お知らせ

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循環器・腎臓・高血圧内科学 田村功一主任教授の研究課題が、日本学術振興会 科学研究費 「挑戦的研究」 の交付対象研究として新規に内定しました!

2020.08.07
循環器・腎臓・高血圧内科学教室から、田村功一主任教授の研究課題に対しまして、令和2年度日本学術振興会科学研究費(科研費)の「挑戦的研究(萌芽)」の交付が新規に内定しました。
  日本学術振興会 科学研究費助成事業(科研費)は、全ての研究分野にわたり、基礎から応用までのあらゆる学術研究を格段に発展させることを目的とするものです。
特に、「挑戦的研究(開拓・萌芽)」は、斬新な発想に基づき、これまでの学術の体系や方向を大き く変革・転換させることを志向し、飛躍的に発展する潜在性を有する研究計画((萌芽)につい ては、探索的性質の強い、あるいは芽生え期の研究計画を含む)を支援することを目的としてお り、「基盤研究」や「若手研究」などの研究種目とは明確に異なる性格を持ったものであるとされています。
田村功一主任教授は、現在継続中の日本学術振興会科学研究費 (科研費 基盤研究B) とともに、これらの研究を鋭意推進することによって、「 “心血管腎臓病”病態連関制御を通じた”From molecules to the whole body, and to the Society”実現のための横浜・神奈川発のエビデンス創出をともにめざそう!」と広く呼びかけています。

科学研究費助成事業|日本学術振興会 WEB サイト: https://www.jsps.go.jp/j-grantsinaid/

2020年7月27日-8月2日にかけて第84回日本循環器学会学術集会がweb開催され、循環器・腎臓・高血圧内科学教室の教室員からシンポジウムなど9演題を含む29演題が発表!

2020.08.06
2020年7月27日-8月2日にかけて第84回日本循環器学会学術集会がweb開催され、循環器・腎臓・高血圧内科学教室の教室員からシンポジウムなど9演題を含む29演題が発表されました。
今回の日本循環器学会学術集会は初のweb開催となりましたが参加登録者総数は16800人超、人気のセッションで視聴者は900名に及ぶなど、多くのセッションで従来の対面開催の学術集会に比べ遥かに多くの聴衆を集めました。
情報拡散という意味でオンラインの威力をまざまざと見せつけられた学会でした。
今後、8月11日にはライブセッションもオンデマンドで公開され、学術集会アプリは有益な医療情報満載のコンテンツとなります。
3ヵ月間の公開を予定されています。

シンポジウム等の演者:
シンポジウム6 医療の質を担保した循環器診療における働き方改革
シンポジウム6-3 Overtime Work in Single- versus Multiple- attending Doctor System -A Simulation Study under the YCU Hospital Management Program-
小西正紹(横浜市立大学附属病院 循環器内科)

トピックス:救急5 本邦の急性心筋梗塞に対するPrimary PCI の未来
トピックス:救急5-5 Glycoprotein IIb/IIIa 阻害薬が使えない本邦で血栓吸引療法は必要か?
日比潔(横浜市立大学市民医療センター心臓血管センター)

Debate 6 Controversies in the Cardiac Implantable Electronic Devices (CIEDs)
Debate6-3 Section 1. Cons: Incidence of Pacemaker Syndrome after VVI Pacemaker Implantation in Patients with Bradycardia and Sinus Rhythm is Substantially High
石川利之(横浜市立大学附属病院 循環器内科)

シンポジウム17 循環器系救急疾患の医療連携
シンポジウム17-5 The Association between Low Population Density and High In-hospital Mortality in AMI; “Distance to Hospital” or “Hospital Volume”?
松澤泰志(横浜市立大学市民医療センター心臓血管センター)

Topics: Coronary 2 Optimal IVUS-guided Complex PCI
Topics: Coronary2-5 Observations from the Core Labo of OPTIVUS-complex PCI
日比潔(横浜市立大学市民医療センター心臓血管センター)

循環器関連領域の話題1 透析患者の心血管疾患にどう向き合う
循環器関連領域の話題1-4 心不全
小西正紹(横浜市立大学附属病院 循環器内科)

シンポジウム13 循環器診療における包括的心臓リハビリテーションの役割
シンポジウム13-3 Role of Skeletal Muscle as an Indicator of Nutrition in Comprehensive Cardiac Rehabilitation in Myocardial Infarction and Heart Failure
佐藤亮佑(横浜市立大学市民医療センター心臓血管センター)

トピックス:予防2「高血圧概念」の見直しと再整理
トピックス:予防2-2 レニン・アンジオテンシンと臓器障害
石上友章(横浜市立大学附属病院 循環器内科)

http://www.congre.co.jp/jcs2020/

循環器・腎臓・高血圧内科上村大輔助教らの研究が、横浜学術教育振興財団の2020年度研究助成金に採択されました。

2020.08.03
循環器・腎臓・高血圧内科、田村教授グループ所属の鈴木徹医師(大学院生)、上村大輔助教、および医学部学生の中井優作君らがすすめている研究課題である「収縮性の保持された心不全におけるオステオプロテジェリンの役割と治療ターゲットとしての可能性の探索」に対して 2020年度横浜学術教育振興財団助成金370000円が採択されました。

2021年(令和3年)2月13日土曜日に開催の第259回 日本循環器学会 関東甲信越地方会 (会長:田村功一主任教授; 会場:ステーションコンファレンス東京)の演題募集が開始されます!

2020.07.30
2021年 (令和3年) 2月13日土曜日に第259回 日本循環器学会 関東甲信越地方会が、田村功一主任教授を会長として、ステーションコンファレンス東京(千代田区)(予定) にて開催されますが、この度演題募集が開始されます
[演題募集期間: 2020年8月4日(火)~2020年9月17日(木)]。

【第259回 日本循環器学会 関東甲信越地方会】
http://www2.convention.co.jp/jcs-kanto/chihoukai/kanto_259.html
  • 会長: 横浜市立大学医学部循環器・腎臓・高血圧内科学 主任教授 田村功一
  • 日 時: 2021年 2月 13 日(土)
  • 会 場: ステーションコンファレンス東京 http://www.tstc.jp/tokyo/access.html 〒100-0005
    東京都千代田区丸の内1-7-12
    サピアタワー4~6F
    TEL 03-6888-8080(代表)
  • 演題募集: 2020年8月4日(火)~2020年9月17日(木)


  • 【申込要領】
    1)インターネットによるオンライン登録となります。
    2)応募方法については「演題募集」をご参照下さい。
    3)複数の演題応募は可能ですが、その採否は会長にご一任下さい。
    4)Awardのご案内
    若手循環器専門医の育成を目的として、Student Award、Resident Award、Clinical Research Award、Case Report Awardを設け、各賞最優秀演題発表者1名、優秀賞2名を顕彰します。

    循環器専門医に限らずレジデント・専攻医、初期研修医の先生方や循環器内科に興味のある医学生も是非ご参加ください!

    お問合せ先:
    〒100-0013
    東京都千代田区霞が関1-4-2 大同生命霞が関ビル14F
    日本コンベンションサービス株式会社内
    日本循環器学会 関東甲信越支部事務局分室
    TEL: 03-3508-1237
    FAX: 03-3508-1302


    第259回 日本循環器学会 関東甲信越地方会
    会長:田村 功一
    (横浜市立大学 医学部 循環器・腎臓・高血圧内科学)

    循環器・腎臓・高血圧内科学大学院生(神奈川県内科医学会・相模原市 内科クリニック こばやし院長)の小林一雄先生が、SGLT2阻害薬による腎保護作用に血圧管理が大きく関与していることをJournal of Diabetes Investigation誌に報告!

