横浜市立大学医学部 循環器・腎臓・高血圧内科学教室

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横浜市立大学医学部
循環器・腎臓・高血圧
内科学教室


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国外留学生の声

岩坪 耕策 先生 国外留学生の声

2006年より横浜市立大学病態制御内科学(腎臓高血圧内科)からUniversity of Medicine & Dentistry of New JerseyのDepartment of Cell Biology and Molecular Medicineに留学しています。
現在の研究内容は心不全のメカニズム解明及び治療薬の開発です。
これらは病態制御内科学の大学院時代に行った研究の延長で、現在はDr. Stephen F. Vatnerの指導の下、動物の心不全モデルを用いた心機能の評価、生化学・病理学的検討を行っております。
Dr. Vatnerはハリソン内科学の編集者として知られるDr. Eugene BraunwaldのHarvard Universityでの初期の弟子に当たり、虚血性心疾患や心不全の解明に多大な貢献をしてきた方です。
Dr. Vatnerの現在までの論文数は400を超えCell や New England Journal of Medicineなどの一流雑誌にその多くが掲載されています。
現在でもリサーチカンファレンスでは活発に発言してディスカッションをリードし、鋭く的確な指示を次々に出すので、参加している私も大変勉強になります。
大学のあるNewarkという都市はあまり治安の良い所ではなく帰宅の時に気を遣うのが日本と大きく違うところです。
留学は研究、生活共に困難の連続ですが、一流の研究者に触れられることは大きな喜びであり、留学の機会を与えて頂いたことを有り難く思っております。
最後になりましたが留学に際してご尽力頂きました梅村敏教授、戸谷義幸準教授及び腎臓高血圧内科の先生方に厚く御礼を申し上げます。

橋本 達夫 先生 国外留学生の声

ウィーンでのおすすめ研究生活
私は梅村教授就任時に第2内科大学院に入学して以来、木原実先生に指導いただいてまいりました。
大学院在学中に筑波大学深水研究室で分子生物学の基礎を学んだ後、第一病理助教、循環器腎臓内科助教を経て留学しました。
大学院在学中より続けていた研究成果は、昨年度の日本高血圧学会Young Investigator’s Awardをいただける結果となり、梅村教授、木原先生をはじめとしてご指導いただいた先生方、そしてともに研究をサポートしてくださった方々のおかげと感謝しております。
2008年から、ウィーンにある研究所にポスドクとして勤務しております。
ウィーンでの研究生活を紹介します。
私の勤務するInstitute of Molecular Biotechnology (IMBA)は、オーストリア共和国の首都ウィーンの都心にあり、分子病理研究所(IMP)、グレゴール・メンデル研究所(GMI)、そしてウィーン大学のバイオ研究部門などが隣接するウィーン・バイオセンターの一角にあります。
IMBAは8人のグループリーダーがいる比較的小さな研究所ですが、1999年創立の新しい研究所で、IMPと共通したサービス部門は非常に充実しています。
マウスハウス部門、基本試薬や培養メディウムを作成する部門、器具洗浄部門、蛋白科学部門、バイオインフォマティクス部門、組織解析部門そして顕微鏡部門などがあり、それぞれ充実した人材と機材がそろっています。
国、市そして企業からでている年間研究費は約17億円と潤沢です。
研究所にはヨーロッパをはじめとして世界各地から人材が集まっており、日本人をはじめとしたアジア人も多数います。
研究所内では英語を使用しています。
どのグループも毎年のようにNature、CellやScienceといったビックジャーナルに業績を発表しており、文字通り一流の研究所であるといえます。
また、大学院生は給料をもらいながら研究できるようで、世界中から人材が集まるひとつの要因となっているようです。
私の所属するグループでは13人のポスドクと5人の大学院生がそれぞれのテーマをもって研究しています。
研究生活自体は自由で、実験以外にあまり時間を拘束されるものはありません。
IMBA, IMPそしてウィーン大学の合同で行っているマンデーセミナーが毎週月曜午後に、そしてグループミーティングが水曜午前にあるだけです。
グループ内で行われている研究分野は、循環器、代謝、炎症、免疫、そして腫瘍と多岐にわたっています。
私の研究内容は、主に遺伝子改変マウスを用いた病態解明です。既に作成されたマウスを用いた解析と並行して、新しい遺伝子改変マウスを作製しています。
私は家内と9歳と4歳の男の子といった家族でウィーン生活を送っています。
横浜に比べるとウィーンは田舎といった印象を持ちますが、治安がいいので安心して生活ができます。どこの公園もよく整備されており、子供たちが安心して遊べます。
街の人々も非常に親切です。ベビーカーを見知らぬ人が一緒に電車から降ろしくれるといった光景は、日常的にみられます。
多くの市民は英語が通じ、しかもわかりやすい英語を使ってくれます。
いろいろな人種が生活しており、非常に国際的な街です。そのせいか、あからさまな人種差別は感じません。
とはいえ転居時にはいろいろと大変で、多くの方にお世話になりました。
この場をお借りして、重ねて御礼申し上げます。
写真は研究所近くのヴェルヴェデーレ宮殿と、胃切除後の再建法で有名なテードール・ビルロートです。
以前に比べて日本の基礎研究は発展しており、海外でなければ学べない技術はそれほど多くはなくなってきました。
私も留学は必要なのだろうかと思ったこともありました。
しかし、いろいろな国の優秀な人々と一緒に研究ができるという経験は、海外でなければできません。
特にIMBAのような恵まれた研究環境で研究することは、その後の研究活動の糧となることは間違いないと思います。
関連リンク
IMBAホームページ(Gr. Penninger)
http://www.imba.oeaw.ac.at/research/josef-penninger/team/
SciencePortal紹介記事(白楽ロックビル氏による紹介記事)
http://scienceportal.jp/HotTopics/inquiry/austria/02.html

