 志織
演題名「微小変化型ネフローゼ症候群(MCNS)に内臓播種性水痘を発症した一剖検例」
おめでとうございます!
優秀演題賞受賞者を囲んで
田村会長(一番左)、酒井先生(左から2番目)、常田先生(左から3番目)、赤星先生(左から6番目)、乳原先生(一番右)
第106回神奈川腎研究会総会・研究集会(当番世話人 藤沢市民病院 酒井政司先生、望星関内クリニック 常田康夫先生)を2024年5月18日(土)午後12時30分から開催します
2024.04.26
第106回神奈川腎研究会総会・研究集会のお知らせ
皆様にはますますご清祥のこととお慶び申し上げます。
第106回神奈川腎研究会総会・研究集会を藤沢市民病院 酒井政司先生、望星関内クリニック 常田康夫先生 当番世話人のもと下記の要領で開催させて頂きます。
医師はもちろん看護師・臨床工学士さらには栄養士・薬剤師・腎臓病療養指導士などの皆さんにもご案内頂き多くの皆様のご来場をお待ちしております。
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記
日時:2024年5月18日(土)
総会)午後12時30分~12時55分 研究会)13時~17時30分(予定)
場所:神奈川県総合医療会館 7階ホール
TEL:045-241-7000
住所:横浜市中区富士見町3-1
JR関内駅より 徒歩10分/地下鉄伊勢佐木長者町より 徒歩3分
特別講演テーマ:
「これからの高齢化社会と透析医療の未来」
講師: 埼玉医科大学医学部 総合診療内科 教授 中元 秀友先生
一般演題発表(16演題):
一般演題のテーマは、保存期〜透析・移植期にわたって腎疾患に関する内容
(一般演題のうち高評価演題に対しては、優秀演題賞が授与されます)
上記画像をクリックすると、別画面にPDFファイルが表示されます。
お問合せ先:
〒236-0004 横浜市金沢区福浦3−9
横浜市立大学医学部循環器・腎臓・高血圧内科学 神奈川腎研究会事務局
事務局メールアドレス:
もしくは、研究会事務局担当:小林 竜
Tel:045-787-2635(直通)
Fax:045-701-3738
神奈川腎研究会ホームページ: https://kanagawajin-kenkyukai.com/
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なお、第102回神奈川腎研究会総会・研究集会からは、田村 功一が第8代神奈川腎研究会会長を務めております。
今後ともご指導いただきたく、どうぞよろしくお願いします。
2024年4月吉日
神奈川腎研究会(第8代)会長 田村 功一
神奈川腎研究会(第8代)会長 田村 功一
4月から、新しいスタッフが着任しました!
2024.04.25
4月になり、横浜市立大学附属病院にも新しいスタッフの先生方が着任されました。
先生方から、メッセージをいただいたので掲載いたします。
職場が変わり不慣れなこともあると思いますが、1年間宜しくお願いします。
□指導診療医
野崎 有沙 卒業年度:2015年卒
一言:入局後、市中病院勤務を経て今年度から福浦で勤務させていただくことになりました。
学生の方や研修医の先生が多くいる環境にはまだ慣れませんが、いろいろな面で貢献できるよう頑張ります。
どうぞ宜しくお願い致します。
川田 貴章 卒業年度:2011年卒
一言:患者さまとご家族の幸せ、医療を通じた社会課題の解決を目指します。
□専攻医
齊藤 孝宏 卒業年度:2020年卒
一言:はじめまして。
横浜市立大学 腎臓・高血圧内科に所属しております、齊藤 孝宏と申します。
腎機能障害でお困りの方や透析患者さんのために精一杯頑張らせていただきます。
よろしくお願いいたします。
藤村 実穂 卒業年度:2020年卒
一言:この度、市中病院や市大センター病院での勤務を経て勤務することになりました。
腎臓疾患、透析、高血圧などの多岐にわたる診療を通して、総合的に診られる内科医を目指して精進していく所存です。
小林 大河 卒業年度:2022年卒
一言:今年度より、横浜市立大学腎臓・高血圧内科で働かせていただきます。
神奈川県の医療に貢献できるように、精一杯頑張っていく所存です。
よろしくお願いいたします。
先生方から、メッセージをいただいたので掲載いたします。
職場が変わり不慣れなこともあると思いますが、1年間宜しくお願いします。
□指導診療医
野崎 有沙 卒業年度:2015年卒
一言:入局後、市中病院勤務を経て今年度から福浦で勤務させていただくことになりました。
学生の方や研修医の先生が多くいる環境にはまだ慣れませんが、いろいろな面で貢献できるよう頑張ります。
どうぞ宜しくお願い致します。
川田 貴章 卒業年度:2011年卒