    2020.07.05
    2020年4月に循環器・腎臓・高血圧内科学教室(病態制御内科学)の大学院生、かつ、神奈川県内科医学会 高血圧・腎疾患対策委員会・相模原市医師会 内科クリニック こばやし院長として活躍中の小林一雄先生が、SGLT2阻害薬による腎保護作用に血圧管理が大きく関与していることを明らかにしてJournal of Diabetes Investigation誌(JCR Impact factor=3.761, 2019)に報告しました。
    近位尿細管にてグルコース再吸収を阻害するSGLT2阻害薬は血糖降下作用だけではなく、体重減少、血圧低下など様々な作用を認め、様々な大規模臨床試験にて心血管イベント並びに腎イベントの有意な改善が確認されています。
    これらの結果から、次世代の糖尿病治療の中心薬の一つと考えられていますが、実臨床にて同様なイベント抑制効果が認められるかの研究は十分なされていませんでした。
    そこで、本研究では、神奈川県内科医学会が中心となり、慢性腎臓病合併2型糖尿病患者を対象としてSGLT2阻害薬の腎機能への影響の後ろ向き調査を実施しました。
    本研究対象は626例において、平均SGLT2阻害薬投与33ヵ月間により微量アルブミン尿は36.4から27.7mg/gCrに有意な改善を認めましたが、一方で糸球体濾過量eGFRは77.4から72.7mL/min/1.73m2と有意な低下を認めました。
    さらに、上記2つの腎機能マーカーを用いた複合エンドポイントを作成し、ロジスティック回帰分析を行ったところ、SGLT2阻害薬投与後の血圧値が腎複合イベントに影響を及ぼすことを見出しました。
    そこで、最新の統計方法である傾向スコアマッチングを用い解析を進め、SGLT2阻害薬投与後の中心血圧が92mmHg(125/75mmHgに相当)以上になると腎複合イベントが有意に増加(COX回帰分析にてHR1.36(95%CI,1.01-1.83,p=0.045)を証明しました。
    本研究において実臨床のデータベースを利用し、最新の統計手技を駆使し、SGLT2阻害薬の腎保護作用に血圧管理が大きく関与していることを証明できた点は、今後の糖尿病診療、透析導入阻止を目指した慢性腎臓病診療に一石を投じる結果であると考えられます。

    本研究は、『Journal of Diabetes Investigation誌(JCR Impact factor=3.761, 2019)』に掲載されました。
    (6月7日オンライン *掲載論文)
    掲載論文:
    Blood Pressure after Treatment with Sodium-Glucose Cotransporter 2 Inhibitors Influences Renal Composite Outcome: Analysis using Propensity Score Matched Models. Kobayashi K, Toyoda M, Hatori N, Furuki T, Sakai H, Umezono T, Ito S, Suzuki D, Takeda H, Minagawa F, Degawa H, Yamamoto H, Machimura H, Chin K, Hishiki T, Takihata M, Aoyama K, Umezawa S, Minamisawa K, Aoyama T, Hamada Y, Suzuki Y, Hayashi M, Hatori Y, Sato K, Miyakawa M, Tamura K, Kanamori A J Diabetes Investig. 2020 Jun 7. doi: 10.1111/jdi.13318. Online ahead of print.

    神奈川県内科医学会
    Webサイト: http://kanagawamed.org

    神奈川県医師会
    Web サイト: https://kanagawa-med.or.jp

    内科クリニック こばやし(院長 小林一雄 先生)
    Web サイト: http://kobayashi.easy-magic.com/user/

    横浜市立大学医学部 循環器・腎臓・高血圧内科学
    Web サイト: https://yokohama-medicine.org/index.html

    当教室のY-NEXT小林雄祐先生がAMED-JRAS研究(研究分担者 田村功一主任教授)により、原発性アルドステロン症での腎機能改善におけるミネラルコルチコイド受容体活性阻害の重要性について国際腎臓学会誌Kidney International Reportsに発表!

    2020.07.02
    当教室では、田村功一主任教授が分担研究者となって、日本医療研究開発機構(AMED)事業(難治性疾患実用化研究事業)としての「難治性副腎疾患の診療に直結するエビデンス創出研究(Japan Rare/Intractable Adrenal Diseases Study: AMED-JRAS研究、研究代表者:武田総合病院 内分泌センター/内分泌内科 成瀬光栄先生)」(Web: http://www.adrenal.jp)を推進しています。
     今回、循環器・腎臓・高血圧内科学教室(腎臓・高血圧G)から次世代臨床研究センター(Y-NEXT)教育研修室室長として、トランスレーショナル研究・臨床研究の推進において活躍中の小林雄祐先生、大学院生土師達也先生、矢野裕一朗Duke 大学准教授・本学客員准教授らの研究成果が国際腎臓学会誌Kidney International Reportsに掲載されました(2020年6月19日 E-pub)。
     原発性アルドステロン症は高血圧症の原因の5~10%を占める内分泌性高血圧です。
    原発性アルドステロン症は、血中のアルドステロン濃度増加およびミネラルコルチコイド受容体が活性しており、体液量が増えた状態にあります。
    結果、糸球体への過剰な濾過が起こり、腎機能障害のリスクが高い状態にあります。
    副腎摘出術もしくはミネラルコルチコイド受容体拮抗薬投与により糸球体過剰濾過は是正されますが、そのメカニズムは明らかではありませんでした。
    副腎摘出術あるいはミネラルコルチコイド受容体拮抗薬投与により、全身の血圧が低下しますので、血圧を下げることが糸球体過剰濾過の是正に有効であるのか、あるいはミネラルコルチコイド受容体活性を下げることが有効であるのかは、これまで研究がされていませんでした。
     JPAS/JRAS研究は、全国41病院が参加し4,000人以上の原発性アルドステロン症患者をエントリーした世界最大規模のレジストリー研究です。
    うち、本研究の選択基準を満たした1,184名を対象として行われました。
    対象者のうち、438例は副腎摘出術を受け、746名はミネラルコルチコイド受容体拮抗薬が投与されました。
    治療前と治療6ヵ月後の血圧、血漿レニン活性、血漿アルドステロン濃度、そして推算糸球体濾過量を評価しました。
    結果、治療による血漿アルドステロン濃度低下や血漿レニン活性上昇などのミネラルコルチコイド受容体活性低下を示す指標が、血圧低下とは独立して糸球体過剰濾過是正と関連することを初めて示しました。
    ミネラルコルチコイド受容体活性を低下させることが、原発性アルドステロン症の腎機能改善に重要であることを示唆した初の研究成果となります。

    難治性副腎疾患の診療に直結するエビデンス創出研究(Japan Rare/Intractable Adrenal Diseases Study: AMED-JRAS研究:
    http://www.adrenal.jp/project/jras

    国際腎臓学会誌Kidney International Reports:
    https://www.journals.elsevier.com/kidney-international-reports

    該当論文:
    https://www.kireports.org/article/S2468-0249(20)31335-8/fulltext

    当教室が厚生労働省先進医療Bとして実施しているLETS-PAD試験のデザイン論文が、Therapeutic Apheresis Dialysis誌に掲載されました。

    2020.07.02
    血管内治療等の標準治療が進歩した現代においても、一部の下肢閉塞性動脈硬化症は難治性であり、下肢切断や患者様の著しいQOL低下につながります。
    LDLアフェレシス療法は、血管内皮機能改善や酸化ストレス低減など、コレステロール除去以外の機序を介して下肢閉塞性動脈硬化症に有効である可能性が、当教室池谷裕子先生らの先行研究で示されました(Tsurumi-Ikeya Y. Arterioscler Thromb Vasc Biol 2010;30:1058-65)。
    こうした成果が注目され、現状では保険適応のない「正コレステロール血症を呈する従来治療抵抗性閉塞性動脈硬化症に対するLDLアフェレシス療法」が、2015年に厚生労働省の先進医療Bとして認可されました。
    現在腎臓・高血圧内科/血液浄化センターでは、この先進医療BをLETS-PAD試験(特定臨床研究。jRCTs032180100)として、全国で唯一の実施施設として実施しています。

    この度、LETS-PAD試験のデザイン論文がTherapeutic Apheresis Dialysis誌にアクセプトされました。

    LDL Apheresis-mediated Endothelial Activation Therapy to Severe-Peripheral Artery Disease (LETS-PAD) Study: Rationale and Study Design.
    Ueda E, Toya Y, Wakui H, Kawai Y, Azushima K, Fujita T, Saigusa Y, Yamanaka T, Yabuki Y, Mikami T, Goda M, Sugano T, Tamura K. Ther Apher Dial. 2020 Jun 10. doi: 10.1111/1744-9987.13546. Online ahead of print. PMID: 32524727

    LETS-PAD試験は現在症例登録期間中であり、目標症例数の到達に近づきつつあります。
    これまでの対象症例の中には、難治性潰瘍が治癒した症例等、治療効果のあった症例も多く認めました。
    有効/無効症例の特性比較やLDLアフェレシスの作用機序分析等を通して、本試験の知見が下肢閉塞性動脈硬化症で苦しむ患者様のための治療法改善の一助となるよう、引き続き鋭意取り組んでまいります。

    文光堂刊行の月刊『Medical Practice』の最新号(今特集編集担当:田村功一主任教授)として 『特集 高血圧: 心血管腎臓病に克つための血圧管理とは』 が発行されました