押川 仁 先生 国外留学生の声

2008年3月からアメリカのシカゴにあるUniversity of Illinois at Chicago (UIC)に留学している押川です。
シカゴという町について、そして研究施設、研究内容について紹介したいと思います。
シカゴはアメリカ中西部のイリノイ州にあり、ニューヨーク、ロサンゼルスに次ぐアメリカ第3の大都市です。町の東側にはアメリカ五大湖のひとつであるミシガン湖が海のように広がっています。
また、ダウンタウンには高層建築が立ち並び、摩天楼発祥の地として知られています。
シカゴ市の北西にあるオヘア空港には日本からの直行便があり、またアメリカのほぼ中央に位置するという地理上の利点から、どこに移動するのもとても便利な町です。
世界屈指のシカゴ交響楽団や、MLBのシカゴカブス、ホワイトソックスの本拠地であり、エンターテイメントも充実しています。
また、シカゴにはゴルフ場が多く料金も安いので、週末にはコースをまわって実験の疲れを癒しています。
ただし、春から秋にかけては雨も少なく過ごしやすいのですが、11月から4月にかけては長く厳しい冬が続きます。
1月の一番寒い時期は昼間でも-20度以下にもなりますが、建物の中は暖かいですし、防寒対策をしておけば短時間の外出は可能です。
大学の医学部のキャンパスはダウンタウンのすぐ西に位置し、全米一の高さのシアーズタワーも近くにあります。
私が所属している薬理学教室のUshio-Fukaiラボは最近建てられたばかりの新しいビルに入っており、とても開放的なつくりになっています。
広い実験室をご主人のFukaiラボと共有しており、週に1回のラボミーティングも共同で行っています。
現在2つのラボには3人の日本人ポスドクを含め6人が所属しており、それぞれ広い研究スペースが確保されています。
2つのラボの共通テーマは酸化ストレスと心血管疾患に関する研究です。
私は現在、VEGFR2による血管新生を促進する遺伝子治療に関するプロジェクトと、VEGFR2シグナルの新しい調節因子に関するプロジェクトを併行してすすめています。
VEGFR2の新しい概念を提案して世間をあっといわせるべく、日夜研究に励んでおります。
幸いKOマウスやアデノウイルスなどの研究材料は豊富にあり、研究意欲さえあればいくらでもデータを出すことのできる環境なのではないかと思います。
ボスからも研究に関する適切な指導があり、参考になることばかりです。
帰国後、ここでの経験が医局に役立つものになるようさらに努力したいと思います。
研究だけに没頭できるのは留学中だけだと思いますので、そのような環境に興味のある方は留学を検討してみてはいかがでしょうか。



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