一言:患者さまとご家族の幸せ、医療を通じた社会課題の解決を目指します。
□専攻医
齊藤 孝宏 卒業年度:2020年卒
一言:はじめまして。
横浜市立大学 腎臓・高血圧内科に所属しております、齊藤 孝宏と申します。
腎機能障害でお困りの方や透析患者さんのために精一杯頑張らせていただきます。
よろしくお願いいたします。
藤村 実穂 卒業年度:2020年卒
一言:この度、市中病院や市大センター病院での勤務を経て勤務することになりました。
腎臓疾患、透析、高血圧などの多岐にわたる診療を通して、総合的に診られる内科医を目指して精進していく所存です。
小林 大河 卒業年度:2022年卒
一言:今年度より、横浜市立大学腎臓・高血圧内科で働かせていただきます。
神奈川県の医療に貢献できるように、精一杯頑張っていく所存です。
よろしくお願いいたします。
横浜国立大学新湘南共創キャンパスにおいてJST共創の場形成支援プログラム(COI-NEXT)「“健歩快働’'をまちごと科学するイノベーティブ新湘南共創拠点」の全体会議が開催され、副プロジェクトリーダーの田村功一主任教授が出席しました
2024.04.19
横浜国立大学 総合学術高等研究院 次世代ヘルステクノロジー研究センターの下野誠通センター長をプロジェクトリーダー(PL)として、大学等、自治体、企業等が連携する研究グループが推進中のJST共創の場形成支援プログラム(COI-NEXT)の地域共創分野(育成型)に、同大学 総合学術高等研究院 次世代ヘルステクノロジー研究センターの副センター長(客員教授)を務める田村功一主任教授は、このJST COI-NEXT研究事業に副PLとして参画しています。
2024年4月17日には、横浜国立大学が湘南ヘルスイノベーションパーク (湘南アイパーク)にあらたに設置した同大学新湘南共創キャンパスにおいて、共創の場形成支援プログラム「“健歩快働’'をまちごと科学するイノベーティブ新湘南共創拠点」の全体会議が開催され、田村主任教授も副PLとして出席しました。
写真1:湘南アイパーク外観
写真2:横浜国立大学新湘南共創キャンパス入口
写真3:挨拶をされる梅原 出 横浜国立大学学長(左)と司会の下野PL(右)
(参考)
・JST共創の場形成支援プログラム(COI-NEXT)地域共創分野の育成型に採択されました(横浜国立大学リリース): https://www.ynu.ac.jp/hus/koho/30902/detail.html
・JST共創の場形成支援プログラム(COI-NEXT)地域共創分野の育成型に採択されました(横浜市立大学リリース): https://www.yokohama-cu.ac.jp/news/2023/202311coi-next_tamura.html
・湘南ヘルスイノベーションパーク (湘南アイパーク): https://www.shonan-ipark.com/
・地域連携による新たなイノベーション創出を目指し横浜国立大学が新湘南共創キャンパスを設置(横浜国立大学リリース): https://www.ynu.ac.jp/hus/koho/30983/34_30983_1_1_231201065105.pdf
2024年4月17日には、横浜国立大学が湘南ヘルスイノベーションパーク (湘南アイパーク)にあらたに設置した同大学新湘南共創キャンパスにおいて、共創の場形成支援プログラム「“健歩快働’'をまちごと科学するイノベーティブ新湘南共創拠点」の全体会議が開催され、田村主任教授も副PLとして出席しました。
写真1:湘南アイパーク外観
写真2:横浜国立大学新湘南共創キャンパス入口
写真3:挨拶をされる梅原 出 横浜国立大学学長(左)と司会の下野PL(右)
(参考)
・JST共創の場形成支援プログラム(COI-NEXT)地域共創分野の育成型に採択されました(横浜国立大学リリース): https://www.ynu.ac.jp/hus/koho/30902/detail.html
・JST共創の場形成支援プログラム(COI-NEXT)地域共創分野の育成型に採択されました(横浜市立大学リリース): https://www.yokohama-cu.ac.jp/news/2023/202311coi-next_tamura.html
・湘南ヘルスイノベーションパーク (湘南アイパーク): https://www.shonan-ipark.com/
・地域連携による新たなイノベーション創出を目指し横浜国立大学が新湘南共創キャンパスを設置(横浜国立大学リリース): https://www.ynu.ac.jp/hus/koho/30983/34_30983_1_1_231201065105.pdf