    2020.06.29
    私どもの循環器・腎臓・高血圧内科学教室に関連する代表的な疾患は、高血圧、脳心血管病、腎臓病です。
    国内での高血圧の罹患患者数は4300万人で成人の2.5人に1人 [日本高血圧学会高血圧治療ガイドライン(JSH2019)]、脳心血管病による10万人当たり死亡数は約246人で悪性新生物の298人に匹敵し(厚生労働省平成28年人口動態統計)、慢性腎臓病の罹患患者数も1330万人で成人の8人に1人(日本腎臓学会CKD診療ガイドライン2018)になり、当教室は三大国民病に対峙していると言っても過言ではありません。
    そして、高血圧、脳心血管病、腎臓病の三つの病態は、病態機序のレベルで互いに密接に関連し、また、同一の患者に併存する場合も多いことが特徴です。
    したがって、これら三つの病態は、一体的に”心血管腎臓病(病態連関病)”として捉えるべきであり、各病態に対する個別的対応とともに、”心血管腎臓病(病態連関病)”に対する包括的対応が極めて重要です。
    今回、文光堂刊行の月刊『Medical Practice』の特集号の編集を田村功一主任教授が担当し、『特集 高血圧: 心血管腎臓病に克つための血圧管理とは』 が発行されました。
    文光堂刊行の月刊内科総合誌『Medical Practice; M.P.』は、内科疾患・治療の最新情報が収載された、内科診療のよきアドバイザー学術誌として、医学生、実地医家、専門医、コメディカルの方々に広く読まれている医学雑誌です。

    文光堂刊行の月刊『Medical Practice』 2020年7月号(37巻7号)
    特集 高血圧: 心血管腎臓病に克つための血圧管理とは
    [ISSN: 0910-1551]
    Web: https://www.bunkodo.co.jp/magazine/TW71OLH83K.html

    ● 特集 高血圧: 心血管腎臓病に克つための血圧管理とは
    【内容(執筆者の敬称略)】
    〈扉〉 
    横浜市立大学循環器・腎臓・高血圧内科学 田村功一

    〈座談会〉
     心血管腎臓病に克つための血圧管理とは/出席者:山内敏正・小室一成・田村功一・薄田康広

    〈総説/ガイドラインに基づいた実地医家のためのオーバービュー〉
     高血圧治療ガイドライン2019(JSH2019)とその特徴/梅村 敏ほか
     高血圧「みらい医療」計画とは:ISH2022 in Kyotoとその先へ/宮下和季ほか
     血圧調節のメカニズム/北田研人ほか

    〈セミナー/最新の実地診療のポイントの整理と活用〉
     高血圧の疫学─最近の心血管腎臓病の推移─/斎藤重幸ほか
     仮面高血圧・夜間高血圧をきたしやすい高血圧と降圧の質を重視した血圧管理とは?/佐藤倫広ほか
     高値血圧をどうするか?/金子知代ほか
     厳格血圧管理は脳心血管腎臓病を改善するか?/石光俊彦ほか
     冠動脈疾患合併高血圧の降圧治療とJカーブ/森永 崇ほか
     心不全での血圧管理/赤澤 宏
     心房細動患者の血圧管理とは?/江藤 太ほか
     75歳以上の高齢者に対する降圧治療の意義は?/鷹見洋一ほか
     原発性アルドステロン症の検査と治療法は?/成瀬光栄ほか

    〈トピックス〉
     SGLT-2阻害薬は血圧管理においても有用か?/清末有宏
     治療抵抗性高血圧に対して腎デナベーションは有効か?/清水勇人ほか

    〈治療/これからの実地医家による診療のポイントと注意点〉
     clinical inertia克服のためのチーム医療と高血圧・循環器病予防療養指導士の役割/中村敏子
     新規MR拮抗薬とその使い方:どのような高血圧に有用か?/佐藤文俊
     脳血管障害慢性期の血圧管理:降圧目標と注意点は?/脇坂義信ほか
     糖尿病・CKD・DKD合併高血圧に対する降圧治療:RA系阻害薬は第一選択薬か?/菅野義彦
     透析患者の心血管合併症と血圧管理/熊谷裕生ほか
     妊娠と関連した高血圧の治療/木田可奈子ほか

    〈この症例から何を学ぶか〉
     ネフローゼ症候群を呈した腎血管性高血圧/涌井広道ほか
    〈Self-assessment test〉

    【連載】
    〈One Point Advice〉
     Mallory-Weiss症候群/石井直樹
     血清リンの測定をお忘れなく/遠藤直人
     内視鏡:一昔前の写真を見てみよう/松橋信行
     動物性食品摂取と虚血性心疾患リスク/森田啓行
     臨床現場におけるエビデンスとReal world/大村寛敏
     ゴルフの飛距離が落ちた??/江草玄士
     ヒトはどのくらいの量の水を飲めるのか?/竹内靖博
     高齢者の身長低下/金沢一平
     新型コロナウイルス肺炎/佐藤浩二郎
     新型コロナウイルス感染症パンデミック下の脳卒中救急/平野照之

    〈今月の話題〉
     腎性貧血に対する新規経口治療薬/田中哲洋

    〈知っておきたいこと ア・ラ・カルト〉
     covert肝性脳症/岩佐元雄

    〈心電図のコツと落とし穴(第4回)〉
     右脚ブロックに注意/小菅雅美

    など、ご専門の先生方にご寄稿いただいておりますし、当教室や本学の関係者による寄稿もございますので、皆様是非お読みください!

    循環器・腎臓・高血圧内科学(附属病院循環器内科)小西医師らが、高齢心不全患者においてフレイルの多面的な評価が患者の経過予測に重要であることを報告

    2020.06.23
    循環器・腎臓・高血圧内科学(附属病院循環器内科)小西医師らが、高齢心不全患者においてフレイルの多面的な評価が患者の経過予測に重要であることを報告しました。

     詳細は横浜市立大学プレスリリース
    https://www.yokohama-cu.ac.jp/news/2020/202006konishi_EJHF.html
    をご覧ください。

    田村功一主任教授が、日本腎臓学会Japanese Society of Nephrologyの理事に就任しました

    2020.06.22
    循環器・腎臓・高血圧内科学教室 田村功一主任教授が、日本腎臓学会Japanese Society of Nephrology の理事に就任しました(2020年6月~)。
    日本腎臓学会は、腎臓学とそれに関連する諸分野の研究調査を行いながら、国民への知識の普及を図り、さらに学術を発展させ国民に還元することを目的としています。

     そのために、以下の事業を行います。
     (1) 腎臓学に関する研究,調査
     (2) 学術集会,研究会などの開催
     (3) 学会誌,そのほか出版物の刊行
     (4) 研究の奨励及び研究業績の表彰
     (5) 内外の関連する学術団体との連絡及び協力
     (6) 腎臓疾患に関する一般の啓発,並びに普及活動
     (7) その他、この法人の目的を達成するために必要な事業
       特に、国民への質の高い医療を提供するために専門医制度を掲げています。

    現況:日本腎臓学会会員 10,943名(令和2年3月31日現在)

    2018年7月に厚生労働省健康局がん・疾病対策課から、「腎疾患対策検討会報告書~腎疾患対策の更なる推進を目指して~」が発出され、日本腎臓学会・日本腎臓病協会(JKA)では各自治体と連携してのCKD対策事業にも力を入れておりますが、神奈川県では東海大学医学部内科学系 腎内分泌代謝内科 教授 深川雅史 先生、昭和大学横浜市北部病院内科・客員教授 衣笠えり子 先生、当教室主任教授 田村功一 が 日本腎臓病協会(JKA)・慢性腎臓病対策部会(J-CKDI)神奈川県代表として、神奈川県健康医療局保健医療部がん・疾病対策課、神奈川県医師会他と連携して包括的なCKD対策のさらなる向上をめざしています。

    今回、田村功一主任教授は、横浜市立大学から初めての日本腎臓学会理事への就任となりますが、循環器・腎臓・高血圧内科学教室では、今後も日本腎臓学会、日本腎臓病協会、神奈川県、横浜市との密接な連携のもとにCKD啓発事業を含めた包括的なCKD対策を推進していく方針です。

    また、2016年10月に着任の田村功一当教室第5代主任教授は、当教室が目標として掲げる「”心血管腎臓病(病態連関病)”に克つための臨床・教育・研究・地域貢献・行政連携」をより明確にするために、2017年7月からは、当教室名を「循環器・腎臓内科学教室(病態制御内科学)」から『循環器・腎臓・高血圧内科学教室(病態制御内科学)』に改め、2017年12月から日本心血管内分泌代謝学会The Society of Cardiovascular Endocrinology and Metabolismの理事、2018年9月から日本高血圧学会The Japanese Society of Hypertensionの理事に就任しています。