済生会横浜市南部病院 腎臓高血圧内科(岩本彩雄部長)の長山尚平医師、川井有紀医師らは、抗菌薬関連脳症を呈した透析患者の治療経過について日本透析医学会雑誌に報告しました
2024.04.18
セフトリアキソンは臨床で広く用いられる抗菌薬ですが、抗菌薬関連脳症のリスクについてはあまり知られていません。
本症例の報告は、抗菌薬を使用する全ての医師にとって非常に有意義なものになると考えられます。
掲載論文情報:
著者 長山尚平,田代 渉,川井有紀,國井綾奈,馬場健寿,川﨑敬子,古宮士朗,湯藤 潤,松元一明,岩本彩雄,田村功一
論文タイトル セフトリアキソンによる抗菌薬関連脳症への血液透析および血漿交換の有効性を検討した急速進行性糸球体腎炎による急性腎障害の1例
掲載誌 日本透析医学会雑誌 2024 年 57 巻 2 号 p. 93-98
DOI: https://doi.org/10.4009/jsdt.57.93
本症例の報告は、抗菌薬を使用する全ての医師にとって非常に有意義なものになると考えられます。
掲載論文情報:
著者 長山尚平,田代 渉,川井有紀,國井綾奈,馬場健寿,川﨑敬子,古宮士朗,湯藤 潤,松元一明,岩本彩雄,田村功一
論文タイトル セフトリアキソンによる抗菌薬関連脳症への血液透析および血漿交換の有効性を検討した急速進行性糸球体腎炎による急性腎障害の1例
掲載誌 日本透析医学会雑誌 2024 年 57 巻 2 号 p. 93-98
DOI: https://doi.org/10.4009/jsdt.57.93
田村功一主任教授がラジオNIKKEI第1での番組の「ドクターサロン」(毎週火曜日・木曜日 23:00~23:15放送)に出演し、4月25日木曜日放送回において『降圧治療の予後改善効果』について解説します
2024.04.12
ラジオNIKKEI第1の番組「ドクターサロン」(毎週火曜日・木曜日 23:00~23:15放送)は、全国の臨床医の方々にむけた医学情報番組です。
臨床医からよせられた質問に、各分野の専門医が解説する番組で、医学の話題をサロンで語るようなコンセプトで番組が展開されます。
今回、田村功一主任教授が、4月25日木曜日放送回(23:00~23:15放送)において、『降圧治療の予後改善効果』について解説し、降圧治療が生命予後に及ぼす改善効果を含めて説明しますので、是非お聴きください。
ラジオNIKKEI ドクターサロン ウエブサイト:
https://www.radionikkei.jp/dr_salon/
臨床医からよせられた質問に、各分野の専門医が解説する番組で、医学の話題をサロンで語るようなコンセプトで番組が展開されます。
今回、田村功一主任教授が、4月25日木曜日放送回(23:00~23:15放送)において、『降圧治療の予後改善効果』について解説し、降圧治療が生命予後に及ぼす改善効果を含めて説明しますので、是非お聴きください。
ラジオNIKKEI ドクターサロン ウエブサイト:
https://www.radionikkei.jp/dr_salon/
循環器・腎臓・高血圧内科学の石賀浩平医師と小林竜助教らは、免疫チェックポイント阻害薬投与後に2回に及ぶ急性腎障害を呈した症例を論文報告し、CEN Case Reportsに掲載されました
2024.04.11
循環器・腎臓・高血圧内科学の石賀浩平医師(大学院生)と小林竜助教らは、免疫チェックポイント阻害薬投与後に2回に及ぶ急性腎障害を呈した症例を論文報告し、CEN Case Reportsに掲載されました。
免疫チェックポイント阻害薬の使用頻度は増加の一途をたどっており、本症例のような急性腎障害をきたす症例はさらなる増加が予想されます。
本症例の報告は、腎臓内科医にとっておおきな意義があるものと考えられます。
石賀先生、初First Authorおめでとうございます!
論文情報
Ishiga K., Kobayashi R., et.al. Two acute kidney injury episodes after ICI therapy: a case report.
CEN Case Rep. 2024 Mar 7.
https://link.springer.com/article/10.1007/s13730-024-00855-5
免疫チェックポイント阻害薬の使用頻度は増加の一途をたどっており、本症例のような急性腎障害をきたす症例はさらなる増加が予想されます。
本症例の報告は、腎臓内科医にとっておおきな意義があるものと考えられます。
石賀先生、初First Authorおめでとうございます!
論文情報
Ishiga K., Kobayashi R., et.al. Two acute kidney injury episodes after ICI therapy: a case report.