    ・一般社団法人 日本腎臓学会(Japanese Society of Nephrology)
    Web: https://www.jsn.or.jp

    ・NPO法人 日本腎臓病協会(Japan Kidney Association, JKA)
    Web: https://j-ka.or.jp

    ・神奈川県慢性腎臓病(CKD)対策連絡協議会
    Web: https://www.pref.kanagawa.jp/docs/nf5/ckd-kyougikai.html

    ・神奈川県健康医療局 保健医療部がん・疾病対策課
    Web: https://www.pref.kanagawa.jp/div/1383/index.html

    ・特定非営利活動法人 日本高血圧学会(The Japanese Society of Hypertension)
    Web: http://www.jpnsh.jp/medical_ind.html

    ・日本心血管内分泌代謝学会(The Society of Cardiovascular Endocrinology and Metabolism, The CVEM Society)
    Web: http://square.umin.ac.jp/cvem/index.html

    大城光二客員研究員、涌井広道講師、畝田一司客員研究員ら(GR)が、保存期慢性腎臓病患者を対象に、赤血球造血刺激因子製剤エポエチンベータペゴルとダルベポエチンアルファによる血圧への影響を検討したランダム化比較試験を発表 ~『Kidney Diseases』に掲載(2020年6月12日付オンライン掲載)~

    2020.06.20
    これまで当教室では、心血管腎臓病に対する血圧変動を軸にした包括的治療戦略研究を実施してきました。
    今回、大城光二客員研究員、涌井広道講師、畝田一司客員研究員、小豆島健護助教、金口翔助教、金岡知彦助教、田村功一主任教授ら(GR)は、保存期慢性腎臓病患者を対象として、赤血球造血刺激因子製剤エポエチンベータペゴルあるいはダルベポエチンアルファによる血圧への影響を検討したランダム化比較試験を実施しました。
    その結果、エポエチンベータペゴル群とダルベポエチンアルファ群は、同程度に降圧薬の増量を必要とする一方、血圧、腎機能、血管機能への影響には明らかな差を認めないことが示されました。
    研究成果はKidney Diseases誌に発表されました。

    論文:Ohki K, Wakui H, Uneda K, Azushima K, Kinguchi S, Kanaoka T, Tamura K, et al. Effects of erythropoietin-stimulating agents on blood pressure in patients with non-dialysis chronic kidney disease and renal anemia

    Kidney Diseases:https://www.karger.com/Journal/Home/261893
    ※本研究は、一般財団法人横浜総合医学振興財団、公益財団法人 先進医薬研究振興財団、公益財団法人 かなえ医薬振興財団、公益財団法人 MSD生命科学財団、公益財団法人上原記念生命科学財団、公益財団法人 ソルト・サイエンス研究財団、公益信託 循環器学研究振興基金、および国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)などによる研究助成、日本学術振興会の研究補助金を受けて行われました。

    日本腎臓学会により、田村功一主任教授も参加して「新型コロナウイルス感染症患者さん向け COVID-19対応ビデオ: 患者さんとご家族にお伝えしたいこと」が学会ホームページにアップされました!

    2020.06.01
    新型コロナウイルス感染症(COVID-19) は世界的に拡大しパンデミックの状況を呈しています。
    日本では収束傾向にありますが、第2波、第3波の到来も危惧され、予断を許しません。

    高齢者、慢性閉塞性肺疾患、心血管疾患、高血圧の基礎疾患を有する患者さんは重症化しやすいことが明かになっています。
    当初より腎臓病、透析患者は、ご高齢の方が多く、これら合併症の有病率が高いことから、重症化高リスク群ではないかと想定されてきました。

    腎臓学会では理事長直轄委員会として、新型コロナウイルス(COVID-19)対策小委員会(委員長:南学正臣副理事長)」を設置し対応を急いできました。
    「腎臓病診療における新型コロナウイルス感染症対応ガイド」も発出しました。
    またホームページにはCOVID-19関連情報を発信する特設サイトも設置しています
    (https://www.jsn.or.jp/covid19/)。

    腎臓病患者さん、透析患者さんとご家族は不安な日々をお過ごしではないかと存じます。
    どのようにすれば予防し、重症化を抑えることができるのか。
    また元々の腎臓病が悪化することもぜひ避けたく思います。
    具体的な方法を専門の先生方に解説いただきました。

    腎臓病の克服が私どもの共通した願いです。

    日本腎臓学会
    理事長 柏原直樹 

    <「新型コロナウイルス感染症患者さん向け COVID-19対応ビデオ: 患者さんとご家族にお伝えしたいこと」動画一覧>
    1.腎臓病患者さんへのメッセージ
    「腎臓病と新型コロナウイルス感染症 腎臓病患者さんとご家族にお伝えしたいこと」 
    柏原 直樹(日本腎臓学会 理事長/川崎医科大学腎臓・高血圧内科学)

    2.COVID-19 概要
    「新型コロナウイルス感染症 COVID-19とは」
    南学 正臣(日本腎臓学会 副理事長/新型コロナウイルス(COVID-19)対策小委員会委員長 東京大学大学院医学系研究科 腎臓・内分泌内科)
    内田 啓子(日本腎臓学会 副理事長/東京女子医科大学 腎臓内科)

    3.腎炎・ネフローゼ患者さんへ   
    「慢性腎炎・ネフローゼ症候群の患者さんへ 日本腎臓学会からのメッセージ」
    福井 亮(東京慈恵会医科大学内科学講座 腎臓・高血圧内科)

    4.CKD患者さんへ
    「慢性腎臓病(CKD)患者と新型コロナウイルス感染」
    岡田 浩一(埼玉医科大学 腎臓内科)

    5.降圧薬の服用について
    「高血圧の薬を飲んでいると、新型コロナウイルスにかかりやすくなりますか?」
    菅原 真衣(東京大学医学部 腎臓・内分泌内科)
    【監修】田村 功一(横浜市立大学医学部 循環器・腎臓・高血圧内科学)

    6.透析患者さんへ
    「安全、安心、 そして元気に 透析生活を 続けてほしい」
    宮崎 真理子(東北大学 腎臓高血圧内分泌科)
    「透析患者さんへのメッセージ Q&A」
    猪阪 善隆(大阪大学大学院 腎臓内科学)

    7.腎移植患者さんへ
    西 慎一(神戸大学医学部附属病院腎臓内科)

    8.腎臓病のお子さんをお持ちのご家族へ
    服部 元史(東京女子医科大学 腎臓小児科)

    ・日本腎臓学会 「新型コロナウイルス感染症患者さん向け COVID-19対応ビデオ: 患者さんとご家族にお伝えしたいこと」
    Webサイト: https://www.jsn.or.jp/topics/covid19/_3733.php

    循環器・腎臓・高血圧内科学(センター病院心臓血管センター)松澤講師らが、循環器疾患診療実態調査 (JROAD)研究から急性心筋梗塞治療の予後における地域の人口密度と病院の診療実績の意義を報告!

    2020.05.28
    横浜市立大学医学部 循環器・腎臓・高血圧内科学教室(横浜市立大学附属市民総合医療センター 心臓血管センター)は、JROAD- DPC データベースを用いて、人口密度が低い地域での入院は、心不全患者の院内死亡率が高いことを2020 年4 月に報告しました(*参考論文)。


    同教室では、今回も日本循環器学会の実施する「循環器疾患診療実態調査(JROAD /JROAD- DPC)」に参加し、横浜市立大学附属市民総合医療センター 心臓血管センターの松澤泰志講師、木村一雄教授らの研究グループが、2012 年~2015 年に発症した64,414 人の急性心筋梗塞患者をデータベースに登録して解析を行いました。
    その結果、日本でも低人口密度地域では急性心筋梗塞院内死亡率が高く、搬送距離に関わらず、緊急カテーテル治療実績件数の豊富な病院に搬送された場合には予後が良好であることを明らかにしました。
    これは今後の日本の循環器救急医療システムを考える上で重要な知見です。

    研究成果のポイント
    〇 日本でも、低人口密度地域では急性心筋梗塞院内死亡率が高い。
    〇 搬送距離に関わらず、緊急カテーテル治療件数の多い病院への搬送が死亡率を抑制する。

    本研究は、日本循環器学会の機関誌『Circulation Journal』に掲載されました。
    (5 月27 日オンライン *掲載論文)

    掲載論文:
    In-hospital mortality in Acute Myocardial Infarction According to Population Density and Primary Angioplasty Procedures Volume.
    Matsuzawa Y, Konishi M, Nakai M, Saigusa Y, Taguri M, Gohbara M, Ebina T, Kosuge M, Hibi K, Nishimura K, Miyamoto Y, Yasuda S, Ogawa H, Saito Y, Nakayama N, Takeuchi I, Tamura K, Kimura K.
    Circulation Journal, Epub 2020 May 27. DOI : https://doi.org/10.1253/circj.CJ-19-0869.