CEN Case Rep. 2024 Mar 7.
https://link.springer.com/article/10.1007/s13730-024-00855-5
田村功一主任教授が日本腎臓学会からの作成班員として参加した「日本循環器学会:2023年改訂版 冠動脈疾患の一次予防に関する診療ガイドライン」の英語版が刊行
2024.04.04
日本循環器学会:2023年改訂版 冠動脈疾患の一次予防に関する診療ガイドライン』は、日本循環器学会、日本栄養・食糧学会、日本小児循環器学会、日本女性医学学会、日本腎臓学会、日本心臓病学会、日本心臓リハビリテーション学会、日本高血圧学会、日本糖尿病学会、日本動脈硬化学会、日本老年医学会の全11学会の参加・協力のもと、これまでの『日本循環器学会:虚血性心疾患の一次予防GL(2012年改訂版)』を引き継ぐ形で作成されました。
今回の改定では、一次予防の特徴を踏まえ「冠動脈疾患とその危険因子(高血圧、脂質、糖尿病、慢性腎臓病など)の診療に関わるすべての医療者をはじめ、産業分野や地域保健の担当者も使用することを想定して作成されました。
この「2023年改訂版 冠動脈疾患の一次予防に関する診療ガイドライン」の英語版が公開されました。
『日本循環器学会:2023年改訂版冠動脈疾患の一次予防に関する診療ガイドライン(英語版)』:
JCS 2023 Guideline on the Primary Prevention of Coronary Artery Disease.
Fujiyoshi A, Kohsaka S, Hata J, Hara M, Kai H, Masuda D, Miyamatsu N, Nishio Y, Ogura M, Sata M, Sekiguchi K, Takeya Y, Tamura K, Wakatsuki A, Yoshida H, Fujioka Y, Fukazawa R, Hamada O, Higashiyama A, Kabayama M, Kanaoka K, Kawaguchi K, Kosaka S, Kunimura A, Miyazaki A, Nii M, Sawano M, Terauchi M, Yagi S, Akasaka T, Minamino T, Miura K, Node K; Japanese Circulation Society Joint Working Group.
Circ J. 2024 Mar 13. doi: 10.1253/circj.CJ-23-0285. Online ahead of print. PMID: 38479862
今回の改定では、一次予防の特徴を踏まえ「冠動脈疾患とその危険因子(高血圧、脂質、糖尿病、慢性腎臓病など)の診療に関わるすべての医療者をはじめ、産業分野や地域保健の担当者も使用することを想定して作成されました。
この「2023年改訂版 冠動脈疾患の一次予防に関する診療ガイドライン」の英語版が公開されました。
『日本循環器学会:2023年改訂版冠動脈疾患の一次予防に関する診療ガイドライン(英語版)』:
JCS 2023 Guideline on the Primary Prevention of Coronary Artery Disease.
Fujiyoshi A, Kohsaka S, Hata J, Hara M, Kai H, Masuda D, Miyamatsu N, Nishio Y, Ogura M, Sata M, Sekiguchi K, Takeya Y, Tamura K, Wakatsuki A, Yoshida H, Fujioka Y, Fukazawa R, Hamada O, Higashiyama A, Kabayama M, Kanaoka K, Kawaguchi K, Kosaka S, Kunimura A, Miyazaki A, Nii M, Sawano M, Terauchi M, Yagi S, Akasaka T, Minamino T, Miura K, Node K; Japanese Circulation Society Joint Working Group.