    参考論文:
    Impact of population density on mortality in patients hospitalized for heart failure - JROAD-DPC Registry Analysis.
    Konishi M, Matsuzawa Y, Ebina T, Kosuge M, Gohbara M, Nishimura K, Nakai M, Miyamoto Y, Saito Y, Tsutsui H, Komuro I, Ogawa H, Tamura K, Kimura K.
    Journal of Cardiology, 2020 Apr;75(4):447-453. DOI: 10.1016/j.jjcc.2019.09.008

    ※本研究は、日本学術振興会科研費(若手研究, JP18K15896)による補助を受けて行われました。

    公立大学法人横浜市立大学記者発表資料(プレスリリース):
    http://www.yokohama-cu.ac.jp/news/2020/202005matsuzawa.html
    日本循環器学会循環器疾患診療実態調査(JROAD/JROAD-DPC)
    Web サイト: https://jroadinfo.ncvc.go.jp
    横浜市立大学附属市民総合医療センター 心臓血管センター
    Web サイト: https://www.ycu-cardiac.jp
    横浜市立大学医学部 循環器・腎臓・高血圧内科学
    Web サイト: https://yokohama-medicine.org/index.html

    横浜市大_JROAD研究_プレスリリース _2020_0527.pdf

    日本腎臓学会により、田村功一主任教授も参加して「腎臓病診療における新型コロナウイルス感染症対応ガイド」が作成されました

    2020.05.08
    日本腎臓学会では2020年4月22日、理事長直轄委員会として「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策小委員会」が設立されました。
    そして、南学正臣副理事長が委員長として指揮をとられ、現時点で判明している事実をとりまとめ、短期間にて本ガイドが作成されました
    (Web: https://www.jsn.or.jp/topics/notice/_3718.php)。

    現時点で得られる情報に基づいて作成されており、今後、適宜改訂される予定です。

    2020年5月1日
    一般社団法人日本腎臓学会
    理事長 柏原 直樹 教授
    副理事長 南学 正臣 教授
    作成委員 田村功一 教授、他

    ・日本腎臓学会腎臓病診療における新型コロナウイルス感染症対応ガイド (PDFダウンロード用)
    Web: https://cdn.jsn.or.jp/data/JSN_COVID-19_taioguide.pdf

    循環器・腎臓・高血圧内科学 中山未奈医師が心不全患者における気管支喘息合併が予後に与える影響を発表。

    2020.05.08
    当教室の循環器・腎臓・高血圧内科学 中山未奈医師、独立行政法人国立病院機構相模原病院 循環器内科部長 森田有紀子医師らは、心不全患者に気管支喘息が合併するとその予後に悪影響を与えることを明らかにしました。
    本研究は、中山医師が相模原病院在籍時に森田循環器内科部長の指導の下行った臨床研究で、大学からの指導、サポート(秋山英一助教、小西正紹診療講師ら)を受け論文化されました。
    本研究はHeart and Vessels誌に掲載されました。
    Nakayama, M., Konishi, M., Akiyama, E., Morita, Y., Fukutomi, Y., Nakayama, N., Takamura, T., Tamura, K., & Kimura, K. (2020). Prognostic role of bronchial asthma in patients with heart failure. Heart and vessels, 35(6), 808?816.
    https://doi.org/10.1007/s00380-020-01555-7

    科学評論社刊行の『循環器内科』の最新号(今特集編集担当:田村功一主任教授)として『特集 心不全パンデミックへの挑戦』が発行されました

    2020.05.05
    脳卒中・循環器病対策基本法が2019年12月1日に施行され、今後は専門医、かかりつけ医、学会、医師会、自治体、省庁が密接に連携し、さらに総合的・包括的な循環器病対策が推進されていきます。
    そのような中、今回、田村功一主任教授が編集委員を務めております月刊『循環器内科(添付資料)』から、『特集 心不全パンデミックへの挑戦』が発行されました。


    科学評論社刊行の『循環器内科』第87巻第4号(2020年4月発行)
    特集 心不全パンデミックへの挑戦
    [冊子版ISSN:1884-2909 電子版ISSN:2188-9449]

    Web: http://www.kahyo.com/item/J202004-874



    ● 特集 心不全パンデミックへの挑戦
    ・巻頭言
    横浜市立大学循環器・腎臓・高血圧内科学 田村功一…373

    ・「脳卒中・循環器病対策基本法」成立の経緯と今後について
    東京大学循環器内科学 小室一成…375

    ・循環器疾患における高齢化の現況と展望:循環器疾患診療実態調査(JROAD)から
    国立循環器病研究センター心臓血管内科 中尾一泰ほか…381

    ・医師会からの心不全パンデミックへの挑戦
    日本医師会 羽鳥 裕…387

    ・国内外の心不全診療ガイドラインの潮流
    九州大学循環器内科学 筒井裕之…392

    ・心不全のステージ,左室駆出率による分類とHFmrEFの病態について
    北海道大学循環病態内科学 安斉俊久…397

    ・心不全の分子機序
    東京大学医学部附属病院循環器内科 野村征太郎…403

    ・心不全診療におけるMRIの有用性
    神奈川県立循環器呼吸器病センター循環器内科 加藤真吾ほか…412

    ・心不全の病因・進展因子としての高血圧
    熊本大学分子遺伝学 佐藤迪夫ほか…419

    ・心不全の病因としての糖尿病
    新潟大学循環器内科学 藤木伸也ほか…425

    ・心筋再生医療の現状と今後の展望
    慶應義塾大学循環器内科 関根乙矢ほか…432

    ・LVEFの低下した心不全(HFrEF)に対する薬物治療update
    奈良県立医科大学循環器内科 上田友哉ほか…439

    ・LVEFの保たれた心不全(HFpEF)に対する薬物治療update
    大阪大学循環器内科学 播磨綾子ほか…447

    ・心不全に対する心血管インターベンション治療update
    東海大学医学部付属病院循環器内科 伊苅裕二…452

    ・心不全での不整脈に対するアブレーション治療update
    東京女子医科大学循環器内科 江島浩一郎ほか…457

    ・心不全に対する心臓再同期療法(CRT) update
    横浜市立大学附属病院循環器内科 石川利之…464

    ・心不全に対する補助人工心臓治療update
    富山大学附属病院第二内科 今村輝彦ほか…470

    ・心不全に対するリハビリテーション治療update
    北里大学病院リハビリテーション部 濱崎伸明ほか…476

    ● 話題

    ・心不全におけるミオシン調節軽鎖リン酸化の意義
    大阪大学医化学 塚本 蔵ほか…482

    ・心臓線維芽細胞の機能変容がHFpEFの病態に果たす役割
    名古屋大学循環器内科 原 昭壽ほか…488

    ・心不全と血管モデルの研究開発
    横浜市立大学循環制御医学 石川義弘ほか…495

    ・心不全とIoT
    自治医科大学附属さいたま医療センター循環器内科 藤田英雄…501

    ・脳心血管抗加齢研究会(CCVAA)の取り組み
    長崎大学循環器内科学 前村浩二…506

    ● 解説

    ・ゲノム創薬の現状と心不全における創薬の可能性
    大阪大学遺伝統計学 鈴木 顕…509

    ・心不全における無菌性炎症とインフラマソーム
    自治医科大学炎症・免疫研究部 安齋文弥ほか…512

    ・先進医療・患者申出療養などの保険外併用療養とその周辺制度
    大阪市立大学医学部附属病院臨床研究・イノベーション推進センター 真田昌爾…520

    ・外科と内科の連携のあり方-当院での連携治療の試みから-
    関東中央病院循環器内科 伊藤敦彦ほか…526

    ・神奈川県内科医学会心臓血管病対策委員会の紹介
    神奈川県内科医学会心臓血管病対策委員会 堺 浩之ほか…532

    など、当教室や本学の関係者による寄稿もございますので、皆様是非お読みください!

    循環器・腎臓・高血圧内科学教室でリサーチクラークシップを行った医学部医学科 中井 優作さんが、第255回日本循環器学会関東甲信越地方会において優秀賞を受賞した活躍が、横浜市立大学 ホームページに掲載!

    2020.04.11
    循環器・腎臓・高血圧内科学教室でリサーチクラークシップを行った医学部医学科4年生 中井 優作さんが、2020年2月22日(土)ステーションコンファレンス東京で開催された、第255回日本循環器学会関東甲信越地方会において研究発表を行い、優秀賞を受賞しました。
    中井さんは、2019年に研究実習リサーチ・クラークシップの一環で、本学医学部循環器・腎臓・高血圧内科学教室の田村 功一主任教授、涌井 広道講師、上村 大輔助教、大学院生の鈴木 徹医師の指導のもと、取り組んだ研究について発表しました。
    一般演題とAwardセッションを含めて108演題という多くの、また大変レベルの高い演題が数多く発表された中、優秀な発表であると評価され受賞に至り、その活躍ぶりが横浜市立大学のホームページに掲載されました。
    中井 優作さん、誠におめでとうございます!
    2021年2月13日(土)には、田村 功一主任教授が第259回日本循環器学会関東甲信越地方会(東京)の会長を務める予定でもあり、さらに多くの本学医学生に発表いただけるよう、当教室では、今回の受賞も励みに、今後もより一層の努力を重ねていく所存です。


    写真: 受賞式の後の記念写真
    (左から、循環器内科 上村大輔助教、学会長 自治医科大学附属さいたま医療センター 循環器内科 藤田英雄 教授、受賞した医学部4年生の中井優作さん、田村功一主任教授、一人おいて、循環器内科 鈴木 徹大学院生)

    横浜市立大学のホームページの掲載記事:
    https://www.yokohama-cu.ac.jp/news/2020/2004010_nakaiyusaku.html

    日本循環器学会関東甲信越地方会:
    http://www2.convention.co.jp/jcs-kanto/index.html

    循環器内科 石上友章 准教授、腎臓・高血圧内科 涌井広道 講師、循環器内科 荒川健太郎 客員研究員、循環器内科 峯岸慎太郎 客員研究員、の4名に科研費交付が新規に内定!

    2020.04.07
    循環器・腎臓・高血圧内科学教室から、循環器内科 石上友章 准教授(基盤研究C)、腎臓・高血圧内科 涌井広道 講師(基盤研究C)、循環器内科 荒川健太郎 客員研究員(基盤研究C)、循環器内科 峯岸慎太郎 客員研究員(若手研究)、の4名に対しまして、令和2年度日本学術振興会科学研究費(科研費)交付が新規に内定しました。
    今回は、循環器内科から3名、腎臓・高血圧内科から1名の科研費交付の新規内定となります。

    科学研究費助成事業|日本学術振興会:
    https://www.jsps.go.jp/j-grantsinaid/

    田村功一主任教授が、世界腎臓デーに先行して2020年2月18日に開催された日本腎臓病協会(JKA)によるCKDプレスセミナーに参加しました

    2020.03.26
    NPO法人日本腎臓病協会(JKA)は協和キリン株式会社と2019 年5月に締結した「慢性腎臓病(CKD)プレスセミナー」を、世界腎臓デーに先行して2020 年2月18 日(火)に開催しました(写真1)。

    日本においては、実に成人の8人に1人は何らかの腎臓疾患を抱えていると言われています。
    高血圧や糖尿病、メタボリックシンドロームは知らないうちに腎臓にダメージを与えています。
    腎機能の低下は、高齢となったときにも起こる変化ですが、20、30、40歳代のうちから対策をとることで防ぐことができる可能性があります。

    今回のCKDプレスセミナーでは、毎年3月12 日の 「世界腎臓デー」を前に、慢性腎臓病(CKD)の疾患啓発や予防活動に精力的に取り組んでいる日本腎臓病協会(JKA)/日本腎臓学会の理事長、川崎医科大学腎臓・高血圧内科学主任教授の柏原直樹先生、埼玉医科大学腎臓内教授の岡田浩一先生、杏林大学腎臓内科教授の要伸也先生、東京女子医科大学教授の内田啓子先生、東京慈恵会医科大学腎臓 ・高血圧内科助教 福井亮先生、当教室の田村功一主任教授らが日本腎臓病協会(JKA)の取り組みや慢性腎臓病(CKD)について講演し、数多くの報道関係の方々に出席いただきました(写真2)。

    今回、日本腎臓病協会(JKA)の幹事長を務める島根大学医学部附属病院 腎臓内科 教授の伊藤孝史先生からは、毎年3月12 日の 「世界腎臓デー」に関連しての市民公開講座などの際にも利用可能な大変立派なロールアップバナーもいただきましたので(写真)、今後是非活用させていただきます。


    紹介サイト(DIME):
    3月12日は世界腎臓病デー!
    働き盛りのビジネスパーソンは知っておきたい、成人の8人に1人が慢性腎臓病という事実
    https://dime.jp/genre/867665/

    日本腎臓病協会(JKA):
    https://j-ka.or.jp
    (日本腎臓病協会へのご寄付もお願いいたします!)

    写真1:日本腎臓病協会(JKA)による慢性腎臓病(CKD)プレスセミナーを開催

    写真2:田村功一主任教授は健康長寿のさらなる向上のための「Cardiovascular and Renal Continuum」制御の重要性について講演

    写真3:毎年3月12 日の 「世界腎臓デー」に関連しての市民公開講座などの際にも利用可能な大変立派なロールアップバナーもいただきました(左から、湘南鎌倉総合病院 熊谷知博先生、Duke-NUS Medical School 山地孝拡先生(国境閉鎖にてまだ行けてません!)、田村功一主任教授、横浜第一病院 石井健夫先生)

    循環器内科(循環器病センター・心臓血管センター)、平和伸仁准教授、涌井広道講師、金口 翔助教の4名(団体)が、令和元年度 横浜市立大学 学長賞を受賞!

    2020.03.25
    循環器・腎臓・高血圧内科学教室(田村功一主任教授)から、附属病院循環器病センター・センター病院心臓血管センター、センター病院平和伸仁准教授、附属病院涌井広道講師、金口 翔助教の4名(団体)が、令和元年度 横浜市立大学 学長賞を受賞!
    横浜市立大学では、教育や研究、診療など各分野で優れた取組を行い、横浜市立大学のプレゼンスの向上及び各種活動の活性化に貢献した教員を学長が表彰するため、平成29年度より学長表彰制度が創設されました。
    選考の結果、令和元年度学長賞の奨励賞に循環器・腎臓・高血圧内科学教室の本学附属病院 循環器病センター・本学附属市民総合医療センター病院 心臓血管センター(合同受賞、写真1、写真2)、本学附属市民総合医療センター病院 腎臓・高血圧内科 平和伸仁准教授(写真3)、附属病院 腎臓・高血圧内科 涌井広道講師(写真4左)が選ばれました。
    また、令和元年度学長賞の若手奨励賞に附属病院 腎臓・高血圧内科 金口 翔助教(写真4右)が選ばれました。

    今回の4名(団体)の学長賞の受賞は、当教室が一体となって推進している診療・教育・研究に対する先進的な取り組みが大学からも高い評価を得ている証であると考えます。

    当教室では、今回の受賞を励みに、今後もより一層の努力を重ねていく所存です。

    写真1:附属病院 循環器病センター
    写真2:市民総合医療センター病院 心臓血管センター
    写真3:市民総合医療センター病院 腎臓・高血圧内科 平和伸仁准教授
    写真4:附属病院 腎臓・高血圧内科 涌井広道講師(左)、金口翔助教(右)

    『2020年2月15日にTKPガーデンシティPREMIUMみなとみらいにて第73回神奈川腎炎研究会(当番世話人:田村功一主任教授)を開催しました

    2020.03.20
    当教室では、令和2年2月15日(土)にTKP ガーデンシティPREMIUMみなとみらいにて第73回神奈川腎炎研究会(当番世話人:田村功一主任教授)を開催させていただきました。
    第73回とある通り本研究会の歴史は長く、日本腎臓学会の理事長を当時務められた上田 泰先生(東京慈恵会医科大学第2内科教授)の退職後に神奈川県衛生看護専門学校附属病院に赴任された際に、腎生検に基づく腎炎研究を神奈川県において推進するために立ち上げたのが本研究会であるとされます。
    その際の世話人として、越川昭三先生(昭和大学藤が丘病院)、前田貞亮先生(関東労災病院)、三村信英先生(虎の門病院分院)、石田尚志先生(聖マリアンナ医科大学)、丸茂文昭先生(北里大学腎臓内科)、堺 秀人先生(東海大学)、出浦照國先生(昭和大学藤が丘病院)、当教室の先輩(同門会員)の藤島 智先生(横浜市立大学第2内科学教室)が参加されました。
    第1回研究会は1984年に開催され、以降年2回で現在に至るまで定期開催されています。