Circ J. 2024 Mar 13. doi: 10.1253/circj.CJ-23-0285. Online ahead of print. PMID: 38479862
循環器・腎臓・高血圧内科学 田村功一 主任教授が、2024年4月1日付にて横浜市立大学附属市民総合医療センター 副病院長 兼務となりました
2024.04.01
この度、循環器・腎臓・高血圧内科学 田村功一 主任教授が、2024年4月1日付に横浜市立大学附属市民総合医療センター 副病院長 兼務となりました。
したがいまして、今後は、『ONE for TWO, and TWO for ONE』のスピリットにて、横浜市立大学附属2病院の診療に直接かかわることになりますので、どうぞ宜しくお願いいたします。
したがいまして、今後は、『ONE for TWO, and TWO for ONE』のスピリットにて、横浜市立大学附属2病院の診療に直接かかわることになりますので、どうぞ宜しくお願いいたします。
令和6年4月1日
田村 功一
Kouichi TAMURA, MD, PhD, MBA, FACP, FAHA, ISHF, FJSIM, FJSH, FJCC, FJCS
公立大学法人 横浜市立大学 医学部 循環器・腎臓・高血圧内科学 主任教授
公立大学法人 横浜市立大学大学院医学研究科 病態制御内科学 大学院教授
公立大学法人 横浜市立大学附属市民総合医療センター 副病院長(2024年4月1日-5月31日)
公立大学法人 横浜市立大学附属病院 腎臓・高血圧内科 部長
国立大学法人 横浜国立大学 総合学術高等研究院(IMS)-次世代ヘルステクノロジー研究センター
副センター長・IMS客員教授
医学博士(PhD), 経営学修士(MBA), 診療情報管理士 (HIM)
田村 功一
Kouichi TAMURA, MD, PhD, MBA, FACP, FAHA, ISHF, FJSIM, FJSH, FJCC, FJCS
公立大学法人 横浜市立大学 医学部 循環器・腎臓・高血圧内科学 主任教授
公立大学法人 横浜市立大学大学院医学研究科 病態制御内科学 大学院教授
公立大学法人 横浜市立大学附属市民総合医療センター 副病院長(2024年4月1日-5月31日)
公立大学法人 横浜市立大学附属病院 腎臓・高血圧内科 部長
国立大学法人 横浜国立大学 総合学術高等研究院(IMS)-次世代ヘルステクノロジー研究センター
副センター長・IMS客員教授
医学博士(PhD), 経営学修士(MBA), 診療情報管理士 (HIM)
大学院生の塚本俊一郎医師が2023年度YCU Student Awardを受賞しました!
2024.03.29
循環器・腎臓・高血圧内科学 / 病態制御内科学教室 大学院生の塚本俊一郎医師が2023年度 YCU Student Awardを受賞しました!
YCU Student Awardとはさまざまな分野(学術研究・スポーツ・文化・芸術・社会活動・地域貢献活動等)で活躍し、本学の名誉を高め、あるいは学内の士気を高めた学生個人または団体を表彰する制度です。
3月15日に表彰式が行われ、受賞者には表彰状と副賞が授与されました。
大学HPには受賞コメントも掲載されています。
https://www.yokohama-cu.ac.jp/campuslife/StudentsYear/studentaward2023houkoku.html
医学研究科 博士課程 4年
塚本俊一郎 大学院生
3月15日に表彰式が行われ、受賞者には表彰状と副賞が授与されました。
大学HPには受賞コメントも掲載されています。
https://www.yokohama-cu.ac.jp/campuslife/StudentsYear/studentaward2023houkoku.html
医学研究科 博士課程 4年
塚本俊一郎 大学院生
第14回日本腎臓リハビリテーション学会学術総会が2024年3月16日(土)・17日(日)に朱鷺メッセ新潟コンベンションセンターで開催されました
2023.03.17
第14回日本腎臓リハビリテーション学会学術総会(大会長:新潟大学大学院 医歯学総合研究科 腎・膠原病内科 教授 成田一衛先生)が2024年3月16日(土)・17日(日)に朱鷺メッセ新潟コンベンションセンターで開催されました。
横浜市立大学循環器・腎臓・高血圧内科学教室(腎臓・高血圧内科)からは、小林竜助教が、座長として参加されました。
医師、看護師、理学療法士など様々な職種が参加されており、会場では活発な議論が行われとても盛況でした。
座長
小林 竜 一般口演演題「透析療法」
なお、2025年3月15日(土)・16日(日)には、横浜市立大学医学部客員教授でもある湘南鎌倉総合病院 小林修三院長を大会長として, 第15回日本腎臓リハビリテーション学会学術集会がパシフィコ横浜にて開催される予定です。
横浜市立大学循環器・腎臓・高血圧内科学教室(腎臓・高血圧内科)からは、小林竜助教が、座長として参加されました。
医師、看護師、理学療法士など様々な職種が参加されており、会場では活発な議論が行われとても盛況でした。
座長
小林 竜 一般口演演題「透析療法」
なお、2025年3月15日(土)・16日(日)には、横浜市立大学医学部客員教授でもある湘南鎌倉総合病院 小林修三院長を大会長として, 第15回日本腎臓リハビリテーション学会学術集会がパシフィコ横浜にて開催される予定です。
横浜市立大学附属病院が立ち上げた「横浜慢性腎臓病(CKD)対策協議会」が、2024年3月9日(土)~17日(日)に、「世界腎臓デー」を記念する展示イベントを実施し、田村功一主任教授等が参加します
2024.03.08
行政と連携した体制による『ヘルスデータ駆動型のCKD診療連携モデル』をテーマとして横浜市立大学附属病院が立ち上げた「横浜慢性腎臓病(CKD)対策協議会*1」が、2024年3月9日(土)~17日(日)に、「世界腎臓デー」*2 を記念する展示イベントを実施し、当教室からは田村功一主任教授、小林 竜助教等が参加します。
このイベントは、横浜市庁舎2階のプレゼンテーションスペースで、来庁者や横浜市職員への慢性腎臓病(CKD)の早期発見・早期治療の啓発を目的に実施され、3月14日(木)には、田村功一主任教授、小林 竜助教等が腎機能の簡易測定や相談等を行います。
展示会場イメージ
※展示内容は今回のものと異なります。
1.展示イベントの概要
【日 時】2024年3月9日(土)~ 3月17日(日)(9:00 ~ 20:00)
【場 所】横浜市役所市庁舎2階 プレゼンテーションスペース
(横浜市中区本町6丁目50番地の10)
【展示内容】慢性腎臓病(CKD)の早期発見・予防方法や治療等についての展示
(タペストリ、パネル、動画)
2.参加型イベントの概要 『自分の腎機能を調べてみよう』
【日 時】2024年3月14日(木) ※「世界腎臓デー」当日
① 午前の回 10時~11時 ②午後の回 14時~15時 (各回先着10名:当日受付)
※終了時刻は変更になる場合があります。
【実施内容】
・簡易測定
その場で簡単な血液検査をして「血清クレアチニン値」「eGFR値」を測定し、自分の腎機能を調べることができます。
《ご注意》検査には、指先への穿刺が必要になります。
あらかじめご了承ください。
・相談コーナー
医師と保健師が、腎臓に関する相談をお受けします。
詳細は、下記URLよりご確認ください(横浜市立大学プレスリリース)。
https://www.yokohama-cu.ac.jp/news/2023/20240308CKD.html
このイベントは、横浜市庁舎2階のプレゼンテーションスペースで、来庁者や横浜市職員への慢性腎臓病(CKD)の早期発見・早期治療の啓発を目的に実施され、3月14日(木)には、田村功一主任教授、小林 竜助教等が腎機能の簡易測定や相談等を行います。
展示会場イメージ
※展示内容は今回のものと異なります。
1.展示イベントの概要
【日 時】2024年3月9日(土)~ 3月17日(日)(9:00 ~ 20:00)
【場 所】横浜市役所市庁舎2階 プレゼンテーションスペース
(横浜市中区本町6丁目50番地の10)
【展示内容】慢性腎臓病(CKD)の早期発見・予防方法や治療等についての展示
(タペストリ、パネル、動画)
2.参加型イベントの概要 『自分の腎機能を調べてみよう』
【日 時】2024年3月14日(木) ※「世界腎臓デー」当日
① 午前の回 10時~11時 ②午後の回 14時~15時 (各回先着10名:当日受付)
※終了時刻は変更になる場合があります。
【実施内容】
・簡易測定
その場で簡単な血液検査をして「血清クレアチニン値」「eGFR値」を測定し、自分の腎機能を調べることができます。
《ご注意》検査には、指先への穿刺が必要になります。
あらかじめご了承ください。
・相談コーナー
医師と保健師が、腎臓に関する相談をお受けします。
詳細は、下記URLよりご確認ください(横浜市立大学プレスリリース)。
https://www.yokohama-cu.ac.jp/news/2023/20240308CKD.html
小豆島健護助教が2024 Angiotensin Gordon Research Conferenceで招請講演を行いました!
2023.03.05
2024年2月25日~3月1日にAngiotensin Gordon Research Conference(2024 Angiotensin GRC)がピサ(イタリア)で開催され、小豆島健護助教が招請講演を行いました。
Angiotensin GRCは、レニン・アンジオテンシン系の研究領域における世界最高峰の国際学術会議であり、最先端の未発表研究を通じて科学の最前線を前進させることに重点が置かれています。
カンファレンスには、世界中の機関や組織から様々な講演者やディスカッションリーダーが参加し、この分野の最新の研究成果につき徹底的に議論が交わされます。
小豆島健護助教は、当教室の田口慎也大学院生、涌井広道准教授、田村功一主任教授らと行っている、「血圧制御における皮膚組織レニン・アンジオテンシン系の意義」に関する研究内容に関して招請講演を行い、会場ではその新規性・重要性が高く評価され、白熱した議論が交わされました。
関連リンク
2024 Angiotensin Gordon Research Conference
WEB: https://www.grc.org/angiotensin-conference/2024/
写真:講演を行う小豆島健護助教
Angiotensin GRCは、レニン・アンジオテンシン系の研究領域における世界最高峰の国際学術会議であり、最先端の未発表研究を通じて科学の最前線を前進させることに重点が置かれています。
カンファレンスには、世界中の機関や組織から様々な講演者やディスカッションリーダーが参加し、この分野の最新の研究成果につき徹底的に議論が交わされます。
小豆島健護助教は、当教室の田口慎也大学院生、涌井広道准教授、田村功一主任教授らと行っている、「血圧制御における皮膚組織レニン・アンジオテンシン系の意義」に関する研究内容に関して招請講演を行い、会場ではその新規性・重要性が高く評価され、白熱した議論が交わされました。
関連リンク
2024 Angiotensin Gordon Research Conference
WEB: https://www.grc.org/angiotensin-conference/2024/
写真:講演を行う小豆島健護助教
横浜市立大学附属病院の地域医療機関向け広報誌With対談記事として、横浜市立大学附属病院 後藤隆久 病院長×田村功一 副病院長 の対談記事が掲載されました!