    田村功一主任教授は、本研究会においてこれまでに計4回の症例発表の経験もあり、今回の研究会においても腎臓病理の専門のコメンテーター先生方をお招きして、横浜・神奈川・関東の腎臓内科専門医が幅広く集い、腎炎・ネフローゼ、糖尿病性腎臓病、動脈硬化性腎疾患などの腎疾患についての腎生検所見をもとにした幅広い検討が行われました(写真1)。
    会では、最初に特別講演の演者として、東海大学医学部内科学系腎代謝内科学准教授の豊田雅夫先生を招いて、「腎機能障害患者における 血糖コントロールを考える」にてご講演いただきました。
    また、藤沢市民病院 腎臓内科 専門医長の吉浦辰徳先生による「2次性血栓微小血管症(TMA)の一例」の発表は会場の注目を一気に集めて藤沢市民病院 腎臓内科のレベルの高さをアピールするとともに、2名の病理コメンテーターの先生方の腎組織病理診断も二つに割れるなど組織診断についての議論も白熱し、まさに腎臓内科学の醍醐味を堪能していただけたのではないかと思います(写真2)。

    今後は腎生検による腎組織診断においても、AIやICT技術の活用が進んでいくと期待され、日本腎臓学会においても既に取り組みが開始されている。
    また当教室でも日本腎臓学会とともに「腎臓病学の高みをめざす」ために、ゲノム医療に向けたAMEDの取り組みに参画し、疾病克服に向けたゲノム医療実現化プロジェクト推進のために来年度から「精緻な疾患レジストリーと遺伝・環境要因の包括的解析による糖尿病性腎臓病、慢性腎臓病の予後層別化と最適化医療の確立」研究も推進していく予定です。

    現在、本学附属病院では、当教室同門会の花クリニック院長の矢花眞知子先生に病理コメンテーターをお願いして、毎月1回火曜日夕方に附属病院8階の8-4カンファランスルームにて腎病理カンファランスを定期開催しており、腎臓・高血圧内科の若手医師に腎病理組織学について勉強する機会を設けています。
    また、附属病院の血液・リウマチ・感染症内科の膠原病グループの先生方との合同腎生検カンファランスも火曜日夕方に定期開催(2か月毎)しており、こちらは本学病態病理学の大橋健一主任教授にご指導いただいています。
    よろしければ、これらの会はオープンですので、よろしければ是非御参加いただければと思います。

    写真1:神奈川腎炎研究会の世話人の先生方や当教室員との記念撮影
    写真2:大活躍の藤沢市民病院腎臓内科の酒井政司部長と吉浦辰徳専門医長

    藤田孝之先生が福岡大学医学部 生理学講座 主任教授に、橋本達夫先生が神奈川歯科大学附属病院 内科教授に就任されることになりました。

    2020.03.13
    令和2年4月1日より、藤田孝之先生が福岡大学医学部 生理学講座 主任教授に、橋本達夫先生が神奈川歯科大学附属病院 内科教授に就任されることになりました。
    誠におめでとうございます。
    藤田先生、橋本先生はこれまでに数多くの実績をあげておりますが、今後、教授として益々のご活躍が期待されます。
    今後ともご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。

    福岡大学医学部生理学講座:
    http://www.med.fukuoka-u.ac.jp/physiol/index-j.html

    神奈川歯科大学附属病院:
    http://www.kdu.ac.jp/hospital/

    写真:医局会にて。
    藤田先生および橋本先生よりご挨拶をいただき、記念品の贈呈が行われました。
    遠山同門会長にも駆けつけていただきました。
    藤田孝之先生が福岡大学医学部 生理学講座 主任教授に、橋本達夫先生が神奈川歯科大学附属病院 内科教授に就任されることになりました。

    日本腎臓病協会(JKA)と大塚製薬との共同事業契約締結式に田村功一主任教授が出席しました ~ 腎臓分野における基礎研究の実用化を目指して ~

    2020.03.04
    2018年7月に厚生労働省健康局がん・疾病対策課から、「腎疾患対策検討会報告書~腎疾患対策の更なる推進を目指して~」が発出され、日本腎臓学会では各自治体と連携してのCKD対策事業を推進しています。

    日本腎臓学会の関連組織として設立されたNPO法人 日本腎臓病協会(所在地:東京都、理事長:柏原直樹、以下「日本腎臓病協会」)(WEB: https://j-ka.or.jp)では、日本腎臓学会とも密接に連携し、種々の腎臓病対策の立案、研究、医薬品・医療機器・診断薬開発、政策立案の関係者が一同に会するプラットフォームであるKidney Research Initiative-Japan(KRI-J)を組織・強化し、All Japan体制を構築して腎臓病克服をめざす活動を今後さらに精力的に推進しています。

    日本腎臓病協会と大塚製薬株式会社(本社:東京都、代表取締役社長:樋口達夫、以下「大塚製薬」)は、腎臓分野における若手研究者の基礎研究の実用化を目指した共同事業契約を、令和2年2月13日に締結しました。
    共同事業契約の締結式には、日本腎臓学会/日本腎臓病協会側からは、日本腎臓学会/日本腎臓病協会 理事長 柏原直樹 教授(川崎医科大学 腎臓・高血圧内科学)、日本腎臓学会 副理事長/日本腎臓病協会 理事 南学正臣 教授(東京大学 腎臓内科学/内分泌病態学分野)、日本腎臓学会 理事 岡田浩一 教授(埼玉医科大学 腎臓内科学)、日本腎臓学会 幹事 田村功一 教授(横浜市立大学 循環器・腎臓・高血圧内科学)、日本腎臓学会/日本腎臓病協会 中川利文 事務局長が出席しました(写真)。


    時事メディカル掲載記事:
    https://medical.jiji.com/topics/?c=34

    プレスリリース一覧:

    日本腎臓病協会ニュースリリース 
    https://j-ka.or.jp/newsinfo/2020/02/post-22.php

    大塚製薬ニュースリリース  https://www.otsuka.co.jp/company/newsreleases/2020/20200214_1.html

    写真(共同事業契約の締結式):
    前列左:日本腎臓病協会 柏原理事長;右:大塚製薬 研究部門担当 周藤取締役
    後列左から3人目:南学正臣 教授;2人目:岡田浩一 教授;左端:田村功一 教授

    医学部4年生の中井優作君が、第255回日本循環器学会関東甲信越地方会において、Student Award Finalistおよび優秀賞を受賞

    2020.02.29
    2019年度リサーチクラークシップで循環器・腎臓・高血圧内科学教室、田村教授グループに所属し研究を行った、医学部4年生の中井優作君が第255回日本循環器学会関東甲信越地方会(ステーションコンファレンス東京、令和2年2月22日)において研究報告を行い、Student Award Finalistおよび優秀賞を受賞しました。
    中井優作君は循環器内科鈴木徹医師(大学院生)、上村大輔助教のもと、収縮機能の保持された心不全におけるRANKL/RANK/OPGシステムの役割についての研究を行い、研究成果を同学会において報告しました。

    写真1:審査委員長より受賞される中井君 写真2:学会長、審査員長およびその他の受賞者との撮影(中井君は左から2番目)

    循環器・腎臓・高血圧内科上村大輔助教らの研究が、朝日生命成人病研究所の2019年度研究助成金に採択されました。

    2020.02.29
    循環器・腎臓・高血圧内科、田村教授グループ所属の鈴木徹医師(大学院生)、上村大輔助教らがすすめている研究課題である「収縮機能の保持された心不全モデルにおけるSGLT2阻害薬のカルシウム過負荷および左室スティフネスへの影響と心不全発症抑制効果の検討」に対して2019年度朝日生命成人病研究所助成金500000円が採択されました。

    横浜市立大学附属市民総合医療センター心臓血管センターでの経カテーテル的大動脈弁置換術(TAVI)が200症例を超えました!