2024.03.05
横浜市立大学附属病院の地域医療機関向け広報誌With対談記事として、横浜市立大学附属病院 後藤隆久 病院長×田村功一 副病院長 の対談記事が掲載されました!
横浜市立大学附属病院が目指す地域医療連携とは:
地域の先生方との信頼関係を軸に、よりよい地域医療の体制を築いていきたい。
後藤隆久 附属病院 病院長から:
地域の先生方との信頼関係を育むことが、地域医療の基盤であると考えています。
横浜市立大学附属病院に赴任し、地域とのつながりを強化しようとしていた矢先に新型コロナウイルスが発生しました。
コロナ禍では、稼働できる病床が平時の3分の2程度にまで減少する時期もあり、ご紹介いただいた患者さんをお断りせざるを得ず、近隣の医療機関の皆さまにも大変なご不便をおかけしました。
2023年の5月にコロナが5類に分類され、積極的な紹介患者さんの受け入れが可能になりました。
これを受けて、今後は一層力を注いで地域医療連携を推進していきたいと考えています。
田村功一 附属病院 副病院長・患者サポートセンター長から:
当院の地域医療連携は、国内でも先進的な取り組みをされている佐久総合医療センター様を参考にさせて頂いており、実際に視察にも赴きました。
当院において取り入れられる仕組みは積極的に取り入れるようにしてきました。
患者サポートセンターを立ち上げもその中の一例です。
これまで別々となっていた入退院支援部門と医療相談部門の統合したことにより、PFM(Patient Flow Management)の向上にも繋がったと感じていますし、今後も患者サポートセンターが中心となり、より良い地域医療連携の体制構築に尽力していきたいと思っています。
後藤病院長(右)と田村副病院長(左)
詳細は、下記URLよりご確認ください。 https://press.medigle.jp/doctor-interview/49.html
横浜市立大学附属病院が目指す地域医療連携とは:
地域の先生方との信頼関係を軸に、よりよい地域医療の体制を築いていきたい。
後藤隆久 附属病院 病院長から:
地域の先生方との信頼関係を育むことが、地域医療の基盤であると考えています。
横浜市立大学附属病院に赴任し、地域とのつながりを強化しようとしていた矢先に新型コロナウイルスが発生しました。
コロナ禍では、稼働できる病床が平時の3分の2程度にまで減少する時期もあり、ご紹介いただいた患者さんをお断りせざるを得ず、近隣の医療機関の皆さまにも大変なご不便をおかけしました。
2023年の5月にコロナが5類に分類され、積極的な紹介患者さんの受け入れが可能になりました。
これを受けて、今後は一層力を注いで地域医療連携を推進していきたいと考えています。
田村功一 附属病院 副病院長・患者サポートセンター長から:
当院の地域医療連携は、国内でも先進的な取り組みをされている佐久総合医療センター様を参考にさせて頂いており、実際に視察にも赴きました。
当院において取り入れられる仕組みは積極的に取り入れるようにしてきました。
患者サポートセンターを立ち上げもその中の一例です。
これまで別々となっていた入退院支援部門と医療相談部門の統合したことにより、PFM(Patient Flow Management)の向上にも繋がったと感じていますし、今後も患者サポートセンターが中心となり、より良い地域医療連携の体制構築に尽力していきたいと思っています。
後藤病院長(右)と田村副病院長(左)
詳細は、下記URLよりご確認ください。 https://press.medigle.jp/doctor-interview/49.html
第106回神奈川腎研究会総会・研究集会 開催と一般演題募集のお知らせ
2023.01.23
神奈川腎研究会
会長 田村功一
謹啓 会員の皆様にはますますご清祥のこととお慶び申し上げます。会長 田村功一
さて、第106回神奈川腎研究会総会・研究集会を藤沢市民病院 酒井政司先生/常田康夫先生(松和会 望星関内クリニック)世話人のもと下記の要領で開催させていただきます。
一般演題のテーマは、腎疾患に関するものであれば限定いたしません。
医師はもちろん看護師・臨床工学士さらには栄養士・薬剤師など広くご案内いただき多くの皆様のご来場をお待ちしております。
謹白
記
日時:2024年5月18日(土)午後12時30分~
場所:神奈川県総合医療会館 7階ホール
横浜市中区富士見町 3-1 TEL:045-241-7000
JR 関内駅より徒歩 10 分/地下鉄伊勢佐木長者町より徒歩 3 分
https://www.kanagawa-kokuho.or.jp/kyogikai/infopdf/annaizu.pdf
特別講演:「これからの高齢化社会と透析医療の未来」
講師:埼玉医科大学医学部 総合診療内科
教授 中元 秀友 先生
・一般演題募集:テーマは特に限定しません。口演 7 分、討論 3 分とします。
・抄録は 400 字以内で、発表者名にはふりがなと○を付けてください。
・プログラム作成の迅速化と誤字を防ぐため、抄録をメール添付書類として下記アドレス宛に送信してください。抄録の作成は Word 形式でお願い致します。
*お願い:電子ファイル(e-mail)送信後、3日以内に受信確認の返信がない場合はメールの不達も考えられますので、事務局へお問い合わせください。
・演題締切:2024年3月18日(月)
抄録送付・お問合せ先:
神奈川腎研究会事務局(事務局長 小林 竜/担当秘書 上田智子)
Tel:045-787-2635
Fax:045-701-3738
〒236-0004
横浜市金沢区福浦 3-9
横浜市立大学医学部循環器・腎臓・高血圧内科学
神奈川腎研究会ホームページ:
https://kanagawajin-kenkyukai.com/
横浜栄共済病院腎臓高血圧内科の福田菜月医師と横浜市立大学医学部循環器・腎臓・高血圧内科学教室の金井大輔医師らは、VEXAS症候群による無菌性腹膜炎を繰り返した腹膜透析症例を論文報告し、BMC Nephrologyに掲載されました。
2024.01.14
横浜栄共済病院腎臓高血圧内科の福田菜月医師と横浜市立大学医学部循環器・腎臓・高血圧内科学教室の金井大輔医師らは、VEXAS症候群による無菌性腹膜炎を繰り返した腹膜透析症例を論文報告し、BMC Nephrologyに掲載されました。
VEXAS症候群は2020年に疾患概念が提唱された”新しい”病気です。
UBA1遺伝子の異常により引き起こされ、自己炎症性疾患と血液疾患が合わさったような様々な全身症状を呈します。
VEXAS症候群により無菌性腹膜炎を呈したケースは今までに報告はなく、本論文が世界初となりました。
論文中では、腹膜炎により生じた腹水の混濁を視覚的に示し、また治療によってVEXAS症候群の全身症状と無菌性腹膜炎が同時に寛解した経過を報告しました。
論文情報
Fukuda, N., Kanai, D., Hoshino, K. et al. Vacuoles, E1 enzyme, X-linked, autoinflammatory, somatic (VEXAS) syndrome presenting as recurrent aseptic peritonitis in a patient receiving peritoneal dialysis: a case report. BMC Nephrol 25, 18 (2024). https://doi.org/10.1186/s12882-024-03454-9
VEXAS症候群は2020年に疾患概念が提唱された”新しい”病気です。
UBA1遺伝子の異常により引き起こされ、自己炎症性疾患と血液疾患が合わさったような様々な全身症状を呈します。
VEXAS症候群により無菌性腹膜炎を呈したケースは今までに報告はなく、本論文が世界初となりました。
論文中では、腹膜炎により生じた腹水の混濁を視覚的に示し、また治療によってVEXAS症候群の全身症状と無菌性腹膜炎が同時に寛解した経過を報告しました。
論文情報
Fukuda, N., Kanai, D., Hoshino, K. et al. Vacuoles, E1 enzyme, X-linked, autoinflammatory, somatic (VEXAS) syndrome presenting as recurrent aseptic peritonitis in a patient receiving peritoneal dialysis: a case report. BMC Nephrol 25, 18 (2024). https://doi.org/10.1186/s12882-024-03454-9
お問合せ
横浜市立大学医学部 循環器・腎臓・高血圧内科学教室
〒236-0004 横浜市金沢区福浦3-9 A365
TEL:045-787-2635
FAX:045-701-3738