    2020.02.15
    横浜市立大学附属市民総合医療センターにおける経カテーテル的大動脈弁置換術(TAVI)が200症例を超えました。

    また、TAVI専門施設に認定されました。

    当教室では、本学附属福浦病院と市民総合医療センター病院の2病院間では循環器内科の診療と研究の専門性におきまして、ある程度の機能分担を行いながら、ともに特色を活かしてさらなる診療向上のために邁進しています。

    例えば、横浜市立大学附属市民総合医療センター病院は、高度救命救急センターが完備しており循環器救急体制が充実しており、心臓血管センター内科部門では、急性心筋梗塞などの急性冠症候群(ACS)、不整脈、心不全の診療を中心に推進しています。
    さらにハイブリッド血管造影・手術室も完備しており、心臓血管センター外科部門・麻酔科・中央部門等に御指導・御協力いただきながら、TAVI(経カテーテル大動脈弁治療)、経カテーテル僧帽弁接合不全修復術(MitraClip)を中心にSHD(Structural Heart Disease)に対する高度先進的カテーテル治療も推進しています。


    横浜市立大学附属市民総合医療センター 心臓血管センター Webサイト:
    https://www.ycu-cardiac.jp

    循環器・腎臓・高血圧内科学の涌井広道講師、山地孝拡大学院生ら(GR)が、漢方薬六君子湯が慢性腎臓病による体重減少を抑制することを発見!

    2020.02.13
    横浜市立大学医学部 循環器・腎臓・高血圧内科学の涌井広道講師、山地孝拡医師(医学研究科大学院生)、小豆島健護博士(日本学術振興会海外特別研究員)、畝田一司客員研究員、田村功一主任教授らの研究グループは,株式会社ツムラとの産学連携研究において、慢性腎臓病モデルマウスを用いて、漢方薬「六君子湯(りっくんしとう)」が胃でのグレリン産生、腎臓でのグレリン受容体の発現増加、Sirtuin1活性化などの多面的な作用により、慢性腎臓病克服の鍵となる体重減少の改善効果をもたらすことを発見しました(図1)。
    研究成果は慢性腎臓病治療の新たな一助となる可能性があり、英国科学誌Scientific Reportsに掲載されました。

    掲載論文:
    Wakui H, Yamaji T, Azushima K, et al. Effects of Rikkunshito treatment on renal fibrosis/inflammation and body weight reduction in a unilateral ureteral obstruction model in mice Scientific Reports
    https://doi.org/10.1038/s41598-020-58214-0

    ※本研究は株式会社ツムラ、一般財団法人 横浜総合医学振興財団、公益財団法人 先進医薬研究振興財団、公益財団法人 かなえ医薬振興財団、公益財団法人 MSD生命科学財団、公益財団法人 上原記念生命科学財団、公益財団法人 ソルト・サイエンス研究財団、公益信託 循環器学研究振興基金、および国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)、横浜市立大学かもめプロジェクトなどによる研究助成、日本学術振興会の研究補助金を受けて行われました。

    横浜市立大学掲載サイト:
    https://www.yokohama-cu.ac.jp/amedrc/news/202002wakui_tsumura.html

    医療ニュースサイト: http://www.qlifepro.com/news/20200207/herbal-medicine.html

    横浜市立大学プレスリリース資料.pdf

    循環器・腎臓・高血圧内科学の涌井広道講師、山地孝拡大学院生ら(GR)が、慢性腎臓病によって体内時計の乱れが起き、結果として腎機能をさらに悪化させることを発見

    2020.01.16
    循環器・腎臓・高血圧内科学の涌井広道講師,山地孝拡大学院生ら(GR)は、早稲田大学 理工学術院 田原優准教授、柴田重信教授、およびUniversity of California Los Angeles, Department of Psychiatry and Biobehavioral SciencesのChristopher S. Colwell教授らとの国際共同研究により、慢性腎臓病によって体内時計の乱れが起き、結果として腎機能をさらに悪化させることを発見しました。

    ~国際腎臓学会の学術誌『Kidney International』に掲載(標準時間1月13日オンライン)~

    慢性腎臓病(chronic kidney disease: 以下、CKD)患者は、夜間の中途覚醒、睡眠の質低下、睡眠時間の減少、昼間の過度な眠気といった睡眠障害がしばしば見られ、体内時計(概日時計)の乱れが起きている可能性があります。
    体内時計、つまり時計遺伝子は、腎臓でも24時間の時を刻んでおり、血液からの老廃物の濾過、尿の生成、血圧調節などを制御しています。
    しかし、CKDと時計遺伝子の関連、さらには睡眠障害との関連については明らかになっていませんでした。
    今回、研究グループは、アデニン誘発性のCKDモデルマウスを用いて、体内時計の変化や睡眠障害について解析を行いました。
    また、時計遺伝子の一つであるClock(クロック)の変異マウスを用いることで、体内時計の乱れが腎臓病の発症、進行に影響を与えるのかについても検討しました。
    結果、CKDモデルマウスでは、活動量の低下、睡眠の断片化(中途覚醒の増加)、飲水行動・尿の増加が見られました。
    中枢時計では、時計遺伝子Period2(ピリオド2)の発現の日内リズムが減弱しており、これらの睡眠・行動の変化は中枢時計の減弱によるものと考察されました。
    さらに、腎臓の時計遺伝子、時計制御下の遺伝子発現の日内リズムも減弱していました。
    CKD患者では高血圧が起こるが、CKDモデルマウスでも高血圧、かつ低心拍数を示すと共に、睡眠時に血圧が低下しないnon-dipper型の変動を示しました。
    この結果は、CKD患者で多く見られるnon-dipper型高血圧を再現していると共に、本研究で見られた体内時計の乱れがnon-dipper型(日内リズムの消失)を引き起こしている可能性が示唆されました。
    次に、Clockの変異マウスを用いて、同様にアデニン誘発性のCKDモデルマウスを作製しました。
    結果、通常のマウス(WT)で作成したCKDモデルマウスに比べ、時計変異CKDモデルマウスでは腎機能の悪化、炎症・線維化の悪化が顕著でした。
    特に時計変異CKDモデルマウスにおいて、細胞外基質の分解酵素であるMMP-2/9(ゼラチナーゼ)の活性が高く、アデニン代謝物の腎臓内蓄積が多いことが腎障害増悪の原因と考えられました。
    これらの結果を総合すると、CKDにより、中枢時計や末梢臓器の時計の乱れが起きることで、睡眠・覚醒パターンや血圧、腎機能の昼夜差が失われ、さらに乱れた体内時計は腎機能の悪化を促進するという負の連鎖が起きていることが示されました。
    本研究から生活習慣を整えることで体内時計の乱れを防ぎ、腎臓病悪化の予防に繋がる可能性が示唆され、体内時計が乱れるメカニズムをさらに解明することで、新たな体内時計調節薬、腎臓病治療薬の開発につながることが期待されます。

    早稲田大学プレスリリース
    https://www.waseda.jp/top/news/67961

    大学ホームページ:
    https://www.yokohama-cu.ac.jp/amedrc/news/202001wakui_kidney.html

    掲載論文:
    Motohashi H, Tahara Yu, Whittaker DS, Loh DH, Wang HB, Yamaji T, Wakui H, Atsushi Haraguchi A, Yamazaki M, Miyakawa H, Hama K, Sasaki H, Sakai T, Hirooka R, Takahashi K, Takizawa M, Makino S, Aoyama S, Colwell CS, Shibata S. The circadian clock is disrupted in mice with adenine-induced tubulointerstitial nephropathy. Kidney International 2020, in press.
    https://www.kidney-international.org/article/S0085-2538(19)31046-4/fulltext

    循環器・腎臓・高血圧内科学教室の協力施設の厚済会の会誌「こうさい」の新年号(2020年1月号)を紹介します

    2020.01.15
    循環器・腎臓・高血圧内科学教室の協力施設の厚済会の会誌「こうさい」の新年号(2020年1月号)を紹介します。
    当教室の同門会副会長の大西俊正先生(医療法人社団 厚済会 会長)のインタビュー記事が掲載されています。

    * 医療法人社団 厚済会 ホームページ:
    https://www.kousai.or.jp/index.html

    * 厚済会会誌「こうさい」新年号(2020年1月号)表紙(添付資料1)
    * 厚済会会誌「こうさい」新年号(2020年1月号)から大西先生紹介(添付資料2)

    第36回首都心臓病カンファランス において市民総合医療センター心臓血管センターの佐藤亮佑先生が最優秀演題賞を受賞しました。

    2020.01.11
    第36回首都心臓病カンファランス において市民総合医療センター心臓血管センターの佐藤亮佑先生が最優秀演題賞を受賞しました。

    お問合せ

    横浜市立大学医学部 循環器・腎臓・高血圧内科学教室
    〒236-0004 横浜市金沢区福浦3-9 A365
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